F1エミリア・ロマーニャGP初日はルクレールが最速 角田裕毅が好走3番手
2024年のF1世界選手権 エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目が5月17日(金)にイモラ・サーキットで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。
スクーデリア・フェラーリは今大会に大幅なアップグレードを投入。シャルル・ルクレールは唯一の1分15秒台のタイムを記録して、FP1とFP2の両方でタイムシートのトップに立った。
ただし、チームメイトのカルロス・サインツJr.はコースアウトを喫するなど精彩を欠き、0.517秒差の6番手と差がついた。
2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。今大会からチームメイトのランド・ノリスと同じフルアップグレードを入手したピアストリはトップか0.192ら秒差。一方、ノリスはこのセッションでもマシンの大部分にフロービズを塗って走行している場面もあり、前戦マイアイで一足先に手にしたパッケージのさらなる理解度向上のために異なるプログラムを実行していた可能性もある。
そして、3番手には角田裕毅(RB)がトップから0.380秒差で続いた。チームメイトのダニエル・リカルドも11番手と比較的競争力を示している。イモラから近いファエンツァにファクトリーを構えるRBだが、FIAに提出するレベルのアップグレードは投入していない。したがって、前戦マイアミで入賞を果たしたマシンをさらに煮詰める作業となっており、アップグレードを投入した上位チームがタイムを改善してくるであろう明日以降のパフォーマンスが気になるところだ。
4番手にルイス・ハイルトン、5番手にはジョージ・ラッセルとメルセデス勢。ここでは前戦で先行投入したパーツに加えて、完全版のアップデートを投入しており、明日以降に正しい方向性を維持できるかがカギとなるはずだ。
7番手にマックス・フェルスタッペン、8番手にセルジオ・ペレスとレッドブル・レーシング勢がやや出遅れた印象。フロアを中心としたアップデートを投入したレッドブルだが、フェルスタッペンが午前中からコースアウトを喫して予測不能なグリッドを訴えるなど、まだ新しいパッケージの癖を掴めていない模様。しかし、レッドブルは土曜日、特に予選までにマシンを仕上げてくる傾向にあるため、明日の進展に注目だ。
9番手にはハースのニコ・ヒュルケンベルグが入った。FP1をオリバー・ベアマンに譲ったチームメイトは17番手。他チームと同様にアップグレードの理解度を高めることが優先事項となるだろう。
10番手はアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ。チームメイトのランス・ストロールは13番手。アストンマーティンもアップデート組であり、土曜日にチーム力が試されることになる。
アルピーヌはエステバン・オコンが14番手、ピエール・ガスリーが15番手。前戦で今季初ポイントを獲得し、ザウバー、ウィリアムズのノーポイント組から抜け出した感がある初日となった。
F1エミリア・ロマーニャGPは明日18日(土)の19時30分(現地時間12時30分)からフリー走行3回目、23時(現地時間16時)から予選が行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1エミリア・ロマーニャGP
スクーデリア・フェラーリは今大会に大幅なアップグレードを投入。シャルル・ルクレールは唯一の1分15秒台のタイムを記録して、FP1とFP2の両方でタイムシートのトップに立った。
ただし、チームメイトのカルロス・サインツJr.はコースアウトを喫するなど精彩を欠き、0.517秒差の6番手と差がついた。
2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。今大会からチームメイトのランド・ノリスと同じフルアップグレードを入手したピアストリはトップか0.192ら秒差。一方、ノリスはこのセッションでもマシンの大部分にフロービズを塗って走行している場面もあり、前戦マイアイで一足先に手にしたパッケージのさらなる理解度向上のために異なるプログラムを実行していた可能性もある。
そして、3番手には角田裕毅(RB)がトップから0.380秒差で続いた。チームメイトのダニエル・リカルドも11番手と比較的競争力を示している。イモラから近いファエンツァにファクトリーを構えるRBだが、FIAに提出するレベルのアップグレードは投入していない。したがって、前戦マイアミで入賞を果たしたマシンをさらに煮詰める作業となっており、アップグレードを投入した上位チームがタイムを改善してくるであろう明日以降のパフォーマンスが気になるところだ。
4番手にルイス・ハイルトン、5番手にはジョージ・ラッセルとメルセデス勢。ここでは前戦で先行投入したパーツに加えて、完全版のアップデートを投入しており、明日以降に正しい方向性を維持できるかがカギとなるはずだ。
7番手にマックス・フェルスタッペン、8番手にセルジオ・ペレスとレッドブル・レーシング勢がやや出遅れた印象。フロアを中心としたアップデートを投入したレッドブルだが、フェルスタッペンが午前中からコースアウトを喫して予測不能なグリッドを訴えるなど、まだ新しいパッケージの癖を掴めていない模様。しかし、レッドブルは土曜日、特に予選までにマシンを仕上げてくる傾向にあるため、明日の進展に注目だ。
9番手にはハースのニコ・ヒュルケンベルグが入った。FP1をオリバー・ベアマンに譲ったチームメイトは17番手。他チームと同様にアップグレードの理解度を高めることが優先事項となるだろう。
10番手はアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ。チームメイトのランス・ストロールは13番手。アストンマーティンもアップデート組であり、土曜日にチーム力が試されることになる。
アルピーヌはエステバン・オコンが14番手、ピエール・ガスリーが15番手。前戦で今季初ポイントを獲得し、ザウバー、ウィリアムズのノーポイント組から抜け出した感がある初日となった。
F1エミリア・ロマーニャGPは明日18日(土)の19時30分(現地時間12時30分)からフリー走行3回目、23時(現地時間16時)から予選が行われる。
2024年 F1エミリア・ロマーニャGP フリー走行2回目 順位・ラップタイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | ギャップ | 周回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分15秒906 | 29 | |
2 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分16秒098 | 0.192 | 30 |
3 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分16秒286 | 0.380 | 32 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分16秒297 | 0.391 | 29 |
5 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分16秒311 | 0.405 | 32 |
6 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分16秒423 | 0.517 | 30 |
7 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分16秒447 | 0.541 | 23 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分16秒552 | 0.646 | 25 |
9 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分16秒826 | 0.920 | 28 |
10 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分16秒838 | 0.932 | 29 |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分16秒967 | 1.061 | 32 |
12 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分16秒980 | 1.074 | 30 |
13 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分16秒991 | 1.085 | 26 |
14 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分17秒008 | 1.102 | 31 |
15 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分17秒064 | 1.158 | 32 |
16 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分17秒088 | 1.182 | 28 |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分17秒129 | 1.223 | 32 |
18 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分17秒135 | 1.229 | 23 |
19 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分17秒606 | 1.700 | 28 |
20 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分17秒848 | 1.942 | 22 |
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