F1 トロロッソ・ホンダ ベルギーGP
トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1ベルギーGP初日のトロロッソ・ホンダの作業を振り返り、“十分に戦えると感じている”と語った。

スパ・フランコルシャンは年間カレンダーで最長となる1周7.004kmというコースレイアウトと、「オー・ルージュ」と呼ばれる急激な登りコーナーに代表される高速セクションが特徴のサーキット。

トロロッソ・ホンダは、夏休み前のF1ハンガリーテストで試したセットアップアイデアを持ち込み、FP1ではブレンドン・ハートレーが空力性能テスト、ピエール・ガスリーがメカニカル面のテストを実施。

ピエール・ガスリーはFP1を11番手、FP2を15番手、ブレンドン・ハートレーはFP1を14番手、FP2を17番手で終えた。

ジョナサン・エドルズは、スパ・フランコルシャンのサーキットの特性がトロロッソ・ホンダのマシンに合わないのではないかと懸念していたが、十分に戦えると感じられる結果が得られたと語る。

「2週間の夏休みを経て、シーズン後半戦の幕開けを迎えるのにスパ以上に最適な場所はない。このコースはコンディションの変化が予想不可能で、いつもおもしろいレース展開を見せてくれる」とジョナサン・エドルズはコメント。

「今日は雨の予報がされていたが降ることはなく、穏便に2回のセッションを走ることができた。ハンガリーではいいテストができ、そのテストをふまえて違うコースで試してみたかったいくつかのセットアップのアイディアを持ち込んだ」

「まず、P1は2台のマシンそれぞれで違ったテスト項目を試すことを主に行った。ブレンドンが空力性能のテストをし、一方でピエールはメカニカルなテストを行った」

「このサーキットの特性が我々のマシンに合わないのではないかと懸念していたが、このセッションを通して得た結果は期待していたものとなり、十分に戦えると感じている。セッション中はデータを解析しながら、それぞれのマシンに最適なセットアップを適応することができた」

「P2は通常のセッションと同じく、ショートランのあとにロングランでテストした。ミディアムタイヤを温度の低いコンディションで温めるのが難しく感じたが、スーパーソフトタイヤでのマシンのバランスにはドライバーたちは満足していたようだ」

「ラップタイムには満足していないが、P2で競合チームのタイムが落ちていたので、その原因を今夜解明し、明日に活かせるように努めたいと思う」

F1ベルギーGPの2日目は25日(土)、正午(日本時間午後7時)よりプラクティス3、午後3時(日本時間午後10時)より予選が行われる。

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / F1ベルギーGP