角田裕毅 レッドブルF1離脱でダニエル・リカルドのF1キャリアは安泰?
角田裕毅が2025年にアウディF1(2026年まではザウバー)に移籍する可能性が浮上したことで、ダニエル・リカルドのF1での将来は安泰かもしれない。

ダニエル・リカルドは、過去数シーズンで低迷が続き、マクラーレンを解雇され、2023年のシートを獲得できなかった。しかし、レッドブルのサードドライバーとして 復帰し、シーズン後半はアルファタウリ(現ビザ・キャッシュアップRB)に加入した。

しかし今シーズン、リカルドはチームメイトの角田裕毅に比べて成績が振るわず、角田が連続ポイント獲得を達成する一方、リカルドはグランプリでは1ポイントも獲得できていない。

そして、レッドブル・レーシングは、セルジオ・ペレスと少なくとも2026年まで契約を延長。角田裕毅とダニエル・リカルドの今後2年間のシニアチームへの昇格の希望は絶たれた。

RBは2025年もリカルドを残留させるだろうか?
ダニエル・リカルドは最近の苦戦にもかかわらず、マイアミのスプリントレースでは見事な4位を獲得しており、F1での将来を確保するには同様の結果が必要になるだろう。

しかし、もしリカルドが失敗しても、角田裕毅が電撃的にチームを移籍することで、34歳の彼には救いの手が与えられるかもしれない。

ジョー・サワードは 自身のブログでドライバー市場について論じ、日本人ドライバーにとってザウバー/アウディでの地位が実現する可能性があると示唆した。

「もしオコンがハースに移籍すれば、アウディのシートが空くことになる。ボッタスや周をキープするという選択肢もあるが、モナコのウォーターフロントでささやかれているのは、角田裕毅がドイツメーカーのリストのトップに立っているということだ」とサワードは書いた。

ダニエル・リカルド

もし角田裕毅がアウディに移籍すれば、リザーブドライバーのリアム・ローソンを昇格させ、レースシートを求めて他チームに移籍する可能性のあるローソンをチームに残すことができるため、レッドブルの問題が解決する可能性がある。

「レッドブルは、リアム・ローソンをチームに残すためには4つのシートに5人のドライバーを配置する必要がある。また、ダニエル・リカルドは今年少し期待外れだったが、それでも若いローソンを評価する基準にはなるだろう」とサワードは付け加えた。

「代替案としては、リカルドを降板させて裕毅とローソンを起用するか、2人のオセアニア人を起用して裕毅を外すことになるだろう」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB