山本尚貴 スーパーフォーミュラ ポールポジション
山本尚貴は、スーパーフォーミュラ開幕戦の予選で2年ぶり通算9回目のポールポジションを獲得した。

TEAM MUGENの16号車を走らせる山本尚貴は、チームメイトのルーキーである福住仁嶺を0.08秒上回りポーポジションを獲得。「気持ちとしては素直にうれしいですが、まさかポールポジションを獲れると思っていなかった、というのが本音です」と語った。

「テストのときにソフトタイヤをうまく使えなかったこともあり、ここに来るまでは不安でした。それだけに今回ポールポジションが獲れるとは思ってなかったですね。もちろん(ポールポジションを)狙ってはいましたし、ポールポジションを獲りたいと思ってアタックはしていました。でもまさか獲れるとは…。うれしい驚きでした」

「アタック自体はうまくいったのですが、16号車としてちょっとした問題を抱えていたこともあって(ポールポジションを)獲るのは難しいかなと思ったのですが、最後に気合を入れたこととクルマもがんばってくれました。あとはチームがいいクルマに仕上げてくれたという感じなので、(チームの)みんなには感謝しています」

「(Q2の赤旗後、再開時はピットで待機していたが)3番手と4番手でタイム差があったので、2セット目(のニュータイヤ)を入れないといけないという考えがそもそもなかったですね。逆にこれで抜かれてしまったらしょうがないかなと思っていました。なので(待機中は)焦りもありませんでしたし、Q3をどうやって速く走ろうかなぁということを考えていました」

「決勝の展開は…、ほんとわからないですね。タイヤも制限されたセット数になったし。欲を言えばタイヤがもうちょっとだけ1本でも多ければ、ロングランできる時間もあるんですが…。明日はワンストップで(タイヤが)もつのか、2ストップにするのか3ストップ(作戦)もあるかもしれない。そういう意味では選択肢が今までのレースより増えるものの、おそらく300kmになったことでピットウィンドゥがみんな決まってしまうようにも思います」

「また、2ストップ、3ストップ(作戦)を採りたくても、燃料の関係上早めに入ることもできないし。その辺はみんなも同じ考えでしょうから、意外とあまり作戦が大きく振れないんじゃないかなと思います。あと、ソフトとミディアム(タイヤ)のどちらにクルマ(のセット)を振るかもカギになると思います。路(面温度・)気温次第でミディアムの持ちもわからないので、ある意味ギャンブルにもなると思います」

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カテゴリー: F1 / スーパーフォーミュラ