ミハエル・シューマッハ
F1ハンガリーGPのスタートやり直しは、ミハエル・シューマッハがグリッドを間違えたことが原因だった。

F1ハンガリーGPは、スタート直前にディレイが宣告され、エクストラ・フォーメーションラップ後に改めてスタートされた。

Auto Motor und Sport によると、ミハエル・シューマッハはフォーメーションラップ後に違うグリッドにマシンを入れてしまい、FIAのチャーリー・ホワイティングはいったんスタートを中断したという。

予選19番手でミハエル・シューマッハの後ろに並ぶはずだったヘイキ・コバライネンは「チームラジオでピットから彼が僕の場所にいると伝えられた」とコメント。

23番目のグリッドのペドロ・デ・ラ・ロサも異変を感じていた。

「誰が悪いのかはわからなかったけど、僕が違う場所にいるのはわかっていた」

ミハエル・シューマッハは、チャーリー・ホワイティングがスタートを止めたのを見てエンジンを切った。その他のドライバーは、エクストラ・フォーメーションラップにむけてスタートしたため、ミハエル・シューマッハはグリッドに残され、マーシャルによってピットレーンに戻された。

なぜエンジンを切ったか質問されたミハエル・シューマッハは「以前はいつもそんな感じだった」と述べた。

だが、復帰前のミハエル・シューマッハのラストイヤーとなった2006年にも、一度エンジンを切るディレイドスタートではなく、フォーメーションラップのやり直しが行われている。

また、その後ミハエル・シューマッハはピットレーン速度違反によりドライブスルーペナルティを科されている。

「今日のレースはあまり振り返りたくないレースの1つだった」とミハエル・シューマッハは述べた。

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ / F1ハンガリーGP