佐藤琢磨、2022年インディ500は10番グリッドからスタート
佐藤琢磨は、2022年インディ500を10番グリッドからスタートする。

5月22日(日)にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで第106回インディ500の予選2日目が行なわれ、デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRのNo.51 Nurtec ODT ホンダを駆る佐藤琢磨は4ラップの平均で231.670mph(約370.672km/h)を記録し、10番グリッドを手に入れた。

予選初日の昨日に12番手となった佐藤琢磨は、ポールポジション獲得を決めるファイアストン・ファスト6への進出を賭けてトップ12に挑んだ。佐藤琢磨は力走を見せたが、トップ12での結果は、ファスト6進出には一歩及ばない231.670mphというものだった。

このため佐藤琢磨は、5月29日に開催される第106回インディアナポリス500に4列目の内側から臨むことが決まった。

今後は、月曜日に行なわれる2時間のプラクティスに続き、同じく2時間の走行枠が設けられた金曜日のカーブ・デイを経て、日曜日の決勝レースに挑むことになる。

「インディ500のポールデイとなった今日、僕たちはトップ10の結果を残しました」と佐藤琢磨はコメント。

「10位という成績は素晴らしいものですが、正直にいえば、僕たちにとって今日は難しい1日でした。予選前の最終プラクティスにあたるファスト・フライデイで、僕たちのマシンはとてもいい仕上がりを示しました。そこで大きな期待を抱きましたが、土曜日はコンディションに関する計算を誤ったため、やや難しい状況となりました」

「今日は、予選セッション前のプラクティスに参加し、予選用セットアップを確認したので、できることはすべてやったといえるでしょう。予選10位という結果はやや不本意なものですが、レースはまったく異なる展開となるはずです」

「いま、僕たちはとてもワクワクしています。僕たちはトラフィックで非常に強力なマシーンを手にしています。まだ、やるべき作業は残っていますが、月曜日のプラクティスとカーブデイでそれらに取り組むことになります」

佐藤琢磨
佐藤琢磨 各ラップのスピード
Lap 1: 232.165mph
Lap 2: 231.746mph
Lap 3: 231.450mph
Lap 4: 231.321mph
平均: 231.670mph

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー