レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンがRB19で完璧な最速スタート
2023年のF1プレシーズンテストが2月23日(木)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、王者マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)に先んじてタイムシートのトップで初日のセッションを終えた。
マックス・フェリスタッペンは、開幕戦バーレーングランプリの舞台となるサーキットで、午前、そして、砂漠の暑さが穏やかな夕暮れのコンディションに移行した午後の両方のセッションをリード。
多くのチームが2回のセッションで走行を分担することを選択する中、レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンが終日ドライブし、150周の大台を突破。1分32秒837をマークし、この日のセッションを終了。ターン10での短時間のコースオフが唯一のドラマだった。
2番手にはフェルナンド・アロンソが0.029秒差で続いた。午前中にリザーブドライバーのフェリペ・ドルゴビッチがストップしたことで混乱したスタートを切ったアストンマーティンだったが、夕方にはタイムシートの上位に浮上した。
フェラーリはカルロス・サインツとシャルル・ルクレールがそれぞれ3位と4位に入り、新チーム代表のフレデリック・バスールはドライバーラインナップを歓迎し、SF-23のポジティブなスタートについて語った。
マクラーレンのランド・ノリスは、ガレージでの滞在で失われた時間を取り戻し、メルセデスのルイス・ハミルトンや朝の走行距離チャートでトップに立ったウィリアムズのアレックス・アルボンを抑えて5番手となった。
アルファロメオの周冠宇が1秒弱の差で8番手タイムを記録し、メルセデスのジョージ・ラッセル、この日最速の新人であるウィリアムズのローガン・サージャントがトップ10に名を連ねた。
F1復帰組のニコ・ヒュルケンベルグはハースF1チームの新車に慣れ、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)や同じくルーキーのニック・デ・フリース(アルファタウリ)の前に出て11番手となった。
フェロペ・ドルゴビッチは、ターン4の出口での電気系のトラブルで赤旗の原因となったインシデントから回復し、14番手でフィニッシュした。負傷したランス ストロールの代わりに2023年のアストンマーティンを公式デビューさせた。
サキールでの初日のアストンマーティンの問題はこれだけではなく、フェルナンド・アロンソの午後のセッションもメカニックがAMR23のフロアを点検している間、遅れが生じた。
アルファタウリの角田裕毅は 15番手で、アルピーヌF1チームのピエール・ガスリーとエステバン・オコンを抑え、マクラーレンのオスカー・ピアストリ(2023年のもうひとりのルーキー)とハースF1チームのケビン・マグヌッセンが2秒強の差でフィールドをカバーした。
得てして、プレシーズンテストのタイム、特に初日は勢力図を測る上で参考にならないと考えられているが、リアサスペンションをプルロッドからプッシュロッドに変更と大きくコンセプトを変えたアルピーヌを除いて、ほとんどのチームが昨年マシンからの進化版。
その結果、アルピーヌ以外、タイムシートは、昨年とほぼ同じような構成となった。初日のタイムは昨年の予選タイム(1分30秒558/シャルル・ルクレール)から2秒落ち。フェルナンド・アロンソが速いタイムを出したが、見出しを狙いにいったグローリーランだった場合、戦闘力としてはまだギャップは大きそうだ。
F1チームはバーレーンのパドックで再編成して夜の報告会を行い、金曜日 (現地時間10:00時) にアクションを再開する。
カテゴリー: F1 / F1レース結果
マックス・フェリスタッペンは、開幕戦バーレーングランプリの舞台となるサーキットで、午前、そして、砂漠の暑さが穏やかな夕暮れのコンディションに移行した午後の両方のセッションをリード。
多くのチームが2回のセッションで走行を分担することを選択する中、レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンが終日ドライブし、150周の大台を突破。1分32秒837をマークし、この日のセッションを終了。ターン10での短時間のコースオフが唯一のドラマだった。
2番手にはフェルナンド・アロンソが0.029秒差で続いた。午前中にリザーブドライバーのフェリペ・ドルゴビッチがストップしたことで混乱したスタートを切ったアストンマーティンだったが、夕方にはタイムシートの上位に浮上した。
フェラーリはカルロス・サインツとシャルル・ルクレールがそれぞれ3位と4位に入り、新チーム代表のフレデリック・バスールはドライバーラインナップを歓迎し、SF-23のポジティブなスタートについて語った。
マクラーレンのランド・ノリスは、ガレージでの滞在で失われた時間を取り戻し、メルセデスのルイス・ハミルトンや朝の走行距離チャートでトップに立ったウィリアムズのアレックス・アルボンを抑えて5番手となった。
アルファロメオの周冠宇が1秒弱の差で8番手タイムを記録し、メルセデスのジョージ・ラッセル、この日最速の新人であるウィリアムズのローガン・サージャントがトップ10に名を連ねた。
F1復帰組のニコ・ヒュルケンベルグはハースF1チームの新車に慣れ、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)や同じくルーキーのニック・デ・フリース(アルファタウリ)の前に出て11番手となった。
フェロペ・ドルゴビッチは、ターン4の出口での電気系のトラブルで赤旗の原因となったインシデントから回復し、14番手でフィニッシュした。負傷したランス ストロールの代わりに2023年のアストンマーティンを公式デビューさせた。
サキールでの初日のアストンマーティンの問題はこれだけではなく、フェルナンド・アロンソの午後のセッションもメカニックがAMR23のフロアを点検している間、遅れが生じた。
アルファタウリの角田裕毅は 15番手で、アルピーヌF1チームのピエール・ガスリーとエステバン・オコンを抑え、マクラーレンのオスカー・ピアストリ(2023年のもうひとりのルーキー)とハースF1チームのケビン・マグヌッセンが2秒強の差でフィールドをカバーした。
得てして、プレシーズンテストのタイム、特に初日は勢力図を測る上で参考にならないと考えられているが、リアサスペンションをプルロッドからプッシュロッドに変更と大きくコンセプトを変えたアルピーヌを除いて、ほとんどのチームが昨年マシンからの進化版。
その結果、アルピーヌ以外、タイムシートは、昨年とほぼ同じような構成となった。初日のタイムは昨年の予選タイム(1分30秒558/シャルル・ルクレール)から2秒落ち。フェルナンド・アロンソが速いタイムを出したが、見出しを狙いにいったグローリーランだった場合、戦闘力としてはまだギャップは大きそうだ。
F1チームはバーレーンのパドックで再編成して夜の報告会を行い、金曜日 (現地時間10:00時) にアクションを再開する。
2023年 F1バーレーン プレシーズンテスト 1日目 結果
順位 | No. | ドライバー | チーム | タイム | GAP | タイヤ | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分32秒837 | C3 | 157 | |
2 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分32秒866 | 0.029 | C3 | 60 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分33秒253 | 0.416 | C3 | 72 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分33秒267 | 0.430 | C3 | 64 |
5 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分33秒462 | 0.625 | C3 | 40 |
6 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分33秒508 | 0.671 | C3 | 83 |
7 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分33秒671 | 0.834 | C5 | 74 |
8 | 24 | 周冠宇 | アストンマーティン | 1分33秒723 | 0.886 | C3 | 67 |
9 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分34秒174 | 1.337 | C3 | 69 |
10 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分34秒324 | 1.487 | C3 | 75 |
11 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分34秒424 | 1.587 | C3 | 51 |
12 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 1分34秒558 | 1.721 | C3 | 71 |
13 | 21 | ニック・デ・フリース | アルファタウリ | 1分34秒559 | 1.722 | C3 | 85 |
14 | 34 | フェリペ・ドルゴビッチ | アストンマーティン | 1分34秒564 | 1.727 | C3 | 40 |
15 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1分34秒671 | 1.834 | C3 | 46 |
16 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分34秒822 | 1.985 | C3 | 60 |
17 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分34秒871 | 2.034 | C3 | 52 |
18 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分34秒888 | 2.061 | C3 | 52 |
19 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分35秒087 | 2.250 | C3 | 57 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果