リカルド 「フェルスタッペンは真っ先にメッセージをくれたF1ドライバー」
リカルドはイベントが進むにつれ、自身の将来について次々と質問を浴びせられ、レース後の感動的なインタビューで「これが最後になるかもしれないと覚悟しなければならない」と認めた。これは最終的にRB F1チームがリアム・ローソンをリカルドの後任に迎えることを選択したことで、事実であることが確認された。
チェッカーフラッグ後も噂が渦巻き続ける中、フェルスタッペンはテレビインタビューを終えたリカルドに敬意を表し、コックピット内外で8度のグランプリウィナーがF1界に残した足跡を指摘した。
「ダニエルと僕はもちろん長い付き合いだ」とフェルスタッペンは語った。2016年初頭から2018年にかけてレッドブルでリカルドとチームメイトだった。「僕たちは常に素晴らしい関係を築き、友情を育み、お互いに大きな敬意を抱いてきた。だから、彼は本当に素晴らしい人物だ」
「僕らは気が合うし、息もぴったりだ。偽りのない人間で、ただ一緒にいて楽なんだ。彼は間違いなく、とても速いドライバーとして記憶されるだろう。誰もがそれを知っていると思うが、パドックでも素晴らしい人物だった」
リカルドとフェルスタッペンはレッドブルで3シーズン近くチームメイトとして過ごした。ダニエル・リカルドは、レース後のSky Spots F1とのインタビューで、フェルスタッペンとチームメイトとしてレースをした感想を語り、オランダ人ドライバーにポジティブな言葉を返した。
「チームメイトとして一緒にいると、お互いのことをより深く知ることになるから、面白い」とリカルドは答えた。「一緒にいる時間が長ければ長いほど、すべてのデータを見、すべてを見ることになる」
「プロの観点から言えば、お互いの考えが手に取るようにわかる。彼の考え方もわかったし、僕の考え方も彼に伝わった。だから、奇妙な親密感のようなものがあった」
「当然、僕がレッドブルを去った後、彼はチャンピオンシップで勝ち続けた。当時、僕たちはライバル関係にあったと思うが、それと同時に... 本当に楽しんでいたし、お互いに尊敬するようになったと思う」
リカルドはまた、2024年のシーズン序盤、難しいレースが続き、日本グランプリではリタイアしたことで、フェルスタッペンからの特に心強いメッセージに言及した。
「マックスは、非常に...明らかに素晴らしいドライバーに成長したと思うが、とても成熟した若者でもある」とリカルドは付け加えた。「彼は常に僕たちの友情に感謝し、支えてくれた」
「今年の日本グランプリの後も、僕はかなり多くの批判を受けていたが、彼だけは僕にテキストメッセージを送り、『相棒、気を落とすな。君の能力を僕たちは知っている。ノイズに耳を傾けるな』と。だから、僕は彼をとても尊敬し、感謝している」
リカルドは、RBの発表の直後にソーシャルメディアで「僕はこのスポーツをずっと愛してきた」と述べ、HRT、ルノー、マクラーレンでの在籍期間も含めた「ワイルドで素晴らしい」冒険を振り返った。
ローソンは来月オースティンで開催されるアメリカグランプリからリカルドのシートに座ることになり、レッドブルは現職の角田裕毅(2025年まで契約済み)とともにニュージーランド人ドライバーを評価する機会を得ることになる。
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