F1シンガポールGP FP1:メルセデスF1のルイス・ハミルトンが首位発進
2022年のF1世界選手権 第17戦 シンガポールGPのフリー走行1回目が9月30日(金)にマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われ、メルセデスF1のルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。
最終フライアウェイレースの初戦となるF1シンガポールGP。2008年にF1初のナイトレースとして開催されたシンガポールGPは、新型コロナウイルスのパンデミックによる中止を経て、3年ぶりの開催となる。
タイトな低速コーナーが多い市街地コースのマリーナ・ベイ・サーキットは、エンジン面で劣るチームがチャンスと捉えており、例年、ハイダウンフォース仕様のパッケージを持ち込む。また、多くのドライバーが“照明映え”する煌びやかなヘルメットを着用するグランプリでもある。
ピレリは、ストリートサーキットとなるマリーナベイにC3(ハード/ホワイト)、C4(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という最も柔らかいコンパウンドを選択したが、18インチタイヤでのレースは初となり、路面も再舗装されていることから“ほぼまったく新しいレースになる”との見解を示している。
まだ日が落ちていない時間帯となる現地時間18時00分。気温29度、路面温度36度のドライコンディションで600分間のFP1セッションはスタートした。
街中に設置されるサーキットのため、序盤はジョージ・ラッセル(メルセデス)がノーズから軽くバリアに接触するなどドライバーがコーナーで挙動を乱すシーンも見られた。シャルル・ルクレール(フェラーリ)はブレーキトラブルによって序盤の20分間を棒に振る。
セッション中盤にタイムシートのトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。そこからはミディアムでの走行に切り替えている。
残り20分でランス・ストロール(アストンマーティン)がターン5にバリアにリアをヒットさせてコース上にストップ。5分程度の赤旗中断となる。
2022年F1シンガポールグランプリのフリー走行1回目でのトップタイムはルイス・ハミルトン(メルセデス)。終盤にソフトタイヤで走行を行い、1分43秒033をマーク。2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.084秒差をつけた。3番手には0.402秒差でシャルル・ルクレールが続いた。
4番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)、5番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)、6番手にはカルロス・サインツJr.(フェラーリ)とトップ3チームがタイムシートの上位を占めた。
ベスト・オブ・ザ・レストの7番手は新しいフロアを導入したアルピーヌF1チームのエステバン・オコン。チームメイトのフェルナンド・アロンソはギアボックスのオイル漏れによってセッション前半しか走行できなかったが、ミディアムタイヤで10番手タイムにつけた。
8番手はランド・ストロール。9番手にはピエール・ガスリーが続いた。アルファタウリは新しいノーズとフロントウイングを投入している。シンガポール初走行となるチームメイトの角田裕毅は15番手だった。
F1シンガポールGP フリー走行2回目は22時(現地時間21時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1シンガポールGP
最終フライアウェイレースの初戦となるF1シンガポールGP。2008年にF1初のナイトレースとして開催されたシンガポールGPは、新型コロナウイルスのパンデミックによる中止を経て、3年ぶりの開催となる。
タイトな低速コーナーが多い市街地コースのマリーナ・ベイ・サーキットは、エンジン面で劣るチームがチャンスと捉えており、例年、ハイダウンフォース仕様のパッケージを持ち込む。また、多くのドライバーが“照明映え”する煌びやかなヘルメットを着用するグランプリでもある。
ピレリは、ストリートサーキットとなるマリーナベイにC3(ハード/ホワイト)、C4(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という最も柔らかいコンパウンドを選択したが、18インチタイヤでのレースは初となり、路面も再舗装されていることから“ほぼまったく新しいレースになる”との見解を示している。
まだ日が落ちていない時間帯となる現地時間18時00分。気温29度、路面温度36度のドライコンディションで600分間のFP1セッションはスタートした。
街中に設置されるサーキットのため、序盤はジョージ・ラッセル(メルセデス)がノーズから軽くバリアに接触するなどドライバーがコーナーで挙動を乱すシーンも見られた。シャルル・ルクレール(フェラーリ)はブレーキトラブルによって序盤の20分間を棒に振る。
セッション中盤にタイムシートのトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。そこからはミディアムでの走行に切り替えている。
残り20分でランス・ストロール(アストンマーティン)がターン5にバリアにリアをヒットさせてコース上にストップ。5分程度の赤旗中断となる。
2022年F1シンガポールグランプリのフリー走行1回目でのトップタイムはルイス・ハミルトン(メルセデス)。終盤にソフトタイヤで走行を行い、1分43秒033をマーク。2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.084秒差をつけた。3番手には0.402秒差でシャルル・ルクレールが続いた。
4番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)、5番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)、6番手にはカルロス・サインツJr.(フェラーリ)とトップ3チームがタイムシートの上位を占めた。
ベスト・オブ・ザ・レストの7番手は新しいフロアを導入したアルピーヌF1チームのエステバン・オコン。チームメイトのフェルナンド・アロンソはギアボックスのオイル漏れによってセッション前半しか走行できなかったが、ミディアムタイヤで10番手タイムにつけた。
8番手はランド・ストロール。9番手にはピエール・ガスリーが続いた。アルファタウリは新しいノーズとフロントウイングを投入している。シンガポール初走行となるチームメイトの角田裕毅は15番手だった。
F1シンガポールGP フリー走行2回目は22時(現地時間21時)から行われる。
2022年 F1シンガポールGP フリー走行1回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | ギャップ | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分43秒033 | 20 | |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分43秒117 | 0.084 | 20 |
3 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分42秒435 | 0.402 | 17 |
4 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分43秒839 | 0.806 | 15 |
5 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分44秒066 | 1.033 | 21 |
6 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分44秒138 | 1.105 | 24 |
7 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分44秒736 | 1.703 | 24 |
8 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分45秒221 | 2.188 | 12 |
9 | 40 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ | 1分45秒258 | 2.225 | 24 |
10 | 3 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分45秒336 | 2.303 | 11 |
11 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分45秒354 | 2.321 | 22 |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分45秒724 | 2.691 | 21 |
13 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 1分45秒725 | 2.692 | 24 |
14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分46秒028 | 2.995 | 22 |
15 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1分46秒081 | 3.048 | 26 |
16 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分46秒119 | 3.086 | 20 |
17 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1分46秒408 | 3.375 | 26 |
18 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分46秒601 | 3.568 | 23 |
19 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分46秒680 | 3.647 | 22 |
20 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分47秒092 | 4.059 | 18 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1シンガポールGP