ダニエル・リカルド、レッドブルF1との実車テストで「爪痕を残したい」
ダニエル・リカルドは、7月のF1イギリスGP後の数日間に、レッドブル・レーシングがシーズンを支配している2023年F1マシン『RB19』をテストする。

昨年末にマクラーレンのシートを失った33歳のリカルドは、元所属チームであるレッドブル・レーシングからのサードドライバー兼アンバサダーのオファーを受け入れた。

Telegraphは、レッドブルの2023年F1マシンでのデビューは、シルバーストーンで行われるイギリスGP後のテストで行われると報じている。

テレグラフ紙は今回、レッドブルの2023年マシンでのリカルドのデビューが、シルバーストーンでのイギリスGP後のテストで行われると報じている。

「最終的には自信を取り戻せるようなクルマになればいいと思っている」とリカルドは認めた。「シムでの兆候は良好だ」

「このテストに意味を持たせたいと思っている。2013年の中頃にテストを行い、最終的に2014年にチームでのシートが決まった。10年後、僕はある意味で再び同じポジションにいる」

しかし、マックス・フェルスタッペンの現在のチームメイトであるセルジオ・ペレスは、リカルドと同じく33歳で、すでに2024年の契約を結んでおり、ドライバーズランキングではフェルスタッペンを数ポイント差で追っている。

ペレスは実際に今年チャンピオンになれると思うかと質問されたリカルドは「"言うのは難しいね。面白いことになりそうだ」と答えた。

「自分自身については、オープンマインドでいなければならない。おそらくシーズン半ばには、他のチームがどうなっているのか見るようになると思う」

「でも、ここに戻ってくると、レッドブルが僕のキャリアでどれだけ大きな役割を果たしたかを思い知らされるし、一周してみたいという気持ちもある。嘘はつかないよ」
「またレッドブルで勝つことを想像したことがある?そうだね。もちろんだ」

しかしリカルドは、シルバーストーンでのテストの目的は、自分がペレスよりも速いことをレッドブルに示すことだとは語らなかった。

「そうでもない」とリカルドは主張する。「それよりも自分自身の問題だ。僕はこれを十分長い間やってきている」

「もし、僕が良い結果を出せば、それが注目されることは間違いない。最終的にはラップタイムではないかもしれない。『なんてことだ、2周目の終わりまでに彼はすでにフラットだった』ということになるかもしれない」

「テストが終わるころには『なんてことだ、この子はまだやれる。彼はただ走り回っているだけではない。彼はテストドライバーではない』と思ってもらいたいね」

ダニエル・リカルド レッドブル・レーシング F1

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / レッドブル・レーシング