F1 マックス・フェルスタッペン ホンダF1
マックス・フェルスタッペンがレッドブル・レーシングの2019年F1マシン『RB15』で初走行。初めて走らせたホンダのF1エンジンに笑顔をみせた。

レッドブル・レーシングは2月13日(水)にフィルミングデーを利用してシルバーストン・サーキットで新車『RB15』のシェイクダウンを実施。初めてホンダのF1エンジンを搭載するマシンのシステムチェックを行った。

以前、レッドブルとミナルディでF1を戦ったロバート・ドーンボスは、マックス・フェルスタッペンがタイトルに勝てるかはホンダのF1エンジン次第であり、勝てるクルマだと感じているかは新車での初走行後のフェルスタッペンの顔を見ればすぐにわかるだろうと発言。

「マックスがすぐに失望を抱けば、彼はそれを隠すことはしないだろう。彼はすぐに拳でテーブルを叩きつけるだろうね」

しかし、その心配はなさそうだ。マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダ RB15でトラブルなく3周を周回。走行を終えた後、Twitterに動画を投稿し、笑顔で“とても満足している”と語った。

「今日の作業が終わった。クルマで最初の走行を行った」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「初めて走ってみて笑顔になったし、クルマの挙動にはとても満足している。エンジンもいい感じだ。とてもポジティブだ」

「一緒に働いたホンダの人たちも本当に素晴らしいグループだ」とマックス・フェルスタッペンは初めての仕事となるホンダのF1スタッフたちにも好印象であることを語った。

F1は2月18日(月)からバルセロナ・サーキットでプレシーズンテストを開始。勢力図の一端が見えてくることになる。

そこでのホンダが、2019年型F1パワーユニット『RA619H』のパフォーマンスと信頼性を発揮できるかどうかに、レッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペンが2019年のF1世界選手権でタイトル争いに絡めるかどうかがかかってくる。

「新しいパートナーであるホンダに僕たちはたくさん期待している」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「僕たち全員がとてもポジティブだけど、少し時間をかける必要もあると思う。緒戦から完璧というわけにはいかないかもしれない。チームとしてミスをする瞬間はあるだろう。あるいは望み通りに進まないこともあるかもしれない」

「でも、非常に重要なのはチームとホンダが開発を改善するためにとても懸命に努力しているということだ。現時点ではとても楽観的だけど、現実的でもある。僕たちがどのようなパフォーマンスを発揮するかは時間が経てばわかると思う」



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