山本尚貴 「みなさんに感謝しつつ思い切って楽しみたい」
山本尚貴が、明日に迫ったF1日本GPの金曜フリー走行1回目についての思いを語った。
木曜日から鈴鹿サーキットではF1日本GPの本格的な準備がスタート。前日に鈴鹿入りしたという山本尚貴は、午前中まらミーティング、トラックウォーク、写真撮影やメディア対応、マシンでの最終シート合わせやコックピット脱出テストなど慌ただしい一日を過ごした。
「いくつら時間があっても足りないし、いくら頭があっても足りないくらいという状態です」と山本尚貴はコメント。
「鈴鹿の経験はたくさんあるんですけど、F1の実相の経験はまったくないので、できる限りの準備をしようと頑張っている最中です。本当に時間が過ぎるのがあっという間という感じです」
国内で長年SUPER GTとスーパーフォーミュラを戦ってきた山本尚貴にとって、鈴鹿は熟知したサーキット。トラックウォークはコースのチェックという点では意味はないかもしれないが、チームスタッフと過ごす時間は有意義だったと語る。
「きれいですね。看板も全部リニューアルされているし、縁石と縁石の外のランオフエリアも綺麗にされているし、人工芝も綺麗に緑にペイントされているなど新しいサーキットみたいに見えて、常にこういう感じで走れたらいいなと思いました。そういった所もすべて新鮮に映りました」
「国内で走ってるからトラックウォークをしなくてよいわけではないですが、これだけ大きく1年の中で変わることもないですし、今、ほかに重きを置いた方がよいこともたくさんあるので、トラックウォークしている選手は実はそんなに多くはいないんです」
「特に僕は鈴鹿はよく知っているので、このコーナーは右かとか、これだけバンクがついているとかの確認の作業はする必要がない。それよりも改めて自分と一緒に仕事をするチーフエンジニア、パフォーマンスエンジニア、PUエンジニアとみんなで一緒の時間を過ごして1周5~6kmをその時間をずっとクルマについて語りながら、歩けたというのは一番ゆっくり時間を過ごせたと感覚的には思っています」
1セッション限りとなる走行だが、決して思いで作りのためだけでなく、チーム、ホンダ、そして、ファンから求められていることに応えたいと山本尚貴は語る。
「レーシングドライバーとしては壊してもいい状況といのはどこにもないと考えています。これが明日、ピエールが乗ろうが乗るまいが、チームが大切に作ってきたクルマなので、壊すわけにはいかないと。だけどレーシングドライバーは常にリスクを背負いながらギリギリを攻めていかないといけないし、攻めた先にクルマを壊すようなことがあってもそれをしっかりと見届けてくれるチームがいれば、責められることはないと思います」と山本尚貴はコメント。
「ただ自分が置かれている状況を考えれば、当然クルマを壊すわけにはいかないし、だけど皆さんに求められていることもよく分かっているし、僕も思い出作りでF1を運転することだけだったら普通に運転はできるんですが、思い出を作るためにここに来ている訳ではないし、90分という限られた時間で、実質3ラン、インストレーション合わせてプランが4ランで、タイヤのセット数も決まっている中で、チームが作ってきたプログラムにリクエストしてちょっとでも自分がクルマを習熟できるような枠を作ってくれているので、その中で自分がどこまでやれるか」
「思い出作りでF1を運転することだけなら全然普通に運転はできるんですけど、そのためにここに来ているわけではないし、90分という限られた時間の中でどこかでやれるか。実質3ランしかできないですし、タイヤのセット数も決まっている。その中で自分がどこまでやれるか」
「時間がたっぷりあって練習すれば速く走れるようになれる人はたくさんいると思うんですけど、この限られた時間のなかでどれだけ習熟度が高くして、マシンをどれだけ自分のものにできるのかということが、ドライバーとしてひとつ求められていると思っているので、明日それができるのかどうかは自分の実力次第だと思います」
「とは言え、こんな機会なかかな貰えるものではないので、みなさんに感謝しつつ思い切って楽しみたいと思っています。思いはいろいろありますが、ちょっと一言では言い表せません。レーシングドライバーは結果がすべて。明日は走りで応えたいと思います」
カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1
木曜日から鈴鹿サーキットではF1日本GPの本格的な準備がスタート。前日に鈴鹿入りしたという山本尚貴は、午前中まらミーティング、トラックウォーク、写真撮影やメディア対応、マシンでの最終シート合わせやコックピット脱出テストなど慌ただしい一日を過ごした。
「いくつら時間があっても足りないし、いくら頭があっても足りないくらいという状態です」と山本尚貴はコメント。
「鈴鹿の経験はたくさんあるんですけど、F1の実相の経験はまったくないので、できる限りの準備をしようと頑張っている最中です。本当に時間が過ぎるのがあっという間という感じです」
国内で長年SUPER GTとスーパーフォーミュラを戦ってきた山本尚貴にとって、鈴鹿は熟知したサーキット。トラックウォークはコースのチェックという点では意味はないかもしれないが、チームスタッフと過ごす時間は有意義だったと語る。
「きれいですね。看板も全部リニューアルされているし、縁石と縁石の外のランオフエリアも綺麗にされているし、人工芝も綺麗に緑にペイントされているなど新しいサーキットみたいに見えて、常にこういう感じで走れたらいいなと思いました。そういった所もすべて新鮮に映りました」
「国内で走ってるからトラックウォークをしなくてよいわけではないですが、これだけ大きく1年の中で変わることもないですし、今、ほかに重きを置いた方がよいこともたくさんあるので、トラックウォークしている選手は実はそんなに多くはいないんです」
「特に僕は鈴鹿はよく知っているので、このコーナーは右かとか、これだけバンクがついているとかの確認の作業はする必要がない。それよりも改めて自分と一緒に仕事をするチーフエンジニア、パフォーマンスエンジニア、PUエンジニアとみんなで一緒の時間を過ごして1周5~6kmをその時間をずっとクルマについて語りながら、歩けたというのは一番ゆっくり時間を過ごせたと感覚的には思っています」
1セッション限りとなる走行だが、決して思いで作りのためだけでなく、チーム、ホンダ、そして、ファンから求められていることに応えたいと山本尚貴は語る。
「レーシングドライバーとしては壊してもいい状況といのはどこにもないと考えています。これが明日、ピエールが乗ろうが乗るまいが、チームが大切に作ってきたクルマなので、壊すわけにはいかないと。だけどレーシングドライバーは常にリスクを背負いながらギリギリを攻めていかないといけないし、攻めた先にクルマを壊すようなことがあってもそれをしっかりと見届けてくれるチームがいれば、責められることはないと思います」と山本尚貴はコメント。
「ただ自分が置かれている状況を考えれば、当然クルマを壊すわけにはいかないし、だけど皆さんに求められていることもよく分かっているし、僕も思い出作りでF1を運転することだけだったら普通に運転はできるんですが、思い出を作るためにここに来ている訳ではないし、90分という限られた時間で、実質3ラン、インストレーション合わせてプランが4ランで、タイヤのセット数も決まっている中で、チームが作ってきたプログラムにリクエストしてちょっとでも自分がクルマを習熟できるような枠を作ってくれているので、その中で自分がどこまでやれるか」
「思い出作りでF1を運転することだけなら全然普通に運転はできるんですけど、そのためにここに来ているわけではないし、90分という限られた時間の中でどこかでやれるか。実質3ランしかできないですし、タイヤのセット数も決まっている。その中で自分がどこまでやれるか」
「時間がたっぷりあって練習すれば速く走れるようになれる人はたくさんいると思うんですけど、この限られた時間のなかでどれだけ習熟度が高くして、マシンをどれだけ自分のものにできるのかということが、ドライバーとしてひとつ求められていると思っているので、明日それができるのかどうかは自分の実力次第だと思います」
「とは言え、こんな機会なかかな貰えるものではないので、みなさんに感謝しつつ思い切って楽しみたいと思っています。思いはいろいろありますが、ちょっと一言では言い表せません。レーシングドライバーは結果がすべて。明日は走りで応えたいと思います」
カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1