バレンティーノ・ロッシ
バレンティーノ・ロッシは、2000年からチーフメカニックとしてコンビを組んだジェリミー・バージェスとのコラボに終止符を打つことを明かした。決勝レース後のオフィシャルテストでは、テレメータ担当のマッテオ・フラミーニが代役を務める。

ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのバレンティーノ・ロッシは7日、最終戦バレンシアGPのプレスカンファレンスに出席した際に、最高峰クラスに進出した2000年からチーフメカニックとしてパートナーを結成したジェリミー・バージェスとの間で、決勝レース後に別々の道を進むことで話し合いを行ったことを明かした。

「ジェリミーはレースにおいて僕の父親だけど、来年に向けて、新たなモチベーションが必要。僕のレベルとスピードを良くするために決断を下したから、これがジェリミーとの最後のレースとなる。」

「彼との仕事に不満だというのは確かではないけど、来年のチーフメカニックではないことは確か。彼と一緒に素晴らしい歴史があるから非常に困難な決断だった。チーフメカニックだけでなかった。家族の一員だ。」

「今日僕たちは向かい合って話し合った。来年は極めて重要。新たなモチベーションが必要となるだろう。ここ数戦、異なる手段で仕事がしたいと考えていた。困難な選択だった。ヤマハはだいぶ前に質問したけど、最近になって決断を下した。」

「僕は新たなことにトライする考えを持つ。キャリアにおいて、常にそうしてきた。来年、ヤマハとの延長契約を勝ち取らないといけないから、戦闘的にならなければいけない。新しいチーフメカニックはまだ分からない」と、14年間のパートナーシップに終止符を打つ理由を説明した。

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カテゴリー: F1 / バレンティーノ・ロッシ