F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:フェルスタッペンが首位発進!
2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目が6月4日(金)にバクー・シティ・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録した。
昨年は新型コロナウイルスの影響でキャンセルとなったF1アゼルバイジャンGP。今年は無観客での開催。バクー・シティ・サーキットは、世界遺産である城壁地区の中をF1マシンがフルスピードで駆け抜ける魅惑の光景が展開される。
1周約6000m、20のコーナーを備えたストリートサーキットのバクー・シティ・サーキットは、ベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで2番目に長いコース。メインストレートは2㎞以上に及び、スリップストリームを使ったオーバーテイクも頻繁に見られる。平均速度は211km/h、最高速は340km/hの比較的パワー重視のトラックとなっている一方で、モナコと同様にタイトな低速コーナーの続くセクションもあり、その両方でパフォーマンスを発揮するためには、最適なバランスを見出す必要がある。
初日を迎えたバクーの天候は晴れ、気温27.1度、路面温度47度のドライコンディションで60分間のFP1セッションはスタート。ピレリは、昨年よりも1ステップ柔らかいハード(C3)、ミディアム(C4)、ソフト(C5)を選択。前戦F1モナコGPと同じチョイスだ。
多くのドライバーはミディアムで走行を開始。メルセデス勢はソフトタイヤで走行を開始し、30分の折り返し地点でルイス・ハミルトンが1分43秒227でタイムシートのトップに立つ。2番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがミディアムで0.2秒差で続くと言う展開。
角田裕毅(アルファタウリ)はターン4を曲がり切れずにエスケープゾーンに逃れるというシーンも。狭いエスケープでマシンを切り返すことに手こずっているシーンが長く映し出されたが、トラブルはなく走行を続けている。前戦F1モナコGPのFP2で走行時間を失ってお叱りを受けていただけに心配になるシーンだった。
ちなみに終盤にはピエール・ガスリーも同じターン4でエスケープに逃れている。また、ランド・ノリス(マクラーレン)やルイス・ハミルトン(メルセデス)がスピンを喫するシーンも見られた。
後半は多くのドライバーがソフトタイヤで走行。フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ソフトタイヤで1分43秒184をマークした。チームメイトのセルジオ・ペレスは0.446秒差の4番手。
2番手にはシャルル・ルクレール、3番手にはカルロス・サインツと前戦で好調だったフェラーリ勢が続いた。
5番手にはマクラーレンのダニエル・リカルド。チームメイトのランド・ノリスは8番手。
6番手はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。チームメイトの角田裕毅は1.627秒差の14番手。
7番手はメルセデスのルイス・ハミルトン。チームメイトのバルテリ・ボッタスは10番手。
FP1での各マシンのイニシャルのセットアップによるタイムシートを見れば、勢力図は前戦F1モナコGPを終えたものを引き継いでいるように見える。
F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目は、この後21時(現地時間16時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アゼルバイジャンGP
昨年は新型コロナウイルスの影響でキャンセルとなったF1アゼルバイジャンGP。今年は無観客での開催。バクー・シティ・サーキットは、世界遺産である城壁地区の中をF1マシンがフルスピードで駆け抜ける魅惑の光景が展開される。
1周約6000m、20のコーナーを備えたストリートサーキットのバクー・シティ・サーキットは、ベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで2番目に長いコース。メインストレートは2㎞以上に及び、スリップストリームを使ったオーバーテイクも頻繁に見られる。平均速度は211km/h、最高速は340km/hの比較的パワー重視のトラックとなっている一方で、モナコと同様にタイトな低速コーナーの続くセクションもあり、その両方でパフォーマンスを発揮するためには、最適なバランスを見出す必要がある。
初日を迎えたバクーの天候は晴れ、気温27.1度、路面温度47度のドライコンディションで60分間のFP1セッションはスタート。ピレリは、昨年よりも1ステップ柔らかいハード(C3)、ミディアム(C4)、ソフト(C5)を選択。前戦F1モナコGPと同じチョイスだ。
多くのドライバーはミディアムで走行を開始。メルセデス勢はソフトタイヤで走行を開始し、30分の折り返し地点でルイス・ハミルトンが1分43秒227でタイムシートのトップに立つ。2番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがミディアムで0.2秒差で続くと言う展開。
角田裕毅(アルファタウリ)はターン4を曲がり切れずにエスケープゾーンに逃れるというシーンも。狭いエスケープでマシンを切り返すことに手こずっているシーンが長く映し出されたが、トラブルはなく走行を続けている。前戦F1モナコGPのFP2で走行時間を失ってお叱りを受けていただけに心配になるシーンだった。
ちなみに終盤にはピエール・ガスリーも同じターン4でエスケープに逃れている。また、ランド・ノリス(マクラーレン)やルイス・ハミルトン(メルセデス)がスピンを喫するシーンも見られた。
後半は多くのドライバーがソフトタイヤで走行。フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ソフトタイヤで1分43秒184をマークした。チームメイトのセルジオ・ペレスは0.446秒差の4番手。
2番手にはシャルル・ルクレール、3番手にはカルロス・サインツと前戦で好調だったフェラーリ勢が続いた。
5番手にはマクラーレンのダニエル・リカルド。チームメイトのランド・ノリスは8番手。
6番手はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。チームメイトの角田裕毅は1.627秒差の14番手。
7番手はメルセデスのルイス・ハミルトン。チームメイトのバルテリ・ボッタスは10番手。
FP1での各マシンのイニシャルのセットアップによるタイムシートを見れば、勢力図は前戦F1モナコGPを終えたものを引き継いでいるように見える。
F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目は、この後21時(現地時間16時)から行われる。
2021年 第6戦 F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分43秒184 | 19 | |
2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分43秒227 | 0.043 | 20 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分43秒521 | 0.337 | 20 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分43秒630 | 0.446 | 17 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分43秒732 | 0.548 | 25 |
6 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分43秒757 | 0.573 | 23 |
7 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分43秒893 | 0.709 | 20 |
8 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分43秒996 | 0.812 | 20 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分44秒777 | 1.593 | 25 |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分44秒891 | 1.707 | 20 |
11 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分44秒943 | 1.759 | 18 |
12 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分45秒092 | 1.908 | 20 |
13 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分45秒234 | 2.050 | 23 |
14 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分45秒384 | 2.200 | 25 |
15 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分45秒415 | 2.231 | 24 |
16 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分45秒446 | 2.262 | 23 |
17 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分45秒452 | 2.268 | 24 |
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分45秒774 | 2.590 | 22 |
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分46秒899 | 3.715 | 20 |
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分46秒945 | 3.761 | 18 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1アゼルバイジャンGP