F1日本GP フェルスタッペンFP1最速でレッドブルが1-2 角田裕毅9番手
2024年のF1世界選手権 第4戦 日本GPのフリー走行1回目が4月5日(金)に鈴鹿サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がトップタイムをマークした。母国レースとなる角田裕毅(RB)は9番手タイムだった。
フェルスタッペンはセッション中盤にソフトタイヤで1分30秒056をマーク。2番手に0.181秒差でチームメイトのセルジオ・ペレス、3番手には0.213秒差で前回大会オーストラリアで優勝したカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)が続いた。
史上初となる4月開催となる日本グランプリ。桜が咲く鈴鹿サーキットで午前中の天気予報から雨マークは消え、気温17度、路面温度25度のドライコンディションで60分間のFP1セッションはスタート。
今大会ではレッドブルとホンダの育成ドライバーである岩佐歩夢がルーキーFP1枠でRBから角田裕毅とともに出走。鈴鹿サーキットの公式セッションで2人の日本人ドライバーが走るのは2010年の小林可夢偉(ザウバー)と山本左近(HRT)以来となる。
開幕3戦を終えて多くのチームがアップデートを投入。アストンマーティンが最も大きな改良を加えており、レッドブルとRBは新しいフロアを入れている。
セッションのちょうと30分のタイミングで、ローガン・サージェント(ウィリアムズ・レーシング)がターン7でクラッシュ。スペアカーのないウィリアムズにとってマシンを壊せない状況だが、モノコックまでダメージは及んでいないようだ。ただし、新しいフロントウイングのスペアはないはずで、サージェントは旧型のフロントウイングで戦うことになりそうだ。ちなみに、サージェントには前回大会でクラッシュしたアレクサンダー・アルボンを修理したマシンが割り当てられている。
このクラッシュで各チームのランプランは狂い、マクラーレンは新品ソフトでの走行が中断された。また、ザウバー勢はミディアムタイヤのみでセッションを走り切った。
上位3台に続いたのがジョージ・ラッセル(4番手)とルイス・ハミルトン(5番手)のメルセデス勢。開幕から厳しい状況の続くメルセデスでは、当初欠場が予定されていたチーム代表のトト・ヴォルフがそれを撤回して鈴鹿入りしている。
6番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、7番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、8番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とビッグ5チームのマシンが続いた。
そこに割って入ったが角田裕毅(RB)。トップから1.147秒差の9番手タイムをマークし、ランド・ノリス(マクラーレン)を上回った。ちなみにマクラーレンは、今大会で日本人アーティストのMILTZがデザインした特別カラーのMCL38を走らせている。
岩佐歩夢(RB)は16番手タイムをマーク。角田裕毅が新しいフロア、岩佐は旧型のフロアを搭載し、比較のためのデータ取りがミッションとして与えられた。マシンを壊すことなく、下手すると、ダニエル・リカルドと同等のタイムで安定した走行をした岩佐はよい仕事をしたと言える。今後に繋がるセッションになったことを期待したい。
2024年F1 日本グランプリのフリー走行2回目は15時から行われる。雨も予報されており、興味深いセッションとなりそうだ。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1日本GP
フェルスタッペンはセッション中盤にソフトタイヤで1分30秒056をマーク。2番手に0.181秒差でチームメイトのセルジオ・ペレス、3番手には0.213秒差で前回大会オーストラリアで優勝したカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)が続いた。
史上初となる4月開催となる日本グランプリ。桜が咲く鈴鹿サーキットで午前中の天気予報から雨マークは消え、気温17度、路面温度25度のドライコンディションで60分間のFP1セッションはスタート。
今大会ではレッドブルとホンダの育成ドライバーである岩佐歩夢がルーキーFP1枠でRBから角田裕毅とともに出走。鈴鹿サーキットの公式セッションで2人の日本人ドライバーが走るのは2010年の小林可夢偉(ザウバー)と山本左近(HRT)以来となる。
開幕3戦を終えて多くのチームがアップデートを投入。アストンマーティンが最も大きな改良を加えており、レッドブルとRBは新しいフロアを入れている。
セッションのちょうと30分のタイミングで、ローガン・サージェント(ウィリアムズ・レーシング)がターン7でクラッシュ。スペアカーのないウィリアムズにとってマシンを壊せない状況だが、モノコックまでダメージは及んでいないようだ。ただし、新しいフロントウイングのスペアはないはずで、サージェントは旧型のフロントウイングで戦うことになりそうだ。ちなみに、サージェントには前回大会でクラッシュしたアレクサンダー・アルボンを修理したマシンが割り当てられている。
このクラッシュで各チームのランプランは狂い、マクラーレンは新品ソフトでの走行が中断された。また、ザウバー勢はミディアムタイヤのみでセッションを走り切った。
上位3台に続いたのがジョージ・ラッセル(4番手)とルイス・ハミルトン(5番手)のメルセデス勢。開幕から厳しい状況の続くメルセデスでは、当初欠場が予定されていたチーム代表のトト・ヴォルフがそれを撤回して鈴鹿入りしている。
6番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、7番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、8番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とビッグ5チームのマシンが続いた。
そこに割って入ったが角田裕毅(RB)。トップから1.147秒差の9番手タイムをマークし、ランド・ノリス(マクラーレン)を上回った。ちなみにマクラーレンは、今大会で日本人アーティストのMILTZがデザインした特別カラーのMCL38を走らせている。
岩佐歩夢(RB)は16番手タイムをマーク。角田裕毅が新しいフロア、岩佐は旧型のフロアを搭載し、比較のためのデータ取りがミッションとして与えられた。マシンを壊すことなく、下手すると、ダニエル・リカルドと同等のタイムで安定した走行をした岩佐はよい仕事をしたと言える。今後に繋がるセッションになったことを期待したい。
2024年F1 日本グランプリのフリー走行2回目は15時から行われる。雨も予報されており、興味深いセッションとなりそうだ。
角田裕毅とともにRBのマシンを走らせた岩佐歩夢は、今式セッションデビューでしっかりと仕事をこなした。
2024年F1 日本GP フリー走行1回目 順位・ラップタイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイヤ | ギャップ | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分30秒056 | 18 | |
2 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分30秒237 | 0.181 | 18 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分30秒269 | 0.213 | 20 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分30秒530 | 0.474 | 18 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分30秒543 | 0.487 | 23 |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分30秒558 | 0.502 | 18 |
7 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分30秒599 | 0.543 | 20 |
8 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分31秒165 | 1.109 | 23 |
9 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分31秒230 | 1.174 | 20 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分31秒240 | 1.184 | 22 |
11 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分31秒935 | 1.879 | 19 |
12 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分31秒943 | 1.887 | 18 |
13 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分31秒058 | 1.902 | 19 |
14 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分32秒054 | 1.998 | 17 |
15 | 40 | 岩佐歩夢 | RB | 1分32秒055 | 1.999 | 17 |
16 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分32秒103 | 2.047 | 22 |
17 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分32秒277 | 2.221 | 23 |
18 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分32秒638 | 2.582 | 18 |
19 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分32秒803 | 2.747 | 21 |
20 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分32秒204 | 3.148 | 10 |
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