ストフェル・バンドーン
マクラーレンの育成ドライバーで、2015年のGP2チャンピオンを獲得したストフェル・バンドーンは、F1への望みのためには2015年のGP2シリーズを支配することが重要だとわかっていたと述べた。

昨年、GP2での初シーズンを2位で終えたベルギー出身のストフェル・バンドーン(23歳)は、今年ARTで他者を寄せ付けない強さを見せた。

ここまでストフェル・バンドーンは、5勝、8回の表彰台、4回のポールポジションを獲得。4レースを残して2015年のGP2のタイトルを獲得した。

「自分の仕事が何かはわかっていた」とストフェル・バンドーンは述べた。

「僕は2シーズン目にシリーズを支配したかった。なんとかそれができて素晴らしい気分だ」

昨年、バーレーンでのGP2デビュー戦で優勝したストフェル・バンドーンだったが、その後、調子を落としていた。

2015年シーズンに疑いを抱いたことはあったかと質問されストフェル・バンドーンは「いいや、いかなる時も疑ったことはなかった」と述べた。

「2014年シーズン終了後、すでに僕たちがどの位置で戦うかをわかっていることは良いベンチマークになった」

「去年はちょっとトリッキーなスタートを切った。僕のミスもあったし、チームのミスもあった」

「でも、シーズンの終了後は良い転機だった。自分だけでなく、マシン面、戦略面のすべてをテーブルに揃えた」

「僕はドライバーとして良くなっていたし、ミスも少なくなっていた」

「冬の間、僕たちはいかなるミスも避けなければならないと話し合った。タイトルを取り戻すのはそれが唯一の方法だったからね」

「小さなミスはしたかもしれないけど、壊滅的なものはなかった。それが鍵だったと思う」

「僕にはキャリアの序盤からずっとスピードがあった。でも、長年にわたって、常にチャンピオンシップをかなり高い位置で終えてはいたけど、いつも全てをまとめられてはいなかった」

「それでも、改善する必要のあることは常にあった。今でも改善できることはある」

「でも、今年は全てをまとめることができた」

マクラーレンはが、2016年もジェンソン・バトンとの契約に合意したことで、ストフェル・バンドーンが、すぐにF1昇格の可能性は低くなった。

しかし、ストフェル・バンドーンは2016年にF1グリッドに並べることを期待している。

「残念ながら、現時点では何も決まっていないけど、僕は楽観的だ」

「いくつかチャンスはあると感じている。今後数日、数週間が、来年のためには重要になる」

「残り2ラウンドでGPタイトルを獲得できたのは贅沢なことだ。仕事は完了したし、今はリラックしているし、プレッシャーもない」

「もっと勝利を収めるために懸命にプッシュしていくし、最高潮でシーズンを終えたい」

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カテゴリー: F1 / ストフェル・バンドーン / GP2