「以前とは違ってもミハエルはここにいる」 コリーナ夫人が沈黙を破る・・・7回のF1ワールドチャンピオンの今
コリーナ・シューマッハは、ミハエル・シューマッハの容態について8年間の沈黙を破り、「以前とは違いますが、彼はここにいます」と語った。

7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは、2013年12月にフランスのアルプス山脈でスキーをしているとき転倒。頭部を岩に強打し、深刻な外傷を負った。

医学的に昏睡状態に置かれたミハエル・シューマッハは、何か月も入院した後、リハビリを続けるために自宅に戻った。

それ以来、家族はプライベートな事柄であるとして口を閉ざし、ミハエル・シューマッハの容態についてはほとんど知られていなかったが、コリーナ夫人は沈黙を破り、現在のシューマッハについて語った。

間もなくNetflixでリリースされるドキュメンタリー『Schumacher』でのインタビューでコリーナ・シューマッハは次のように語っている。

「以前とは違いますが、彼はここにいます。そして、それは私たちに強さを与えてくれています」

「私達は一緒にいます。家で一緒に住んでいます。セラピーを受けています」

「私たちはミハエルが良くなり、快適に感じてくれるようにできる限りのことをしています。そして、彼に私たちの家族、私たちの絆を感じさせてもらえるように」

「そして、何があっても、私はできる限りのことをします。私たちは皆そうしていきます」

「私たちは家族として続けていこうとしています。ミハエルはそれが好きでしたし、今でもそうしています。そして、私たちは私たちの生活を続けています」

ミハエル・シューマッハは、F1で18シーズン戦ったが、怪我をしたのは、1999年のF1イギリスGPでのクラッシュで足を骨折したときだけだった。

コリーナ・シューマッハは「彼に目を光らせている守護天使がついていてくれていたのは確かです」と語った。

「自分自身で立てた防護壁のようなものなのかもしれませんし、あるいは、ナイーブではありますが、私にはミハエルに何かが起こる可能性があるとは思いもよりませんでした」

事後は、ミハエル・シューマッハが家族との休暇中に降りかかった悲劇だった」

「私は起こったことを神のせいにしたことは一度もありません」とコリーナ・シューマッハは続けた。

「本当に不運でした。誰もが人生で起こる可能性のあるすべての不運です」

「いつも『なぜ、このようなことがミハエルや私たちに起こっている?」と言われると辛いです。ですが、それが他の人に起こることに理由はあるでしょうか?」

「もちろん、私は毎日マイケルが恋しいです。ですが、彼のことを恋くおもっているのは私だけではありません。子供たち、家族、彼の父、彼の周りのみんながそう思ています。つまり、誰もがマイケルを恋しく思っています」」

1995年にミハエル・シューマッハと結婚したコリーナ夫人は、彼との生活についていくつかの詳細を明らかにはしたものの、今後もファミリーは52歳になったミハエル・シューマッハのプライバシーを保護し続けていくと語る。

「彼がいつも 『プライベートはプライベートだ』と言っていました」とコリーナ・シューマッハは語った。

「私にとって、彼が私生活を可能な限り楽しみ続けることができるが非常に重要です」

「ミハエルはずっと私たちを守ってくれました。今は私たちがミハエルを守ってます」

ミハエル・シューマッハは、F1キャリアで92勝を挙げ、7回のF1ワールドチャンピオンを獲得した。現在、ルイス・ハミルトンが到達することはないと考えられたその記録に並んでいる。

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ