F1アゼルバイジャンGP 予選:ルクレールが2戦連続ポール!赤旗4回!
2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの予選が6月5日(土)にバクー市街地サーキットで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。
ペルシャ語で“風の街”を意味するアゼルバイジャンの首都バクーに設置される1周約6000m、20のコーナーを備えたストリートサーキットはベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで2番目に長いコース。メインストレートは2㎞以上に及び、スリップストリームを使ったオーバーテイクも頻繁に見られる。
平均速度は211km/h、最高速は340km/hの比較的パワー重視のトラックとなっている一方で、モナコと同様にタイトな低速コーナーの続くセクションもあり、その両方でパフォーマンスを発揮するためには、最適なバランスを見出す必要がある。
昨年は新型コロナウイルスによって中止となり、2年ぶりの開催となるF1アゼルバイジャンGP。ピレリは、前回よりも1ステップ柔らかいハード(C3)、ミディアム(C4)、ソフト(C5)を選択。前戦F1モナコGPと同じチョイスだ。
予選は3つセッションで4回の赤旗が出る波乱の展開。Q1で2回(ストロールとジョビナッツィ)、Q2で1回(リカルド)、そして、Q3の最後に角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)がクラッシュを喫して赤旗。各ドライバーは2回目のアタックをできないまま終了を迎えた。
ポールポジションを獲得したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。1回目のアタックで1分41秒218をマークして、前戦F1モナコGPから2戦連続、通算9回目のポールポジションを獲得した。Q1から赤旗と黄旗が乱発するなかで、前戦同様、バンカーでタイムを出しておくことがいかに重要かを示したポールとなった。
2番手はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。Q1こそトップで通過したが、フロントローを獲得できるとは予想できない出来だった。高速のセクター3に重点を置いたセッティングがレースでどう作用するかが注目だ。
3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。最後のアタックができなかったのは残念だ。「正直言うと、おかしな予選だったけど、しょうがない。市街地コースなのでこうしたことは起こり得るし、僕らのマシンは力強いので、明日多くのポイントを獲得できればと思う」と語った。チームメイトのセルジオ・ペレスは7番手。
4番手はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。5番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)、6番手にランド・ノリス(マクラーレン)。
8番手は角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)。Q2で4番手タイムをマークし、自身初となるQ3進出を果たしたが、最後が良くなかった・・・果敢に攻めた結果だが、レッドブル勢がポールにチャレンジする機会を潰し、ルイス・ハミルトンにフロントローを与えてしまった。
9番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。そして、10番手はメルセデスF1のバルテリ・ボッタス。ハミルトンとは異なるセッティングのボッタスは、終始0.4秒ほどの遅れをとった。
F1アゼルバイジャンGPの決勝は6月6日(日)の21時(現地時間16時)からフォーメーションラップが開始される。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アゼルバイジャンGP
ペルシャ語で“風の街”を意味するアゼルバイジャンの首都バクーに設置される1周約6000m、20のコーナーを備えたストリートサーキットはベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで2番目に長いコース。メインストレートは2㎞以上に及び、スリップストリームを使ったオーバーテイクも頻繁に見られる。
平均速度は211km/h、最高速は340km/hの比較的パワー重視のトラックとなっている一方で、モナコと同様にタイトな低速コーナーの続くセクションもあり、その両方でパフォーマンスを発揮するためには、最適なバランスを見出す必要がある。
昨年は新型コロナウイルスによって中止となり、2年ぶりの開催となるF1アゼルバイジャンGP。ピレリは、前回よりも1ステップ柔らかいハード(C3)、ミディアム(C4)、ソフト(C5)を選択。前戦F1モナコGPと同じチョイスだ。
予選は3つセッションで4回の赤旗が出る波乱の展開。Q1で2回(ストロールとジョビナッツィ)、Q2で1回(リカルド)、そして、Q3の最後に角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)がクラッシュを喫して赤旗。各ドライバーは2回目のアタックをできないまま終了を迎えた。
ポールポジションを獲得したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。1回目のアタックで1分41秒218をマークして、前戦F1モナコGPから2戦連続、通算9回目のポールポジションを獲得した。Q1から赤旗と黄旗が乱発するなかで、前戦同様、バンカーでタイムを出しておくことがいかに重要かを示したポールとなった。
2番手はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。Q1こそトップで通過したが、フロントローを獲得できるとは予想できない出来だった。高速のセクター3に重点を置いたセッティングがレースでどう作用するかが注目だ。
3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。最後のアタックができなかったのは残念だ。「正直言うと、おかしな予選だったけど、しょうがない。市街地コースなのでこうしたことは起こり得るし、僕らのマシンは力強いので、明日多くのポイントを獲得できればと思う」と語った。チームメイトのセルジオ・ペレスは7番手。
4番手はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。5番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)、6番手にランド・ノリス(マクラーレン)。
8番手は角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)。Q2で4番手タイムをマークし、自身初となるQ3進出を果たしたが、最後が良くなかった・・・果敢に攻めた結果だが、レッドブル勢がポールにチャレンジする機会を潰し、ルイス・ハミルトンにフロントローを与えてしまった。
9番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。そして、10番手はメルセデスF1のバルテリ・ボッタス。ハミルトンとは異なるセッティングのボッタスは、終始0.4秒ほどの遅れをとった。
F1アゼルバイジャンGPの決勝は6月6日(日)の21時(現地時間16時)からフォーメーションラップが開始される。
2021年 第6戦 F1アゼルバイジャンGP 予選 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分42秒241 | 1分41秒659 | 1分41秒218 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分41秒545 | 1分41秒634 | 1分41秒450 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分41秒760 | 1分41秒625 | 1分41秒563 |
4 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分42秒288 | 1分41秒932 | 1分41秒565 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分42秒121 | 1分41秒740 | 1分41秒576 |
6 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分42秒167 | 1分41秒813 | 1分41秒747 |
7 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分41秒968 | 1分41秒630 | 1分41秒917 |
8 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分42秒521 | 1分41秒654 | 1分42秒211 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分42秒934 | 1分42秒195 | 1分42秒327 |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分42秒701 | 1分42秒106 | 1分41秒659 |
11 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分42秒460 | 1分42秒224 | |
12 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分42秒426 | 1分42秒273 | |
13 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分42秒304 | 1分42秒558 | |
14 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分42秒923 | 1分42秒587 | |
15 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分42秒728 | 1分42秒758 | |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分43秒128 | ||
17 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分44秒158 | ||
18 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分44秒238 | ||
99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | No Time | |||
18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | No Time |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アゼルバイジャンGP