SUPER GT 鈴鹿1000km
SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000kmの決勝レースが鈴鹿サーキットで行なわれた。今年で最後となる鈴鹿の1000kmレースで、GT500クラスは#64号車 Epson Modulo NSX-GT(松浦孝亮/ベルトラン・バゲット)がSUPER GTでは2007年以来の優勝。GT300クラスは、#65号車 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)が優勝を飾った。

決勝日を迎えたサーキット周辺は朝から強い陽射しが降り注ぎ、厳しい夏の暑さが残る。

最後の“鈴鹿1000km”と言うこともあり、4万5000人もの大観衆が見守る中、午後0時30分に予定通り、三重県警の4台の白バイと3台のパトカーが先導のパレードラップが行われる。その後1周のフォーメーションラップを経て、午後0時38分、シグナルグリーンで決勝レースはスタートとなった。

鈴鹿1000kmは周回数173周、もしくは最大延長時間は18時28分が終了時間となる。2回のセーフティカーもあって、173周を消化することができないまま、規定の午後6時28分を迎え、ファイナルラップが宣言される。

そして“鈴鹿1000km THE FINAL”のトップチェッカーは、#64号車 Epson Modulo NSX-GTに振られる。NAKAJIMA RACING、そしてダンロップタイヤとしては2007年の最終戦富士以来、10年ぶりのSUPER GT優勝となった。松浦孝亮にとっては通算2勝目、そしてベルトラン・バゲットは初の優勝となった。

GT300クラスでは、残り10周ほどでテールツーノーズのバトルが展開される。勢いに勝る#65号車 LEON CVSTOS AMGの蒲生は、150周目の第1コーナーで#25号車 VivaC 86 MC(松井)をパス。ついにトップを奪い取った。結局、このままゴールした#65号車 LEON CVSTOS AMGが昨年の開幕戦岡山以来の優勝を手にした。

2017 SUPER GT 鈴鹿1000km 決勝



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カテゴリー: F1 / SUPER GT