2023年 F1スペインGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント
2023年F1第8戦スペインGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。
F1スペインGPは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、ポールポジション、全ラップリード、ファステストラップの完全勝利で今季5勝目を挙げた。2位にはルイス・ハミルトン、3位にはジョージ・ラッセルが入り、メルセデスF1がダブル表彰台を獲得した。
1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「スペインで再び勝つことができてとてもうれしい。この週末は最高のマシンで走ることができた。スタートは1コーナーがかなりタイトで、トップをキープすることが重要だった。そこからはタイヤマネジメントがカギとなり、大きなギャップを築くことができた。ハードタイヤに履き替えてからは思ったようなグリップが得られず、かなり滑ってしまいた。ペースは悪くなかったけど、それ以上のギャップを作ることが難しかったので、ソフトタイヤに履き替えて最後まで走り切った。このレースウイークもチームと共にすばらしい週末にできた。これからもシーズンを通して続けていきたい」
2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「今日を終えて、とても幸せだ。今週末ここに来て、2位でフィニッシュできるとは思っていなかった。今日はすべてをコントロールし続けることができた。マックス(フェルスタッペン)のレッドブルは別次元なのでついていけなかったが、それでもこの結果は本当にポジティブだ。ジョージが12番手から3番手まで上がってきたのも見事なものだ。チーム全体、ファクトリーのみんな、そしていつも僕のそばにいてくれる世界中のチームLHに、本当に感謝している。マシンのことはどんどん分かってきている。この先も、クルマが今週末と同じ状態を維持できることを願っている。ここから先は良い位置にいることを願っている。確かに、マシンが適切なウインドウに収まらないサーキットもあるだろうけど、これからの数レースは僕らに合っているはずだ」
3位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日はとてもいいレースだった! 今朝は12番手から前進できるという自信があったし、5位か6位は狙えると思っていた。良いスタートを切れた後、ペースは最初からそこにあった。金曜日の時点でレースペースが良いことは分かっていたけど、それがグランプリに反映されるかどうかは100%確信できていなかった。本当にいい感じだった。良いオーバーテイクをいくつかして表彰台に持ち帰ることができた。この結果は、このようなアップグレードを実現するためにファクトリーで行われたすべてのハードワークと努力の賜物だ。昨年もここで強いレースをしたので、これからの数戦は、このような結果をコンスタントに出して、レッドブルとの差を縮められるかどうかが鍵になる」
4位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「予選で失敗したツケが回ってきてしまったようで、残念な結果になってしまった。いい戦略ではあったのですが、スタートポジションを考えるとできることはそう多くはなかった。3位には手が届いたと思うけど、それ以上を目指すなら1周目でもっとリスクを取る必要があり、レースを無駄にしてしまう可能性もあっただろう。1周目でジョージ(ラッセル/メルセデス)は大きくポジションを上げたけど、僕たちはクリーンなスタートを切ることを優先し、一歩引いて走った。その後アストンマーティンの後ろにはまってしまい、フェルナンド(アロンソ)をなかなかオーバーテイクできず、思うように順位を上げることができなかった。この週末は全体的に後退したように感じ、僕たちのレースウイークではなかったようだ。しかしもっと改善できることがあると思う。結果的に12ポイント獲得できたし、次戦のカナダはよりよいレースになると思う。とてもタイトな争いになっているので、次戦を楽しみにしている」
5位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「厳しいレースだった。僕たちのペースはタイヤマネージメントとデグラデーションに大きく左右されるので、残念ながら、上位で戦うことができなかった。今シーズンこれまで日曜日は悔しい思いをしてきたけど、今回はコース上で全力を尽くしたし、今後も引き続きこの新しいパッケージとクルマの開発に取り組んでいく。グランドスタンドで毎日応援してくれている皆さん、ありがとう! ホームでレースができるのは、いつも嬉しいことだ」
6位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「1周目のルイス(ハミルトン)とのバトルは楽しかった。あの動きは以前にも成功させたことがあるので、ギャップがあることは分かっていたし、ルイスは少しスペースを空けてくれると思っていたし、実際にそうだった。そのおかげで、ターン5に入るときにいいポジションを確保することができ、そのポジションをキープすることができた。そのあと5周目くらいからペースが上がらず苦しくなった。タイヤのデグラデーションが予想以上に高かったけど、周りのマシンは同じような問題を抱えていなかったので、今後のレースに向けて理解する必要がある。6位と7位で良いポイントを獲得できたけど、今日はもう少し上を目指していた。数日後、ホームレースであるカナダに向かうことを楽しみにしている」
7位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「今日はソフトとハードの両コンパウンドでペースが上がらず、僕たちにとってはトリッキーなレースだった。戦略ではもっと長く走って、後半にそれがフレッシュなタイヤで報われることを期待したけど、ライバルはもう少しペースがあった。6位と7位が精一杯だったと思う。予選ではもっといいパフォーマンスを発揮できたと思うので、その理由を考えて、カナダで巻き返しを図る必要があると思う。それでもしっかりとポイントを獲得できたし、レース終盤のリスクもなかった。この週末、情熱とエネルギーとサポートをくれたファンに感謝したい。僕にとってとても感動的で特別な時間だった」
8位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「バルセロナでは再びダブルポイントを獲得できたので、今週末は満足のいく仕事ができたと思う。最終的に8位でフィニッシュしたけど、レースペースは、前でフィニッシュしたライバルたちに比べると少し足りなかったので、今日はこれ以上できることはなかったと思う。それをどのように改善できるかは必ず検討するつもりだけど、全体的に見れば、土曜日は好調で、日曜日はまずまずの成績だった。この数週間を誇りに思うけど、正しい方向に向かうためにやるべきことがあるのは分かっている」
9位:周冠宇(アルファロメオ)
「今日は本当に楽しかったし、自分としてはよくできたレースだった。この2日間は、パフォーマンスという点で、F1では最高の2日間だったと思う。最初のラップが良かったし、このレースで何かを得る機会を得るにはそれが極めて重要だった。ペースは好調だったけど、タイヤを賢く管理しなければならない時もあった。このレースで結果を出すためには、他のドライバーたちにプレッシャーをかけ続けなければならないと思っていたし、チャンスがあれば、彼らのミスを誘おうととしていた。最後に(角田)裕毅を攻略するペースがあることもわかっていた。DRSがあったのでコーナー進入で半車ほど前に出ていたけど、スペースが与えられず、接触を避けるためにエクケープを走る以外に選択肢はなかった。結局、うまくいって、2ポイントを持ち帰ることができたので、いい結果だった」
10位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「再びダブルポイント獲得となったけど、僕たちは常にもっと上を目指して努力している。僕のほうは、昨日の予選が好調だっただけに悔しいし、加えて、今日のレースではトップ6で戦えるだけのペースを発揮できていた。残念ながら、ペナルティとスタートの失敗がレースに大きな影響を及ぼしてしまったので、次回に向けて何が改善されるかを検討したい。クルマはのパフォーマンスは好調で、これで3戦連続のポイント獲得を達成している。さらに上を目指して努力し続けなければならない。2週間後に控えたカナダ戦の前に少し休みをとるのを楽しみにしている」
カテゴリー: F1 / F1スペインGP / F1ドライバー
F1スペインGPは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、ポールポジション、全ラップリード、ファステストラップの完全勝利で今季5勝目を挙げた。2位にはルイス・ハミルトン、3位にはジョージ・ラッセルが入り、メルセデスF1がダブル表彰台を獲得した。
1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「スペインで再び勝つことができてとてもうれしい。この週末は最高のマシンで走ることができた。スタートは1コーナーがかなりタイトで、トップをキープすることが重要だった。そこからはタイヤマネジメントがカギとなり、大きなギャップを築くことができた。ハードタイヤに履き替えてからは思ったようなグリップが得られず、かなり滑ってしまいた。ペースは悪くなかったけど、それ以上のギャップを作ることが難しかったので、ソフトタイヤに履き替えて最後まで走り切った。このレースウイークもチームと共にすばらしい週末にできた。これからもシーズンを通して続けていきたい」
2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「今日を終えて、とても幸せだ。今週末ここに来て、2位でフィニッシュできるとは思っていなかった。今日はすべてをコントロールし続けることができた。マックス(フェルスタッペン)のレッドブルは別次元なのでついていけなかったが、それでもこの結果は本当にポジティブだ。ジョージが12番手から3番手まで上がってきたのも見事なものだ。チーム全体、ファクトリーのみんな、そしていつも僕のそばにいてくれる世界中のチームLHに、本当に感謝している。マシンのことはどんどん分かってきている。この先も、クルマが今週末と同じ状態を維持できることを願っている。ここから先は良い位置にいることを願っている。確かに、マシンが適切なウインドウに収まらないサーキットもあるだろうけど、これからの数レースは僕らに合っているはずだ」
3位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日はとてもいいレースだった! 今朝は12番手から前進できるという自信があったし、5位か6位は狙えると思っていた。良いスタートを切れた後、ペースは最初からそこにあった。金曜日の時点でレースペースが良いことは分かっていたけど、それがグランプリに反映されるかどうかは100%確信できていなかった。本当にいい感じだった。良いオーバーテイクをいくつかして表彰台に持ち帰ることができた。この結果は、このようなアップグレードを実現するためにファクトリーで行われたすべてのハードワークと努力の賜物だ。昨年もここで強いレースをしたので、これからの数戦は、このような結果をコンスタントに出して、レッドブルとの差を縮められるかどうかが鍵になる」
4位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「予選で失敗したツケが回ってきてしまったようで、残念な結果になってしまった。いい戦略ではあったのですが、スタートポジションを考えるとできることはそう多くはなかった。3位には手が届いたと思うけど、それ以上を目指すなら1周目でもっとリスクを取る必要があり、レースを無駄にしてしまう可能性もあっただろう。1周目でジョージ(ラッセル/メルセデス)は大きくポジションを上げたけど、僕たちはクリーンなスタートを切ることを優先し、一歩引いて走った。その後アストンマーティンの後ろにはまってしまい、フェルナンド(アロンソ)をなかなかオーバーテイクできず、思うように順位を上げることができなかった。この週末は全体的に後退したように感じ、僕たちのレースウイークではなかったようだ。しかしもっと改善できることがあると思う。結果的に12ポイント獲得できたし、次戦のカナダはよりよいレースになると思う。とてもタイトな争いになっているので、次戦を楽しみにしている」
5位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「厳しいレースだった。僕たちのペースはタイヤマネージメントとデグラデーションに大きく左右されるので、残念ながら、上位で戦うことができなかった。今シーズンこれまで日曜日は悔しい思いをしてきたけど、今回はコース上で全力を尽くしたし、今後も引き続きこの新しいパッケージとクルマの開発に取り組んでいく。グランドスタンドで毎日応援してくれている皆さん、ありがとう! ホームでレースができるのは、いつも嬉しいことだ」
6位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「1周目のルイス(ハミルトン)とのバトルは楽しかった。あの動きは以前にも成功させたことがあるので、ギャップがあることは分かっていたし、ルイスは少しスペースを空けてくれると思っていたし、実際にそうだった。そのおかげで、ターン5に入るときにいいポジションを確保することができ、そのポジションをキープすることができた。そのあと5周目くらいからペースが上がらず苦しくなった。タイヤのデグラデーションが予想以上に高かったけど、周りのマシンは同じような問題を抱えていなかったので、今後のレースに向けて理解する必要がある。6位と7位で良いポイントを獲得できたけど、今日はもう少し上を目指していた。数日後、ホームレースであるカナダに向かうことを楽しみにしている」
7位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「今日はソフトとハードの両コンパウンドでペースが上がらず、僕たちにとってはトリッキーなレースだった。戦略ではもっと長く走って、後半にそれがフレッシュなタイヤで報われることを期待したけど、ライバルはもう少しペースがあった。6位と7位が精一杯だったと思う。予選ではもっといいパフォーマンスを発揮できたと思うので、その理由を考えて、カナダで巻き返しを図る必要があると思う。それでもしっかりとポイントを獲得できたし、レース終盤のリスクもなかった。この週末、情熱とエネルギーとサポートをくれたファンに感謝したい。僕にとってとても感動的で特別な時間だった」
8位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「バルセロナでは再びダブルポイントを獲得できたので、今週末は満足のいく仕事ができたと思う。最終的に8位でフィニッシュしたけど、レースペースは、前でフィニッシュしたライバルたちに比べると少し足りなかったので、今日はこれ以上できることはなかったと思う。それをどのように改善できるかは必ず検討するつもりだけど、全体的に見れば、土曜日は好調で、日曜日はまずまずの成績だった。この数週間を誇りに思うけど、正しい方向に向かうためにやるべきことがあるのは分かっている」
9位:周冠宇(アルファロメオ)
「今日は本当に楽しかったし、自分としてはよくできたレースだった。この2日間は、パフォーマンスという点で、F1では最高の2日間だったと思う。最初のラップが良かったし、このレースで何かを得る機会を得るにはそれが極めて重要だった。ペースは好調だったけど、タイヤを賢く管理しなければならない時もあった。このレースで結果を出すためには、他のドライバーたちにプレッシャーをかけ続けなければならないと思っていたし、チャンスがあれば、彼らのミスを誘おうととしていた。最後に(角田)裕毅を攻略するペースがあることもわかっていた。DRSがあったのでコーナー進入で半車ほど前に出ていたけど、スペースが与えられず、接触を避けるためにエクケープを走る以外に選択肢はなかった。結局、うまくいって、2ポイントを持ち帰ることができたので、いい結果だった」
10位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「再びダブルポイント獲得となったけど、僕たちは常にもっと上を目指して努力している。僕のほうは、昨日の予選が好調だっただけに悔しいし、加えて、今日のレースではトップ6で戦えるだけのペースを発揮できていた。残念ながら、ペナルティとスタートの失敗がレースに大きな影響を及ぼしてしまったので、次回に向けて何が改善されるかを検討したい。クルマはのパフォーマンスは好調で、これで3戦連続のポイント獲得を達成している。さらに上を目指して努力し続けなければならない。2週間後に控えたカナダ戦の前に少し休みをとるのを楽しみにしている」
カテゴリー: F1 / F1スペインGP / F1ドライバー