エイドリアン・スーティル
エイドリアン・スーティルが、ホームレースとなるF1ドイツGPへの意気込みを語った。

ドイツはホームグランプリですね。やはり特別な気持ちになりますか?
シルバーストンはチームの本拠地だし、これからホッケンハイムに向かうので、2連続でホームレースがあるような気分だ。もちろん特別だよ。実際、始めて観たトラックなんだ。家族と何度か訪れていたし、そこに座って、いつかF1にいることを夢見ていたんだ。

今、帰ってくること、その目標を達成していることは、魔法のようだよ。ホッケンハイムでは、フォーミュラ・フォード、フォーミュラBMW、そしてF1など、いろんなクルマで何度もレースをしてきたし、何度も力強いレースをしてきた。何度か優勝もしているし、いつも表彰台でフィニッシュしてきた。これから本当に競争力のあるF1カーでそこに向かうことは素晴らしい気分だし、ジュニアキャリアで達成したのと同じように成功を収めたい。

サーキット自体はいかがですか?
素晴らしいトラックだよ。古いバージョンをドライブしたことはないけど、2002年にショートトラックを走ったことがある。新しいバージョンは本当にいい感じのトラックだ。1コーナーはチャレンジングで速いし、そのあとタイトなヘアピンまで長いストレートがある。ヘアピンは本当に低速だけど、オーバーテイクに適している。そこからトラックでベストなセクターであるスタジアムに入る。素晴らしい右コーナーだ。雰囲気を感じることができるし、そこに座っている人々を感じることができるんだ。スタート/フィニッシュラインへのダブルの右コーナーは特別だし、とても難しい。このコーナーでは、経験が多いほどタイムを稼げると思う。ホームのアドバンテージを期待しているよ!

今年は6人のドイツ人ドライバーのひとりとしてのドイツGPを迎えるますが、さらに素晴らしい雰囲気になると感じていますか?
僕がF1に入ってから、ずっとF1にはたくさんのドイツ人ドライバーがいたし、現在は6人いて、そのひとりはミハエル・シューマッハなので、これまでよりも多くの観客と素晴らしい雰囲気になると期待している。個人的には、クルマ、そしてチームを最大限に生かして、ポイントを獲得するという自分の仕事に集中している。F1で初めて地元でポイントを獲れることができれば、素晴らしい気分だろうね。去年のニュルブルクリンクは、7番手からスタートしたけど、フィニッシュはポイント圏外だったので、今はその仕事を成し遂げたいと本当に思っている。僕たちにはそれができるクルマがあるし、いくつかの小さな開発物が役に立つだろう。自信があるし、快適に感じている。そのように感じているときは、たいていトラックでそれを示すことができるものだ。

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カテゴリー: F1 / エイドリアン・スーティル / フォース・インディア / F1ドイツGP