ミハエル・シューマッハ
ミハエル・シューマッハは、メルセデスGPでのキャリアを延長するかを決めるまでにもう少し時間が欲しいと述べた。

メルセデスGPは10日(木)、ニコ・ロズベルグと2013年以降の複数年契約を結んだことを発表した。

ニコ・ロズベルグの新契約により、ミハエル・シューマッハも2013年まで契約を延長することを検討しているとの推測が促されており、すでに契約が締結されたと主張しているメディアもいる。

だが、ミハエル・シューマッハはアブダビで、新しい契約がまとまることは保証されておらず、彼自身とチームの将来の見通しを理解するまで待ちたいと述べた。

ニコ・ロズベルグの発表の裏で新契約について話しあっているかと質問されたミハエル・シューマッハは「一部のジャーナリストによるとYESだが、現実はNOだ。それについて話し合う時間ではないとすでに何度も言っている」

「自分自身について考えるためにもう少し時間が必要だし、僕たちがどのように進んでいるか、それが僕の望んでいることかどうかを考えるいくつかのインプットが必要だ」

ミハエル・シューマッハは、将来をコミットするのを保留することを望んだ理由のひとつは、メルセデスGPが来年成し遂げる改善率と将来の成功にむけた土台が作られたかどうかを完全に把握する必要があるからだと述べた。

「僕たちが成し遂げてきたポテンシャルをどのように最大化するかが重要だ。そうするために全体的なパフォーマンスについて話し合うことに時間をかけてきた」

「どの位置にいるか、何をする必要があるかを判断しなければならないし、それを移行していかなければならない。遅いよりは早くそれをしたいものだけど、僕たちは望んでいたよりもそれが遅れていることを理解しなければならない」

「それは2009年にチームに起こったことにすべて遡る。2009年に起こったことがサクセスストーリだったとしても、それは2009年に始まったとは言えない。それまでの2〜3年間がうまくいったんだ。なので、どちらの方向にもすべてリードタイムがある」

「重要なことは、正しいやり方をしているか?正しい処置をとってきたか?ということだ。僕はそうだと思っているけど、それは今後証明されなければならない」

ミハエル・シューマッハは、今は状況について堅実な決断をするにはまだ早過ぎると述べた。

「最終的にはわかるだろうけど、最も重要なことは、僕がそれを感じているか、僕がそれを望んでいるのかということだ。それはこれからわかることであり、今ではない」

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ / メルセデスF1