ダニエル・リカルド セバスチャン・ベッテル
今年チャンピオンチームであるレッドブルに加入したダニエル・リカルドは、4度のワールドチャンピオンであるチームメイトのセバスチャン・ベッテルを上回る成績を上げてF1開度に驚きをもたらした。

シャシーを交換したF1スペインGPではセバスチャン・ベッテルも調子を取り戻してきており、レッドブルは以前のシャシーに“ゆがみ”を発見したと報じられている。

しかし、レッドブルのチーフエンジニアを務めるポール・モナハンはこれを否定する。

「何か1つのエラーで全体を説明することはできない。スペインGP前とその間についてはさらなる調査が必要だ」とポール・モナハンは Reuters に述べた。

理由はどうあれ、現段階で活躍しているレッドブルドライバーはダニエル・リカルドだというのが世間の認識だ。そして、ダニエル・リカルド自信もいつも笑顔でこの事実を楽しんでいる。

「セバスチャンに給料分の仕事をしてもらうのは良い気分だ」とダニエル・リカルドは Sport Bild におどけて語った。

しかし、ダニエル・リカルドは、ただの表彰台だけでは満たされないという。

「今まで以上に勝利に飢えているし、僕は大食いなんだ!」とダニエル・リカルドは笑った。

だが、ダニエル・リカルドはセバスチャン・ベッテルとの間に緊張感は一切ないと強調する。

「僕たちはチームメイトとしてとてもうまくいっている」とダニエル・リカルドはコメント。

「ときどき朝食を一緒にとることもある。そのようなチームメイトは珍しいと思う」

「今のところ僕にとっては順調だけど、セブがクルマをマスターするまでそう長くかからないこともわかってる。彼が走り方を忘れているはずはないからね!」

一部リポーターはバルセロナテストの最終日にセバスチャン・ベッテルがウィリアムズのスージー・ヴォルフに負けたことを騒ぎ立てた。

「じゃ、もう僕は引退したほうがいいかな?」とセバスチャン・ベッテルは皮肉っぽい微笑で述べた。

だが、F1の歴史はセバスチャン・ベッテルに味方している。

1987年にタイトルを獲得したネルソン・ピケがシーズン初勝利を飾ったのは第8戦のことだった。一方で、ルイス・ハミルトンを喜ばせる統計もある。これまで4連勝したF1ドライバーでその年のタイトルを逃したものは一人もいない。

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / セバスチャン・ベッテル