セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)
トロ・ロッソは、F1フランスGP決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが12位、セバスチャン・ブルデーが17位だった。

セバスチャン・ベッテル (12位)
「とても力強いレースを戦うことができたのだから、ぼくたちは胸を張って良いと思う。スタートと同じ12位での完走だったが、マクラーレンやBMWといったチームと同じ集団の中で走ることができた。BMWの一台を抑えることができたのは素晴らしかったと思う。単純にぼくたちの方がペースが良かったんだ。渋滞という点ではついていなかった。最後の15周は雨に期待していたが、フィニッシュの15分後にようやく降り出したんだ。全体的には満足して良いだろう。簡単なレースではなかったし、グレーニングがひどかったのでなおさら大変だった。しかし、これまでの数レースと比較するとパフォーマンスには格段の進歩があった」

セバスチャン・ブルデー (17位)
「1ストップ戦略だった中嶋がスタートでぼくの前に出た瞬間にエンジンに少し異常があってレースに影響が出た。前の集団について行けなくなって、その後はライコネンに道を譲らなければならなかった。しかし、彼も不調だったので、実際にぼくは彼との距離を広げていた。それなのにブルーフラッグが出たのは、ちょっとひどいと思った。結局、彼を通すために3秒タイムロスして、その後は彼のうしろでもっとタイムロスしてしまった」

ゲルハルト・ベルガー
「ベッテルは良いレースだったが、前のクルマがほとんど完走したレースだったので、どうしようもなかった。しかし、2台揃ってチェッカーフラッグを受けることができた。今回みたいなレースは仕方がないんだよ。ハイドフェルドを抑えるためにベッテルの第2スティントを短くしたが、大胆な戦略は不可能だった。雨が降れば何かが起きて、チャンスをつかめるかもしれないと思ったんだけどね」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / F1フランスGP