F1ロシアGP フリー走行1回目:ボッタス首位、フェルスタッペン3番手
2020年のF1世界選手権 第10戦 F1ロシアGPのフリー走行1回目が9月25日(金)にソチ・オートドロームで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録した。
3回の3連戦を終えたF1が次に向かうのはロシア。会場となるソチ・オートドロームは、2014年ソチ冬季オリンピックのメイン会場跡地を利用して作られた1.7kmの一部公道を利用する半常設のサーキット。ベルギーのスパ・フランコルシャン、イギリスのシルバーストンに次ぎ現在3番目に長いコース全長5.9kmを誇る。
2020年のF1世界選手権は開幕8戦を無観客で開催してきたが、ムジェロで開催された前戦F1トスカーナGPでは2880人のファンがグランドスタンドからレースを観戦。そして、今大会では約3万人の観客の動員が予定されている。
金曜日のソチは晴れ。気温26.9度、路面温度24.4度のドライコンディションで90分のFP1セッションはスタート。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を先頭に各マシンがインスタレーションラップを開始した。
ピレリは、タイヤのデグラデーションが小さいソチ・オートドロームにC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)という最も柔らかいレンジのタイヤを導入。各チームはそれぞれ異なるタイヤコンパウンドでセッションを開始した。
45分が経過した時点でのトップはソフトタイヤのバルテリ・ボッタス(メルセデス)で記録した1分34秒923。2番手には1.597秒差でミディアムタイヤのセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、3番手には1.828秒差でハードタイヤのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)という展開。
その直後、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がターン10で挙動を乱してクラッシュ。後ろからバリアに激しく当たった。セッションは残り35分で赤旗中断となった。
10分程度の中断の後、セッションは再開。ルイス・ハミルトンがブレーキングで止まり切れずにタイヤにフラットスポットを作るなど、タイヤの感触を掴むのに苦労しているドライバーが多くみられた。
F1ロシアGP フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタス。フラットスポットができたミディアムタイヤで走行を続けたこともあり、セッション中盤に記録した1分34秒923を更新することはなかった。チームメイトのルイス・ハミルトンも同じような状況で19番手でセッションを終了。メルセデスは思うようにセッションを進めることができなかった。
2番手には0.507秒差でダニエル・リカルド(ルノー)。3番手には0.654秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが続いた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはフェルスタッペンから0.746秒差の8番手だった。
4番手はセルジオ・ペレス、5番手はランス・ストロールとレーシング・ポイント勢。今大会でもストロールのみにアップグレードパッケージが搭載されている。
アルファタウリ・ホンダは、ダニール・クビアトが7番手、ピエール・ガスリーが10番手。全周回をミディアムタイヤのみで行った。ホンダF1エンジン勢は全4台がトップ10入りしている。
F1ロシアGP フリー走行2回目は、この後21時(15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ロシアGP
3回の3連戦を終えたF1が次に向かうのはロシア。会場となるソチ・オートドロームは、2014年ソチ冬季オリンピックのメイン会場跡地を利用して作られた1.7kmの一部公道を利用する半常設のサーキット。ベルギーのスパ・フランコルシャン、イギリスのシルバーストンに次ぎ現在3番目に長いコース全長5.9kmを誇る。
2020年のF1世界選手権は開幕8戦を無観客で開催してきたが、ムジェロで開催された前戦F1トスカーナGPでは2880人のファンがグランドスタンドからレースを観戦。そして、今大会では約3万人の観客の動員が予定されている。
金曜日のソチは晴れ。気温26.9度、路面温度24.4度のドライコンディションで90分のFP1セッションはスタート。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を先頭に各マシンがインスタレーションラップを開始した。
ピレリは、タイヤのデグラデーションが小さいソチ・オートドロームにC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)という最も柔らかいレンジのタイヤを導入。各チームはそれぞれ異なるタイヤコンパウンドでセッションを開始した。
45分が経過した時点でのトップはソフトタイヤのバルテリ・ボッタス(メルセデス)で記録した1分34秒923。2番手には1.597秒差でミディアムタイヤのセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、3番手には1.828秒差でハードタイヤのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)という展開。
その直後、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がターン10で挙動を乱してクラッシュ。後ろからバリアに激しく当たった。セッションは残り35分で赤旗中断となった。
10分程度の中断の後、セッションは再開。ルイス・ハミルトンがブレーキングで止まり切れずにタイヤにフラットスポットを作るなど、タイヤの感触を掴むのに苦労しているドライバーが多くみられた。
F1ロシアGP フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタス。フラットスポットができたミディアムタイヤで走行を続けたこともあり、セッション中盤に記録した1分34秒923を更新することはなかった。チームメイトのルイス・ハミルトンも同じような状況で19番手でセッションを終了。メルセデスは思うようにセッションを進めることができなかった。
2番手には0.507秒差でダニエル・リカルド(ルノー)。3番手には0.654秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが続いた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはフェルスタッペンから0.746秒差の8番手だった。
4番手はセルジオ・ペレス、5番手はランス・ストロールとレーシング・ポイント勢。今大会でもストロールのみにアップグレードパッケージが搭載されている。
アルファタウリ・ホンダは、ダニール・クビアトが7番手、ピエール・ガスリーが10番手。全周回をミディアムタイヤのみで行った。ホンダF1エンジン勢は全4台がトップ10入りしている。
F1ロシアGP フリー走行2回目は、この後21時(15時)から行われる。
2020年 第10戦 F1ロシアGP フリー走行1回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分34秒923 | 19 | |
2 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分35秒430 | 0.507 | 22 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分35秒577 | 0.654 | 22 |
4 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分35秒796 | 0.873 | 23 |
5 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分35秒965 | 1.042 | 21 |
6 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分36秒061 | 1.128 | 23 |
7 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分36秒230 | 1.307 | 22 |
8 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分36秒354 | 1.331 | 24 |
9 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分36秒323 | 1.400 | 23 |
10 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分36秒706 | 1.783 | 25 |
11 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分36秒896 | 1.973 | 23 |
12 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分36秒970 | 2.047 | 8 |
13 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分37秒110 | 2.187 | 28 |
14 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分37秒201 | 2.278 | 17 |
15 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分37秒230 | 2.307 | 23 |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分37秒430 | 2.507 | 22 |
17 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分37秒595 | 2.672 | 24 |
18 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分37秒649 | 2.726 | 24 |
19 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分37秒716 | 2.793 | 18 |
20 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分37秒784 | 2.861 | 11 |
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