FP1:フェラーリF1のサインツが首位発進 レッドブルはトップ3圏外
2023年のF1世界選手権 第7戦 モナコGPのフリー走行1回目が5月26日(金)にモンテカルロ市街地コースで行われ、カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)がトップタイムをマークした。

カルロス・サインツは1分13秒372のラップタイムを記録した。2番手につけた同胞のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)よりコンマ3秒以上速いタイムだった。

ルイス・ハミルトンは大幅にアップグレードされたメルセデスF1のマシンでセッションを3番手で終えたが、7回のワールドチャンピオンはトップのサインツからコンマ6秒以上の差をつけられた。

レッドブル・レーシングはセルジオ・ペレスが4番手、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が5番手となり、チャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンを抑えてトップ5に入った。

このセッションは、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)がターン1でマシンのリアを失い、マシンの左側に大きなダメージを負ったため、赤旗で終了した。

セッションの序盤には、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がヌーベル・シケインで壁に接触。タイヤがパンクしたヒュルケンべルグはピットに戻ることができたものの、レースコントロールは残されたデブリを取り除くために赤旗を掲示することを選択した。フリー走行1回目では2回の赤旗が提示された。

アルボンのチームメイト、ローガン・サージャントも右リアホイールのトラブルでピットに戻り、ウィリアムズのメカニックがタイヤの取り外しに手間取っているのが目に見えてわかり、厄介な状況に陥った。

ランド・ノリス(マクラーレン)は、エステバン・オコン(アルピーヌ)とランス・ストロール(アストンマーティン)を抑えて7番手につけた。

アルボンはクラッシュを喫したものの、セッションのファステストラップから1.2秒遅いタイムを記録してトップ10入りを果たした。

2台目のメルセデスであるジョージ・ラッセルは15番手、ルーキートリオの中ではニック・デ・フリース(アルファタウリ)が最速だった。

デ・フリースは16番手、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)とサージェントがそれぞれ17番手と18番手に続いた。

2023年 F1モナコGP フリー走行1回目 結果・タイム

順位Noドライバーチームタイムギャップ周回
155カルロス・サインツフェラーリ1分13秒372 26
214フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分13秒7100.33828
344ルイス・ハミルトンメルセデス1分14秒0350.66327
411セルジオ・ペレスレッドブル1分14秒0370.66627
516シャルル・ルクレールフェラーリ1分14秒0930.72124
61マックス・フェルスタッペンレッドブル1分14秒2440.87226
74ランド・ノリスマクラーレン1分14秒4671.09525
831エステバン・オコンアルピーヌ1分14秒5851.21329
918ランス・ストロールアストンマーティン1分14秒6531.28128
1023アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分14秒6661.29432
1177バルテリ・ボッタスアルファロメオ1分14秒7181.34629
1220ケビン・マグヌッセンハース1分14秒7251.35329
1322角田裕毅アルファタウリ1分14秒8201.44829
1410ピエール・ガスリーアルピーヌ1分14秒8661.49430
1563ジョージ・ラッセルメルセデス1分15秒0661.69424
1621ニック・デ・フリースアルファタウリ1分15秒0831.71133
1781オスカー・ピアストリマクラーレン1分15秒1921.82032
182ローガン・サージェントウィリアムズ1分15秒5572.18530
1924周冠宇アルファロメオ1分15秒6842.31225
2027ニコ・ヒュルケンベルグハース1分15秒7852.41317


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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1モナコGP