KERSの安全性を懸念するトヨタF1チーム(画像)
トヨタF1チームは、KERSの導入を決定していないことをエンジン部門シニアゼネラルマネージャーであるルカ・マルモリーニが明かした。

2009年にF1への導入が予定されるKERSに関して、BMWザウバーやレッドブルなど、いくつかのチームが開発段階で苦労しているには明らか。

ルカ・マルモリーニは、「全チームが問題を抱えている」と語った

「400kJ(1周あたりの出力)など実際には必要ない」

「KERSを使う必要がないんだ」

「FIAは、我々に選択の自由を与えている。クルマを速く走らせることを常に考えなくてはならない」

そして、重要な検討事項として、KERSの故障によるリタイアの可能性をあげた。

「現在、そのような問題を慎重に検討している。トヨタは市販車のこの種のテクノロジーでは多くの経験がある。したがって、安全性が主な懸念事項だ」

トヨタは、安全性を理由に、KERSの導入を2010年まで延期するという紳士協定に賛成しているとされている。


関連:KERS

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / トヨタ