F1スペインGP FP1:ノリスがフェルスタッペンに0.024秒差で首位発進
2024年のF1世界選手権 第10戦 カナダグランプリのフリー走行1回目が6月21日(金)に行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムをマークした。
ランド・ノリスは1分14秒228をマークし、2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)を0.024秒差を上回った。3番手にはカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)が続いた。
前回のカナダでの週末は天候が不安定だったが、カタロニア・サーキットでFP1が開始されると、ドライで晴れた天候がチームとドライバーを出迎え、信号がグリーンに変わると数台の車がピットレーンに列をなした。
いち早くトラックに登場したドライバーの中には、ニコ・ヒュルケンベルグのハースF1のステアリングを握り、2024年に同チームで予定されている6回の練習走行のうち2回目に臨んだオリバー・ベアマンもいた。
いくつかのチームは最初の1時間をテストに使っているようで、その多くはバルセロナでの週末に向けてマシンにアップグレードを持ち込んでおり、他のチームはすでに導入したアップデートを最大限に活用することに熱心だった。
一部のドライバーにとっては順風満帆ではなかった。土曜日に3グリッド降格ペナルティを受ける予定のセルジオ・ペレスは、スロットルペダルに問題があると報告し、エンジニアはガレージで話し合うと伝えた。フェラーリでは、シャルル・ルクレールが「今のところ、マシンの状態はひどい」と述べた。
セッションが半分を過ぎた時点で、マックス・フェルスタッペンが1分15秒424のラップをマークしてタイムシートのトップに立った。そこからタイムは急速に縮まり、フェルナンド・アロンソのアストンマーティンの破片をコースから回収するためセッションは赤旗中断となった。
その短い赤旗中断の後、コース上の大半のマシンがコース上にいるため、一部のドライバーはトラフィックの問題を抱えていた。ルクレールは、アストンマーティンを駆るランス・ストロールのマシンが「いつも通りコーナーの真ん中」にいると不満を漏らしていた。
チェッカーフラッグが振られた時点でトップを走っていたのは、マクラーレンで1分14秒228のファステストを記録したノリスだった。彼は2位のフェルスタッペンに0.024秒差をつけていた。フェルスタッペンは終盤でクラッチに問題を抱えていた。サインツはフェラーリを3位に収めた。
モントリオールで表彰台に上ったジョージ・ラッセルがメルセデスをリードして4番手。5番手はペレス、6番手はオスカー・ピアストリのマクラーレンだった。ルイス・ハミルトンは7番手、8番手はアルピーヌのエステバン・オコン、9番手はアストンマーチンのフェルナンド・アロンソ、10番手はウィリアムズのアレックス・アルボンだった。
ルクレールは11番手でセッションを終え、ザウバーのバルテリ・ボッタスは12番手でチームは今年初のポイント獲得を目指し続けている。アルピーヌのピエール・ガスリーが13番手、ストロールが14番手、RBのダニエル・リカルドが今週末大幅なアップグレードを果たして15番手となった。
ザウバーの周冠宇は16番手、ハースのケビン・マグヌッセンとウィリアムズのローガン・サージェントはそれぞれ17番手と18番手だった。ベアマンとRBの角田裕毅は19番手と20番手でこの順位を締めくくった。角田裕毅はマシントラブルがあったのかガレージで過ごす時間が多く、ソフトでのアタックは赤旗で中断された。
スペイングランプリ フリー走行2回目はこの後24時(現地時間17時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP
ランド・ノリスは1分14秒228をマークし、2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)を0.024秒差を上回った。3番手にはカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)が続いた。
前回のカナダでの週末は天候が不安定だったが、カタロニア・サーキットでFP1が開始されると、ドライで晴れた天候がチームとドライバーを出迎え、信号がグリーンに変わると数台の車がピットレーンに列をなした。
いち早くトラックに登場したドライバーの中には、ニコ・ヒュルケンベルグのハースF1のステアリングを握り、2024年に同チームで予定されている6回の練習走行のうち2回目に臨んだオリバー・ベアマンもいた。
いくつかのチームは最初の1時間をテストに使っているようで、その多くはバルセロナでの週末に向けてマシンにアップグレードを持ち込んでおり、他のチームはすでに導入したアップデートを最大限に活用することに熱心だった。
一部のドライバーにとっては順風満帆ではなかった。土曜日に3グリッド降格ペナルティを受ける予定のセルジオ・ペレスは、スロットルペダルに問題があると報告し、エンジニアはガレージで話し合うと伝えた。フェラーリでは、シャルル・ルクレールが「今のところ、マシンの状態はひどい」と述べた。
セッションが半分を過ぎた時点で、マックス・フェルスタッペンが1分15秒424のラップをマークしてタイムシートのトップに立った。そこからタイムは急速に縮まり、フェルナンド・アロンソのアストンマーティンの破片をコースから回収するためセッションは赤旗中断となった。
その短い赤旗中断の後、コース上の大半のマシンがコース上にいるため、一部のドライバーはトラフィックの問題を抱えていた。ルクレールは、アストンマーティンを駆るランス・ストロールのマシンが「いつも通りコーナーの真ん中」にいると不満を漏らしていた。
チェッカーフラッグが振られた時点でトップを走っていたのは、マクラーレンで1分14秒228のファステストを記録したノリスだった。彼は2位のフェルスタッペンに0.024秒差をつけていた。フェルスタッペンは終盤でクラッチに問題を抱えていた。サインツはフェラーリを3位に収めた。
オリバー・ベアマンはハースに復帰し、2024年に同チームで2度目のFP1出場を果たした。
モントリオールで表彰台に上ったジョージ・ラッセルがメルセデスをリードして4番手。5番手はペレス、6番手はオスカー・ピアストリのマクラーレンだった。ルイス・ハミルトンは7番手、8番手はアルピーヌのエステバン・オコン、9番手はアストンマーチンのフェルナンド・アロンソ、10番手はウィリアムズのアレックス・アルボンだった。
ルクレールは11番手でセッションを終え、ザウバーのバルテリ・ボッタスは12番手でチームは今年初のポイント獲得を目指し続けている。アルピーヌのピエール・ガスリーが13番手、ストロールが14番手、RBのダニエル・リカルドが今週末大幅なアップグレードを果たして15番手となった。
ザウバーの周冠宇は16番手、ハースのケビン・マグヌッセンとウィリアムズのローガン・サージェントはそれぞれ17番手と18番手だった。ベアマンとRBの角田裕毅は19番手と20番手でこの順位を締めくくった。角田裕毅はマシントラブルがあったのかガレージで過ごす時間が多く、ソフトでのアタックは赤旗で中断された。
スペイングランプリ フリー走行2回目はこの後24時(現地時間17時)から行われる。
2024年 F1スペインGP フリー走行1回目 順位・ラップタイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分14秒228 | 27 | |
2 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分14秒252 | 0.024 | 27 |
3 | 55 | カルロス・サインツJr. | フェラーリ | 1分14秒572 | 0.344 | 31 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分14秒614 | 0.386 | 31 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分14秒692 | 0.464 | 28 |
6 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分14秒867 | 0.639 | 29 |
7 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分14秒911 | 0.683 | 28 |
8 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分15秒086 | 0.858 | 30 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分15秒222 | 0.994 | 26 |
10 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分15秒417 | 1.189 | 25 |
11 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分15秒434 | 1.206 | 26 |
12 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分15秒472 | 1.244 | 24 |
13 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分15秒484 | 1.256 | 21 |
14 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分15秒512 | 1.284 | 28 |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分15秒580 | 1.352 | 30 |
16 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分15秒616 | 1.388 | 24 |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分15秒644 | 1.416 | 30 |
18 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分15秒752 | 1.524 | 25 |
19 | 50 | オリバー・ベアマン | ハース | 1分15秒865 | 1.637 | 29 |
20 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分15秒916 | 1.688 | 21 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP