ダニエル・リカルド、アルファタウリF1残留が確定して「ハングリーな若者に戻った」
ダニエル・リカルドは、F1での当面の将来が確定した今、「とても、とてもハングリー」だと語る。

リカルドは先週末、2024年シーズンにスクーデリア・アルファタウリで角田裕毅とともに戦うことが決まった。それはリカルドがマクラーレンでの波乱の2年間を経て、ニック・デ・フリースに代わってシーズン半ばにグリッドに復帰した後のことだった。

リカルドは「来年のグリッド契約が決まってとても興奮している」とリカルドは語った。

「1年前の今頃は、自分が何を望んでいるのか正直わからなかった。よく分かっていなかった」

「もちろん、そんなこと考えたこともなかった…僕の人生はずっとレースだったし、すべてを費やしてきた。だから、『今が変化の時なのかもしれない』という時がいつ来るのか実際には分からなかった」

「間違いなく、『僕はそのような感情を抱くことになるのだろうか』と疑問に思っていた」

マクラーレンを去った後、リカルドはオーストラリアに戻り、家族や友人と時間を過ごした。

リカルドが復帰を望んでいるという最初の兆候が現れ始めたのはその期間中であり、自分がソファに座っているのではなくトレーニングしていることに気づいた。

「今年の前半は自分自身について多くのことを学び、自分が何を望んでいるのか、今後のキャリアをどのように進めていきたいのかを考えた」とリカルドは説明した。

「それは本当に再燃し、僕が望んでいた第二の風を与えてくれましたが、強制的なものではなかった」

「だから、それを手に入れ、来年のことが確定した今、僕はまたとてもハングリーな若者に戻った」

リカルドのスクーデリア・アルファタウリとの契約はその意思の表れであり、マックス・フェルスタッペンとともにレッドブルのシニアチームのポジションを取り戻したいという願望を公言している。

そのためには2024年のリカルドの課題は、角田を上回るパフォーマンスを見せ、ペレスが来シーズンいっぱいで契約が切れたとき、自分の方がより安全な存在であることを証明する必要がある。

一方、オランダGPのプラクティス中に骨折した手の回復が遅れているリカルドの代役を務めながら、印象的な走りを見せているのがリアム・ローソンだ。

リカルドはアメリカGPで復帰する見込みだが、早ければ来週末のカタールGPで復帰する可能性もある。

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / スクーデリア・アルファタウリ