F1 スクーデリア・トロ・ロッソ ホンダF1
トロ・ロッソは、ホンダのF1パワーユニットを搭載した第1号マシン『STR13』を2月25日(日)にバルセロナで発表する。

トロ・ロッソは、2015年にレッドブルがミナルディを買収して設立。レッドブルの若手ドライバーを育成するジュニアチームとして誕生した。チーム名のスクーデリア・トロ・ロッソ(Scuderia Toro Rosso)は、Scuderiaがチーム、Toroが雄牛、Rossoが赤を意味し、英語に訳すとTeam Red Bullとなる。

当初はレッドブル・テクノロジーが開発したレッドブルと同じシャシーを使用していたが、2010年から他チームとのマシンデザイン共有が完全に認められなくなり、独自にマシンを開発している。

STR1 (2006年)
トロ・ロッソ STR1Toro Rosso STR1
トロ・ロッソの最初のF1マシン。2005年のレッドブル RB1を2006年のレギュレーションに合わせて改修。特例としてコスワース製3りったー V10エンジンを搭載。ドライバーはヴィタントニオ・リウッツィとスコット・スピードが務め、F1アメリカGPではリウッツィが8位入賞してチームに初ポイントをもたらした。コンストラクターズ選手権9位。

STR2 (2007年)
トロ・ロッソ STR2Toro Rosso STR2
レッドブル RB3と共通のデザインを採用。だが、エンジンはレッドブルとは異なりフェラーリ製のV8エンジンを搭載。ドライバーはヴィタントニオ・リウッツィとスコット・スピードでシーズンをスタートしたが、第11戦からセバスチャン・ベッテルがスコット・スピードに代わって加入。中国GPでダブル入賞を果たした。コンストラクターズ選手権7位。

STR3 (2008年)
トロ・ロッソ STR3Toro Rosso STR3
前年モデルSTR2の正常進化版。シャークフィンやエアロパーツなど、RB4のものが搭載された。ドライバーはセバスチャン・ベッテルとセバスチャン・ブルデーが務め、第14戦F1中国GPではセバスチャン・ベッテルがチーム初となるポール・トゥ・ウィンを達成。レッドブルよりも先の勝利を飾り、コンストラクターズ選手権でもレッドブルを上回り、6位でシーズンを終えた。

STR4 (2009年)
トロ・ロッソ STR4Toro Rosso STR4
レッドブル RB5と各部分は共通。セバスチャン・ボーデとセバスチャン・ブエミでシーズンをスタートし、第10戦ハンガリーGPからはブルーに変わってハイメ・アルグエルスアリがF1デビューを果たした。コンストラクターズ選手権10位。

STR5 (2010年)
トロ・ロッソ STR5Toro Rosso STR5
コンコルド協定の関係から他チームとのデザイン共有が認められなくなり、トロ・ロッソとしては初めての自社デザインした完全自社製マシン。しかし、基本デザインはSTR4をベースにしている。ドライバーはセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリが務めた。コンストラクターズ選手権9位。

STR6 (2011年)
トロ・ロッソ STR6Toro Rosso STR6
コンストラクターとして独立してから2作目となるSTR6は、ダブルフロアを採用するなど、トロ・ロッソとのしての個性を打ち出したデザイン。フェラーリ製のKERSを搭載した。ドライバーはセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリ。コンストラクターズ選手権8位。

STR7 (2012年)
トロ・ロッソ STR7Toro Rosso STR77
前年マシンのコンセプトをさらに発展。段差ノーズが特徴のシーズン。ドライバーはジャン・エリック・ベルニュとダニエル・リカルドが務めた。コンストラクターズ選手権9位。

STR8 (2013年)
トロ・ロッソ STR8Toro Rosso STR8
ジョルジオ・アスカネッリに代わって、ジョームス・キーがテクニカルディレクターとして加入。しかし、STR8の開発にはあまり関与していない。ダブルフロアが廃止となり、一般的なサイドポッド形状となった。ドライバーはジャン・エリック・ベルニュとダニエル・リカルド。コンストラクターズ選手権8位。

STR9 (2014年)
トロ・ロッソ STR9Toro Rosso STR9
ジョームス・キーの指揮による初のマシン。不評だった突起ノーズを採用。エンジンはレッドブルと同じルノー製に変更。ダニエル・リカルドがレッドブルに昇格し、ダニール・クビアトとジャン・エリック・ベルニュがドライバーを務めた。コンストラクターズ選手権7位。

STR10 (2015年)
トロ・ロッソ STR10Toro Rosso STR10
酷評されたノーズ先端の突起自体はなくなり、先端が三角形にロングノーズとなった。ドライバーは、マックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツが務めた。コンストラクターズ選手権7位。

STR11 (2016年)
トロ・ロッソ STR11Toro Rosso STR11
レッドブルとルノーとの関係が悪化したあおりを受け、1年落ちのフェラーリ製エンジンを搭載。フェラーリのパワーユニットに適合させるためにロングホイールベース化された。前年と同じマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツでシーズンをスタートしたが、第5戦スペインGPからフェルスタッペンがレッドブルに移籍し、ダニール・クビアトが降格する形で復帰した。コンストラクターズ選手権7位。

STR12 (2017年)
トロ・ロッソ STR12Toro Rosso STR12
レッドブルと同じルノー製エンジンを搭載。カラーリングが大きく変わり、レッドブル缶を思わせるブルーとシルバーの新コンセップトを採用。ダニール・クビアトとカルロス・サインツでシーズンをスタートしたが、サインツはレッドブルに移籍、クビアトは解雇となり、後半戦はピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがドライバーを務めた。コンストラクターズ選手権7位。

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カテゴリー: トロ・ロッソ | F1マシン