トヨタ、2020年のニュル24時間レースにレクサスLCで3年目の挑戦
TOYOTA GAZOO Racingは、2020年5月21日(木)~24日(日)にドイツで開催される第48回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(以下、ニュル24時間レース)に3年目となるレクサスLCで参戦することをTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL2019で発表した。

ニュル24時間レースは、世界一過酷なコースと言われるドイツ中部のニュルブルクリンクで毎年5月頃に開催され、200台近くが参戦することでも知られている。

TOYOTA GAZOO Racingが目指す「もっといいクルマづくり」の活動の原点として、ニュル24時間レースへは、2007年よりトヨタ社員自らが製作したレース車両で、社員メカニック・エンジニアで構成するチームによる参戦を続けており、2020年で14年目となる。

2020年は、3年目となるレクサスLCで参戦する。過去2年間、レクサスLCはニュルブルクリンクの手厳しい洗礼を受け、完走はしたものの、それぞれ数時間をピットで過ごし、不具合を修復することを余儀なくされた。2020年は、過去2年間の苦しい経験を糧として、新開発エンジンをはじめとした、将来スポーツカーなどの市販車に活かすための数々の新技術を先行投入し、ノートラブルで走りきることを目指す。そして、「人を鍛え、クルマを鍛える」活動の実践を通じ、「もっといいクルマづくり」を追求する。

ドライバー体制は、ニュル24時間レース参戦6回目となる石浦宏明選手をリーダーに、佐々木雅弘選手、大嶋和也選手、蒲生尚弥選手という、いずれもニュル24時間レースの経験豊富な布陣で臨む。ドライバー、メカニック、エンジニアが一丸となってレースに挑む。

石浦宏明
この度2020年のニュル24時間レースに参戦する機会をいただき、感謝しています。自分としては久しぶりのニュル24時間レースにワクワクする気持ちとともに、セッティングリーダーとしての責任を感じています。このプロジェクトは、毎年クルマづくりを続けてきたことで蓄えられているノウハウもたくさんあり、それを生かしながら、さらに速くて安全に誰もが楽しめるクルマを開発していきたいと考えています。過酷なニュル24時間レースでしか鍛えられないことがたくさんあり、それだからこそ挑戦する意味があると思います。みんなで力を合わせてレクサスLCを鍛え、しっかりクルマづくりにフィードバックし、技術を蓄積し、もっといいクルマづくりに貢献していきたいと思います。ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

レクサスLCのニュル24時間レース参戦を通じ、主に以下の分野で将来市販車への採用予定の先行開発技術を投入する。
・エンジン開発(新開発V8ツインターボエンジン)
・ボデー開発(軽量高剛性ボデー構造、新開発空力アイテム、ドライバー支援アイテム)
・サスペンション開発(軽量高剛性サスペンション、軽量化ホイール、高応答アブソーバー)
・運動制御開発(各種制御システムの進化)
(VSC:車両安定制御システム、TRC: トラクション・コントロール, ABS:アンチロック・ブレーキシステム)

チーム名TOYOTA GAZOO Racing
車両/クラスレクサスLC/SP-PROクラス(予定)
主な仕様エンジンV8ツインターボエンジン(新開発)
タイヤブリヂストン
ドライバー(予定)石浦 宏明 (Hiroaki Ishiura 日本)
佐々木 雅弘 (Masahiro Sasaki 日本)
大嶋 和也 (Kazuya Oshima 日本)
蒲生 尚弥 (Naoya Gamo 日本)
チーフ・メカニック原田 城正 (Shiromasa Harada)トヨタ自動車社員(凄腕技能養成部)
エンジニア・リーダー加藤 大示 (Hiroshi Kato) トヨタ自動車社員(GRプロジェクト推進部)


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カテゴリー: F1 / トヨタ