F1 マックス・フェルスタッペン カナダGP
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1カナダGPのフリー走行2回目にチームメイトのピエール・ガスリーとニアミスにより、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットの悪名高い“ウォール・オブ・チャンピオンズ”にホイールをヒットさせた。

マックス・フェルスタッペンは、フリー走行2回目の最初の予選シミュレーションのアタックを終えようといたが、低速走行中のピエール・ガスリーが最終シケインに向けて加速していた。

ピエール・ガスリーは、エンジニアから急ぐように命じられて急加速したが、マックス・フェルスタッペンはガスリーの後流によって空力に影響を受け、マシンは壁に追いやられた。マシンは修理が必要となり、その後のマックス・フェルスタッペンはセッションの残りの大半をピットで過ごすことになった。

マックス・フェルスタッペンはこのインシデントについて「最終シケインに差し掛かったらピエールが前にいた」と説明した。

「彼は加速を命じられていたけど、その後何が起きたのかは正確にはわからない。シケインに到着したら彼の後流を受けてアンダーステアになって壁にぶつかった。残念だ。そのために走行時間が少し減ってしまったからね」

ピエール・ガスリーは「ロマン(グロ―ジャン)の後ろでアタックの準備をしていたけど、チームからの連絡はかなり遅かった」と説明。

「チームから聞かされた時は、ちょうどアタックを始めたところだった。マックスが僕の5秒後方にいるのは知らなかった、彼がウォールにぶつかったと伝えられたけど、何が起きたのか正確にはわからなかった…あとで彼に会って、話し合うことになるだろう」

フリー走行2回目ではピエール・ガスリーが12番手、マックス・フェルスタッペンが13番手でセッションを終えた。しかし、フェルスタッペンは、壁にヒットしいていなくても、フェラーリとメルセデスの最速ラップタイムには及ばなかっただろうと語る。

「今日は4番手だったと思う。走っている時はまずまずだったけど、完璧ではなかった。やるべき仕事はまだあるけどそこまで離れているわけではない」



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