F1バーレーンGP 決勝:シャルル・ルクレール優勝でフェラーリが復活1-2!
2022年F1開幕戦バーレーングランプリの決勝が3月20日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、シャルル・ルクレールが優勝。2位にもチームメイトのカルロス・サインツが続き、スクーデリア・フェラーリが1-2フィニッシュで開幕戦を制した。
グラウンドエフェクトカーに変貌を遂げた新世代のF1マシンによる初レース。気温24度、温度29度でスタタートしたトワイライトレースは思いもよらない結末が待ちうけていた。
レースは、ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレールと2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が1回目のピットストップ直後に抜きつ抜かれつのレースを展開。二人で最後まで優勝が争われると考えられていた。
しかし、レース後半にマックス・フェルスタッペンのマシンに異変が。ステアリングの不調を訴えていたフェルスタッペンのマシンは、ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)がマシンから出火してリタイアしたことで出動したセーフティカー中に悪化。残り3周でリタイアとなる。
レースはスクーデリア・フェラーリの1-2体制に。そして、3位を走行していたセルジオ・ペレズ(レッドブル・レーシング)もリスタート直後にフェルスタッペンと同様にトラブルが発症。ルイス・ハミルトンに追われながらもなんとか走行を続けていたが、ファイナルラップでパワーダウン。リタイアとなった。
最終的にシャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウィン、3番グリッドのスタートのカルロス・サインツが2位とスクーデリア・フェラーリが1-2フィニッシュで圧勝。フェラーリの1-2は2019年のシンガポールグランプリ以来となる。
3位にはメルセデスF1のルイス・ハミルトン。ポーパシング(ポーポイズ現象)に苦しみ、今回のレースには勝てないと明言していたハミルトンだが、レッドブルのダブルリタイアによって表彰台が転がり込んできた。ジョージ・ラッセルも4位に続き、ダメージリミテーションどころか、大量ポイントを獲得することになった。表彰式ではチーム代表のトト・ヴォルフに笑顔が見られた。
5位はハースF1チームのケビン・マグヌッセン。昨年、最下位だったハースF1チームは強さを見せており、先週の水曜日に復帰に発表されたばかりのマグヌッセンがチームに10ポイントをもたらした。チームメイトのミック・シューマッハも健闘したが、惜しくも11位でレースを終えている。
6位にはアルファロメオF1チームのバルテリ・ボッタス。6番グリッドからスタートしてボッタスはオープニングラップで13番手まで順位を落としたが、粘り強い走りで上位勢のトラブルから恩恵を受け、ポイントフィニッシュを成し遂げた。チームメイトのルーキー、周冠宇も10位でフィニッシュしてデビュー戦でポイントを獲得。初の中国人ドライバーとしてデビューを飾った周冠宇は、中国人としてF1で始めてポイントを獲得した。
7位はアルピーヌF1のエステバン・オコン。チームメイトのフェルナンド・アロンソも9位。。レース中はそこまで目立つ存在ではなかったが、堅実にダブル入賞を達成した。
8位にはスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅。ベテラン勢を相手にレースを戦って入賞を勝ち取った。
フェラーリエンジンは6台中5台が入賞と好スタートを切る一方で、レッドブル・パワートレインズ(ホンダ)は4台中3台がリタイアと悪夢のようなスタートとなった。
第2戦はサウジアラビアブランプリ。中東2連戦となり、3月25~27日に開催される。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP
グラウンドエフェクトカーに変貌を遂げた新世代のF1マシンによる初レース。気温24度、温度29度でスタタートしたトワイライトレースは思いもよらない結末が待ちうけていた。
レースは、ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレールと2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が1回目のピットストップ直後に抜きつ抜かれつのレースを展開。二人で最後まで優勝が争われると考えられていた。
しかし、レース後半にマックス・フェルスタッペンのマシンに異変が。ステアリングの不調を訴えていたフェルスタッペンのマシンは、ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)がマシンから出火してリタイアしたことで出動したセーフティカー中に悪化。残り3周でリタイアとなる。
レースはスクーデリア・フェラーリの1-2体制に。そして、3位を走行していたセルジオ・ペレズ(レッドブル・レーシング)もリスタート直後にフェルスタッペンと同様にトラブルが発症。ルイス・ハミルトンに追われながらもなんとか走行を続けていたが、ファイナルラップでパワーダウン。リタイアとなった。
最終的にシャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウィン、3番グリッドのスタートのカルロス・サインツが2位とスクーデリア・フェラーリが1-2フィニッシュで圧勝。フェラーリの1-2は2019年のシンガポールグランプリ以来となる。
3位にはメルセデスF1のルイス・ハミルトン。ポーパシング(ポーポイズ現象)に苦しみ、今回のレースには勝てないと明言していたハミルトンだが、レッドブルのダブルリタイアによって表彰台が転がり込んできた。ジョージ・ラッセルも4位に続き、ダメージリミテーションどころか、大量ポイントを獲得することになった。表彰式ではチーム代表のトト・ヴォルフに笑顔が見られた。
5位はハースF1チームのケビン・マグヌッセン。昨年、最下位だったハースF1チームは強さを見せており、先週の水曜日に復帰に発表されたばかりのマグヌッセンがチームに10ポイントをもたらした。チームメイトのミック・シューマッハも健闘したが、惜しくも11位でレースを終えている。
6位にはアルファロメオF1チームのバルテリ・ボッタス。6番グリッドからスタートしてボッタスはオープニングラップで13番手まで順位を落としたが、粘り強い走りで上位勢のトラブルから恩恵を受け、ポイントフィニッシュを成し遂げた。チームメイトのルーキー、周冠宇も10位でフィニッシュしてデビュー戦でポイントを獲得。初の中国人ドライバーとしてデビューを飾った周冠宇は、中国人としてF1で始めてポイントを獲得した。
7位はアルピーヌF1のエステバン・オコン。チームメイトのフェルナンド・アロンソも9位。。レース中はそこまで目立つ存在ではなかったが、堅実にダブル入賞を達成した。
8位にはスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅。ベテラン勢を相手にレースを戦って入賞を勝ち取った。
フェラーリエンジンは6台中5台が入賞と好スタートを切る一方で、レッドブル・パワートレインズ(ホンダ)は4台中3台がリタイアと悪夢のようなスタートとなった。
第2戦はサウジアラビアブランプリ。中東2連戦となり、3月25~27日に開催される。
2022年 開幕戦 F1バーレーンGP 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | GAP | INT | PT |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | LAP | 57 | 3 |
2 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 5.598 | 5.598 | 3 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 9.675 | 4.077 | 3 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 11.211 | 1.536 | 3 |
5 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 14.754 | 3,543 | 3 |
6 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 16.119 | 1,365 | 3 |
7 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 19.423 | 3,304 | 3 |
8 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 20.386 | 0.963 | 3 |
9 | 3 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 22.390 | 2.004 | 3 |
10 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 23.064 | 0.674 | 3 |
11 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 32.574 | 9.510 | 3 |
12 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 45.873 | 13.299 | 2 |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 53.932 | 8.059 | 3 |
14 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 54.975 | 1.043 | 3 |
15 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 56.355 | 1.360 | 3 |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 61.795 | 5.460 | 3 |
17 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アストンマーティン | 63.829 | 2.034 | 3 |
DNF | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 3 | ||
DNF | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 4 | ||
DNF | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ | 2 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP