F1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、現時点でエンジンとシャシーの両面でメルセデスとフェラーリに匹敵できていないと語る。

ホンダのF1エンジンが昨年から大きな進歩を果たしているのは明らかだ。昨年、レッドブルはルノーのF1エンジンを搭載していたので比較はできないが、トロロッソのパフォーマンスからその進歩がどれくらいかはある程度推定できる。

昨年のF1アゼルバイジャンGPでピエール・ガスリー(当時トロロッソ)はポールタイムまで3秒差だったが、今年ダニール・クビアトは、バルテリ・ボッタスが記録したポールタイムから1.2秒差まで縮めている。

一方、昨年、ルノーのF1エンジンでレッドブルはポールタイムから0.5秒差だったが、今年はホンダのF1エンジンで0.6秒差とわずかにその差は開いた。

単純計算では、必然的にシャシー側に問題があることを示している。エイドリアン・ニューウェイが本格復帰して開発したRB15は、両ドライバーともに対応に苦労しており、マックス・フェルスタッペンはヨーロッパラウンドの開幕戦となるF1スペインGPでシャシー側の改善を求めている。

「僕たちがストレートでタイムを失っているのはわかっているし、それは秘密ではないと思う。でも、クルマという点で本当に違いを生み出すためには、もう少しセットアップを改善する必要がある。でも、レースではあまり不満はない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「スティントで7~8秒のギャップを縮められているのであれば、それはクルマが機能していることを示している。でも、もちろん、ドライバーとしてはもっと良いものを望むものだし、エンジニアがもっと良いものにしたいと常に思っていることを願っている」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング