スーパーGT:MOTUL AUTECH Zの松田次生が13年ぶりのポール獲得
2023年のスーパーGTの開幕戦の予選が岡山国際サーキットで行われ、No.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がポールポジションを獲得した。
予選はQ1とQ2という2段階のノックアウト方式を採用しており、Q1を勝ち抜いたクラス上位同士がQ2で予選での最終順位を争った。
雨模様の予選だったが、GT500クラスはNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)の松田が2010年以来のポールポジション(予選1位)を獲得。GT300クラスは、No.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)の蒲生がクラス予選1位となった。2チームは、明日4月16日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。
開幕戦岡山の公式予選は、朝から降り続く雨の影響で、当初予定されていたQ1、Q2の全セッションを5分延長し、各15分間で行われた。また公式練習でトップタイムながらクラッシュしたNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraは車両の修復が間に合わず、残念ながら予選の出走を断念した。
天候がやや回復する中で始まったGT500クラスの予選Q1は、熾烈なタイムアタック合戦の末にNo.23 MOTUL AUTECH Z(ロニー・クインタレッリ)がラストアタックで1分29秒659を叩き出してトップとなる。2番手にはNo.100 STANLEY NSX-GT(牧野任祐)、3番手にはNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也)が続いた。TOYOTA GR Supra GT500の最上位はNo.37 Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京)の5番手だった。
予選Q2においても23号車は圧倒的な速さを見せつけ、松田次生が序盤に1分33秒357でトップに立つと、その後もNo.3 Niterra MOTUL Z(高星明誠)とトップを競ってタイムを刻み、5周目には1分29秒台、7周目には1分28秒台、最終的には1分27秒860を叩き出し、2番手の3号車に1秒175というGT500クラスの予選としては大差で引き離して、2010年6月の第4戦セパン以来という自身2回目のポールポジションを獲得した。予選2位はNo.3 Niterra MOTUL Z。そして、ルーキーの太田格之進の駆るNo.64 Modulo NSX-GTが予選3位と大健闘。岡山を2連覇しているNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)は4番手に滑り込んだ。GT500クラスは3車種がトップ4に並ぶ結果となり、明日の決勝も激しいものとなりそうだ。
GT300クラスのQ1は、昨年のランキング順でA/Bの2組に分かれて行われ、A組ではNo.20 シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎)の平中が、B組はNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)の篠原がトップとなる。両組の上位8台、計16台が進出したQ2は雨上がりのウエット路面。そこでNo.65 LEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥が1分36秒038のトップタイムを記録して、GT300クラス自身5度目のポールポジションを獲得した。
GT500クラス
松田次生(No.23 MOTUL AUTECH Z)
「(前回の予選1位は)2010年だとは思いますが、いつだっけ。嬉しいですね。いつもならQ2はロニー選手ですが、僕が(雨の)公式練習を走れなかったので、僕が(状況の良い)Q2でした。これまでのロニー選手のタイヤの温め方、アドバイスを参考にして、徐々に徐々に(温めて)。でも自分のペースでうまくできました。敵は(同じミシュランタイヤの)3号車だと思っていましたが、他のタイヤも良いので大変でしたが、またミシュランの良さが出せました。チームが良いクルマにしてくれたので、決勝もトップをキープして、優勝を飾れるようがんばります」
GT300クラス
蒲生尚弥(No.65 LEON PYRAMID AMG)
「(Q2の状況は)路面の水も少なくて、かなり走りやすいコンディションだったことと、それに合わせたタイヤ選択ができました。それだけにポールポジションは、チームの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。(今季も)幸先の良いスタートが切れたと思います。明日の決勝もがんばります」
2.No.3 Niterra MOTUL Z (1分29秒035)
3.No.64 Modulo NSX-GT (1分29秒347)
4.No.14 ENEOS X PRIME GR Supra (1分29秒742)
5.No.19 WedsSport ADVAN GR Supra (1分30秒322)
6.No.37 Deloitte TOM分S GR Supra (1分30秒772)
7.No.8 ARTA MUGEN NSX-GT (1分31秒589)
8.No.100 STANLEY NSX-GT (1分31秒717)
9.No.16 ARTA MUGEN NSX-GT
10.No.36 au TOM分S GR Supra
11.No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
12.No.1 MARELLI IMPUL Z
13.No.17 Astemo NSX-GT
14.No.38 ZENT CERUMO GR Supra
カテゴリー: F1 / SUPER GT
予選はQ1とQ2という2段階のノックアウト方式を採用しており、Q1を勝ち抜いたクラス上位同士がQ2で予選での最終順位を争った。
雨模様の予選だったが、GT500クラスはNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)の松田が2010年以来のポールポジション(予選1位)を獲得。GT300クラスは、No.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)の蒲生がクラス予選1位となった。2チームは、明日4月16日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。
開幕戦岡山の公式予選は、朝から降り続く雨の影響で、当初予定されていたQ1、Q2の全セッションを5分延長し、各15分間で行われた。また公式練習でトップタイムながらクラッシュしたNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraは車両の修復が間に合わず、残念ながら予選の出走を断念した。
天候がやや回復する中で始まったGT500クラスの予選Q1は、熾烈なタイムアタック合戦の末にNo.23 MOTUL AUTECH Z(ロニー・クインタレッリ)がラストアタックで1分29秒659を叩き出してトップとなる。2番手にはNo.100 STANLEY NSX-GT(牧野任祐)、3番手にはNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也)が続いた。TOYOTA GR Supra GT500の最上位はNo.37 Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京)の5番手だった。
予選Q2においても23号車は圧倒的な速さを見せつけ、松田次生が序盤に1分33秒357でトップに立つと、その後もNo.3 Niterra MOTUL Z(高星明誠)とトップを競ってタイムを刻み、5周目には1分29秒台、7周目には1分28秒台、最終的には1分27秒860を叩き出し、2番手の3号車に1秒175というGT500クラスの予選としては大差で引き離して、2010年6月の第4戦セパン以来という自身2回目のポールポジションを獲得した。予選2位はNo.3 Niterra MOTUL Z。そして、ルーキーの太田格之進の駆るNo.64 Modulo NSX-GTが予選3位と大健闘。岡山を2連覇しているNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)は4番手に滑り込んだ。GT500クラスは3車種がトップ4に並ぶ結果となり、明日の決勝も激しいものとなりそうだ。
GT300クラスのQ1は、昨年のランキング順でA/Bの2組に分かれて行われ、A組ではNo.20 シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎)の平中が、B組はNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)の篠原がトップとなる。両組の上位8台、計16台が進出したQ2は雨上がりのウエット路面。そこでNo.65 LEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥が1分36秒038のトップタイムを記録して、GT300クラス自身5度目のポールポジションを獲得した。
GT500クラス
松田次生(No.23 MOTUL AUTECH Z)
「(前回の予選1位は)2010年だとは思いますが、いつだっけ。嬉しいですね。いつもならQ2はロニー選手ですが、僕が(雨の)公式練習を走れなかったので、僕が(状況の良い)Q2でした。これまでのロニー選手のタイヤの温め方、アドバイスを参考にして、徐々に徐々に(温めて)。でも自分のペースでうまくできました。敵は(同じミシュランタイヤの)3号車だと思っていましたが、他のタイヤも良いので大変でしたが、またミシュランの良さが出せました。チームが良いクルマにしてくれたので、決勝もトップをキープして、優勝を飾れるようがんばります」
GT300クラス
蒲生尚弥(No.65 LEON PYRAMID AMG)
「(Q2の状況は)路面の水も少なくて、かなり走りやすいコンディションだったことと、それに合わせたタイヤ選択ができました。それだけにポールポジションは、チームの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。(今季も)幸先の良いスタートが切れたと思います。明日の決勝もがんばります」
スーパーGT 第1戦 予選結果
1.No.23 MOTUL AUTECH Z (1分27秒860)2.No.3 Niterra MOTUL Z (1分29秒035)
3.No.64 Modulo NSX-GT (1分29秒347)
4.No.14 ENEOS X PRIME GR Supra (1分29秒742)
5.No.19 WedsSport ADVAN GR Supra (1分30秒322)
6.No.37 Deloitte TOM分S GR Supra (1分30秒772)
7.No.8 ARTA MUGEN NSX-GT (1分31秒589)
8.No.100 STANLEY NSX-GT (1分31秒717)
9.No.16 ARTA MUGEN NSX-GT
10.No.36 au TOM分S GR Supra
11.No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
12.No.1 MARELLI IMPUL Z
13.No.17 Astemo NSX-GT
14.No.38 ZENT CERUMO GR Supra
カテゴリー: F1 / SUPER GT