F1ドライバー、レースをボイコットした場合は契約で出国が困難? / F1サウジアラビアGP
F1とFIAは、ジェッダが武闘組織「フーシ派』からミサイル攻撃を受けているにも関わらず、サウジアラブアグランプリを予定通りに続行することを決定した。チーム代表はすぐに合意したが、F1ドライバーには反対派も多数いたことは明らかだった。だが、FIAからの“追加情報”がその説得を助けたようだ。

金曜日と土曜日にF1とFIAがサウジアラビアグランプリのイベント続行するという決断は驚きをもって受け止められた。

FIAは、ドライバー自身に選択を与え、全F1ドライバーは4時間以上にわたって話し合いを行った。当初は、全会一致ではなかったようだ。現地時間の02:00以降になって初めて、ドライバーが今週末にレースをするというメッセージが出た。これはF1界で多くの驚きを引き起こした。

BBCは、ロケット攻撃後の安全性について多くのドライバーが深刻な懸念を抱いていたと報告している。グランプリの継続がドライバーの過半数の意見であったかどうかは明らかにはされていない。だが、この大規模なグループは、追加情報が利用可能になったため、最終的に今週末のレースに同意した。おそらく、それがロス・ブラウンとステファノ・ドメニカリが協議に加わった理由だった。

BBCは、この追加情報の一部は、ドライバーがレースをしなかった場合に起こりうる結果に関するものだった報告している。たとえば、F1ドライバーとチームがレースをボイコットし、契約に違反した場合、簡単にサウジアラビアを離れることが困難になるという。

F1チームが本当に国を離れることができない場合、参加するかしないかは安全性の点で同じであり、レースをした方がチャンピオンシップでより重要となる。

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カテゴリー: F1 / F1サウジアラビアGP / F1レース結果