牧野任祐 前日のリベンジを達成する勝利に「見たかコラ!」と感情爆発

土曜日の予選4位、決勝10位で終えていた牧野任祐は、5番グリッドからレースをスタート。上位グリッドのドライバーたちが1~2周目にピットストップを済ませてしまう戦略をとる一方で、牧野ステイアウトを選択。
1回目のピットストップ後にはアウトラップでDOCOMO TEAM DANDELION RACINGのチームメイトである大田格之進にトップを譲ったが、フレッシュなタイヤでリードを奪い返すとトップを独走。セーフティカーでリードは縮まったが、セーフティカーが入ったあとに最終コーナーから猛ダッシュを決めて今シーズン初勝利を2戦目で手にした。
「昨日のレースはピットで落としてしまって、仕方ないといえば仕方ないんですけど、ピット作業に入る前にエンジンが止まってしまったりとか、そういうのがなければもう少しポイントも獲れたと思いますし、内容的にはものすごく悔しい内容でした。そんななかで今日、なんとかリベンジすることができたので、シーズンを考えても良かったですし、個人的にも鈴鹿で勝てたことが嬉しいですね」と牧野任祐はコメント。
「(ピット戦略について)無限と僕らはすごい悩むシチュエーションというか、近くにいることによって作戦の幅がある意味狭まるし、スタートでどちらが前にいくかで展開がすべて変わるという感じでした。決め打ちができない状況で、いろいろ決めていたことがあったんですけど、そのシチュエーションのバリエーションがありすぎて、1周目ピットインというのが大変だなという印象ですね。でも、ああなった以上、僕も引っ張るしかないかなと思っていましたし、岩佐選手も2周目に反応して入るだろうなと思っていたので……なんとなく描いていた展開だったのかなと思います」
「次のもてぎは、時期が全然違いますけど、優勝したサーキットですし、個人的にもすごく好きなサーキットなので、2レースをしっかり獲れるように、また次に向けて有意義な時間を作りたいなと思います」

カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ