トロロッソ・ホンダ 「非常に期待外れなレース週末」 / F1イタリアGP
トロロッソ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トスト、チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、F1イタリアGPはチームにとって“期待外れな週末”だったと口を揃えた。
ダニール・クビアトは、トップ10を狙える位置を走り、バーチャルセーフティカーの絶好のタイミングでピットインした直後にオイル漏れによって白煙を上げてリタイア。ピエール・ガスリーは、ランス・ストロールを避けるためにコース外に出たことが最後まで響き、11位でフィニッシュすることになった。
「チームとしてフラストレーションのたまるレースだった」とジョナサン・エドルズは振り返る。
「クリーンエアに出た際には見事なペースを発揮できるマシンに仕上がっていたので、大量ポイントを獲得する力はあったはずだ。レース序盤は問題なく、いくつかのインシデントのアドバンテージをうまく生かせた。残念ながら、ピエールはコース復帰しようとしていたストロールとの接触を回避するためにコース外を走らざるを得ず、大きくタイムを失った。そのせいでポジションを落とし、もっと良い結果を出す可能性にも影響した」
「ダニー(クビアト)に関しては本当に強力なレースをしていたので、長く走り、レース中盤に前が開けた状態でマシンのペースを生かすことを計画し、彼は懸命にプッシュしていた。バーチャルセーフティカーがいいタイミングで入ったので、2台をピットに入れ、そこから大きなアドバンテージを得られるはずだったが、ダニーがピットアウトする際にスモークが確認され、データでオイル漏れがあることに気づいた。今後のレースのために温存するため、コース上でストップさせることにした。ダニーには7位が見えていたので残念だ」
「ポジティブな点はマシンが良いペースを発揮していたことだ。そのため歴史的に我々が良いパフォーマンスを発揮してきたシンガポールに向かえることに満足してもいる。今シーズン序盤に学んだことを生かし、競争力を発揮できる良いパッケージに仕上げる自信はある」
フランツ・トストは「ダニールが12番手、ピエールが17番手からレースをスタートした。両ドライバーともかなり良いスタートを決め、12番手と14番手でオープニングラップを終えた。最初の数周はすべてをコントロールできており、できるだけ長くステイアウトして後半にオプションタイヤに履き替えることを狙ってプライムタイヤでスタートした」とコメント。
「残念ながら、ピエールのレースはストロールによって悪影響を受けた。接触を回避するためにグラベルトラップを走らざるを得なくなり、タイムを大量に失い、おそらくはマシンパフォーマンスも失った」
「バーチャルセーフティカー中に2台をピットに入れてオプションタイヤに交換することにしたが、すべてうまくいっていた。ダニールがレースに戻った際、6番手で素晴らしいペースを発揮していたので、オイル漏れでリタイアしなければ、6位か7位でフィニッシュできたと思っている」
「その後、ピエールはノリスの後ろに詰まってしまい、オーバーテイクできず、11位でフィニッシュすることになった。もっと良い結果を期待していたので非常に期待はずなレース週末になったが、シンガポールでもっと強力な競争力を示すためにもすべてを分析しなければならない」
カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1
ダニール・クビアトは、トップ10を狙える位置を走り、バーチャルセーフティカーの絶好のタイミングでピットインした直後にオイル漏れによって白煙を上げてリタイア。ピエール・ガスリーは、ランス・ストロールを避けるためにコース外に出たことが最後まで響き、11位でフィニッシュすることになった。
「チームとしてフラストレーションのたまるレースだった」とジョナサン・エドルズは振り返る。
「クリーンエアに出た際には見事なペースを発揮できるマシンに仕上がっていたので、大量ポイントを獲得する力はあったはずだ。レース序盤は問題なく、いくつかのインシデントのアドバンテージをうまく生かせた。残念ながら、ピエールはコース復帰しようとしていたストロールとの接触を回避するためにコース外を走らざるを得ず、大きくタイムを失った。そのせいでポジションを落とし、もっと良い結果を出す可能性にも影響した」
「ダニー(クビアト)に関しては本当に強力なレースをしていたので、長く走り、レース中盤に前が開けた状態でマシンのペースを生かすことを計画し、彼は懸命にプッシュしていた。バーチャルセーフティカーがいいタイミングで入ったので、2台をピットに入れ、そこから大きなアドバンテージを得られるはずだったが、ダニーがピットアウトする際にスモークが確認され、データでオイル漏れがあることに気づいた。今後のレースのために温存するため、コース上でストップさせることにした。ダニーには7位が見えていたので残念だ」
「ポジティブな点はマシンが良いペースを発揮していたことだ。そのため歴史的に我々が良いパフォーマンスを発揮してきたシンガポールに向かえることに満足してもいる。今シーズン序盤に学んだことを生かし、競争力を発揮できる良いパッケージに仕上げる自信はある」
フランツ・トストは「ダニールが12番手、ピエールが17番手からレースをスタートした。両ドライバーともかなり良いスタートを決め、12番手と14番手でオープニングラップを終えた。最初の数周はすべてをコントロールできており、できるだけ長くステイアウトして後半にオプションタイヤに履き替えることを狙ってプライムタイヤでスタートした」とコメント。
「残念ながら、ピエールのレースはストロールによって悪影響を受けた。接触を回避するためにグラベルトラップを走らざるを得なくなり、タイムを大量に失い、おそらくはマシンパフォーマンスも失った」
「バーチャルセーフティカー中に2台をピットに入れてオプションタイヤに交換することにしたが、すべてうまくいっていた。ダニールがレースに戻った際、6番手で素晴らしいペースを発揮していたので、オイル漏れでリタイアしなければ、6位か7位でフィニッシュできたと思っている」
「その後、ピエールはノリスの後ろに詰まってしまい、オーバーテイクできず、11位でフィニッシュすることになった。もっと良い結果を期待していたので非常に期待はずなレース週末になったが、シンガポールでもっと強力な競争力を示すためにもすべてを分析しなければならない」
カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1