ギド・ヴァン・デル・ガルデ
ギド・ヴァン・デル・ガルデが、ザウバーの2015年F1マシン『C34』でシート合わせを行った。

2015年のザウバーとのレース契約を巡る裁判に勝訴したギド・ヴァン・デル・ガルデ。ビクトリア州最高裁判所はザウバーにギド・ヴァン・デル・ガルデの出走を求めている。

ザウバーがビクトリア州最高裁判所の命令に従わない場合、資産を押収される可能性がある。

ザウバーはアルバート・パーク・サーキットに持ち込んだマシンや機材を含む資産リストの提示を求められている。

現時点での問題は、期限が切れているギド・ヴァン・デル・ガルデのスーパーライセンス。ギド・ヴァン・デル・ガルデは12日、「ザウバーは僕たちと一緒にやらなければならない。それ以外には何の問題もないんだ。スーパーライセンスは素早く取得できると確信している」と述べている。

FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは報道陣に対して「ジュネーブの安全局が対応する」と説明した。

13日(金)の朝、ギド・ヴァン・デル・ガルデは、マーカス・エリクソンのガレージでザウバー C34のシート合わせを実施。レーシングスーツもマーカス・エリクソンのものを着用していた。

一方、パドックでは、ザウバーが審議の弁護として、今週末にギド・ヴァン・デル・ガルデを走らせることは安全面に問題があると主張したことに波紋が広がっている。

ジェンソン・バトンは「モータースポーツでは常に安全が懸念されているし、軽く使ってはいけないと思う。僕はギドに対してそれを使うのはアンフェアだと思っている」とコメントした。

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カテゴリー: F1 / ギド・ヴァン・デル・ガルデ / ザウバーF1チーム