F1 トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めていたジェームス・キーが辞任。マクラーレンの新テクニカルディレクターに就任すると報じられている。

トロロッソ・ホンダに激震が走った。BBC の報道によると、ジェームス・キーがトロロッソからマクラーレンに移籍する時期はまだ未定であり、今後マクラーレンとトロロッソとの間で交渉されるガーデニング休暇の期間によって左右されるとしている。

マクラーレンは、昨シーズン限りでホンダとの3年間のパートナーシップを解消して、今年からルノーのF1パワーユニットに変更。しかし、今季のリザルトは予想をはるかに下回っており、エンジニアリング部門の再編が行われてる。

今回のジェームス・キーの移籍に伴い、マクラーレンはエンジニアリングディレクターのマット・モリスが退任するという。4月には最高技術責任者のティム・ゴス、先月にはスポーティングディレクターのエリック・ブーリアが辞任しており、エンジニアリング担当のトップではエアロダイナミスのピーター・プロドロモウだけが残ることになるという。

ジェームス・キーが、マクラーレンで新しい役割を開始する時期は未定だが、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、F1の標準的なガーデニング休暇期間を短縮するためにトロロッソを説得すると考えられている。

BBC によると、その交渉の切り札としてマクラーレンは育成ドライバーのランド・ノリスのローン移籍を含めるとしている。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、トロロッソ・ホンダで結果の出ないブレンドン・ハートレーと交代してランド・ノリスを獲得しようと試みたが、マクラーレンによって拒否されている。

マクラーレンは、ジェームス・キーのガーデーニング休暇を短縮することと引き換えに、2019年にランド・ノリスをトロロッソ・ホンダにリリースするという。それが実現すれば、早ければ10月にもジェームス・キーがマクラーレンに加入するとみられている。

ジェームス・キー(46歳)は、F1界で最も優秀なエンジニアの一人として数えられている。

1988年にジョーダンに加入したジェームス・キーは、ミッドランド、フォース・インディアとチームのオーナーシップが変更するなかで12年間在籍し、テクニカルディレクターとして2009年にはジャンカルロ・フィジケラのスパでのポールポジション獲得と2位フィニッシュを支えた。2010年にはザウバーに移籍。BMWが撤退してどん底にあったチームを表彰台争いができるまでに変貌させた。

そして、2012年9月にトロロッソに加入。5年契約が期限を迎える2017年にはウィリアムズへの移籍が噂されたが、2年契約を結んでトロロッソに残ったとされている。

だが、ジェームス・キーはかねてからイングランドで生活することを希望しており、それがマクラーレン決定に大きな影響を及ぼしたと考えられている。

トロロッソ・ホンダの体制がどのようになるかはまだわからないが、副テクニカルディレターを務めていたジョディ・エギントンがテクニカルディレクターに昇格すると考えられている。

また、マクラーレンを離れるマット・モリスは、ウィリアムズが次の勤務先になると報じられている。

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カテゴリー: トロロッソ | ホンダF1 | マクラーレン