ニコ・ロズベルグの呪い:マクラーレンF1のガレージに自撮り禁止の張り紙
ニコ・ロズベルグは、スパ・フランコルシャンのマクラーレンF1チームのガレージに出入り禁止を言い渡された。チームは自撮りをするためにガレージに入ることを禁止するとの張り紙を貼った。これは『ニコ・ロズベルグの呪い』にちなんでの冗談だった。

ハンガリーGPの予選を前に、ニコ・ロズベルグにガレージの外に立つ自撮り写真をソーシャルメディアに投稿されたマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンに0.003秒差でポールポジションを奪われた。

翌日、ロズベルグはハミルトンのガレージの前に自撮り写真を投稿し、ハミルトンはグランプリで1位から4位に転落した。

F1ファンから『ニコ・ロズベルグの呪い』と教えられたマクラーレンF1チームは、スパ・フランコルシャンでロズベルグのガレージ付近での写真撮影を禁止した。

「私たちはあなたのジンクスの力を見てきた」とマクラーレンF1チームはソーシャルメディアで述べた。

ロズベルグは「ハハ...自撮りのためにファクトリーに向かっているところだ」と返した。

2016年ワールドチャンピオンはハンガリーGP後の『Sky』のポッドキャストで、ツイッターで話題になっている『ニコ・ロズベルグF1の呪い』について質問され、「クールじゃないよね。全然クールじゃない」と答えた。

「レースウイークエンドにピットレーンでクルマと一緒に撮った写真とかを投稿するんだけど、そのクルマがかなり調子が悪くなった」

「だから、今後は気をつけないといけないね」

「裏話をすると、土曜日に僕はマックスのマシンを投稿して、もちろん彼は予選で負けた。そして日曜日に『メルセデス頑張れ』って感じでルイスのマシンをポスティングしたんだけど、それが完全に失敗したんだ。それがこの背後にある裏話だ」

マクラーレンと全チームにとって朗報なのは、ロズベルグが“一時停止ボタン”を押す必要性を認め、「もうそんなことはしない」と付け加えたことだ。

マクラーレンのガレージ付近の写真がないにもかかわらず、チームはここ3レースで最悪の予選となり、オスカー・ピアストリが5番手、ランド・ノリスが7番手スタートとなった。しかし、土曜日のスプリントでは、ピアストリが2位、ノリスが6位に入り、ポイントを加算した。



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カテゴリー: F1 / ニコ・ロズベルグ / マクラーレンF1チーム / F1ベルギーGP