F1スペインGP フリー走行2回目:ハミルトン首位でメルセデスが1-2
2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPのフリー走行2回目が8月14日(金)にバルセロナのカタルニア・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。
予選および決勝と同じ時間帯となる現地時間15時から行われるフリー走行2回目。気温は30.6度、路面温度は48.2度まで上昇する非常に暑いコンディションのなかで90分間のFP2セッションはスタートした。
全マシンがミディアムもしくはハードタイヤで走行を開始。6~9周を走行した後、ソフトタイヤに切り替えて予選にむけたマシン調整に移行した。
一通りタイムアタックを行った後は決勝を見据えたロングランに移行。バルテリ・ボッタスはハードタイヤで“グリップがない”と無線で伝えるもコンスタントにタイムを出している。
メルセデス勢は前戦70周年記念GPのように5~6周でブリスターが発生することもなく、コンスタントに周回を重ねていく。
F1スペインGP フリー走行2回目のトップタイムはメルセデスのルイス・ハミルトンが記録した1分16秒883。2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが0.287秒差で続き、午前中に続いてメルセデスが1-2体制で初日のセッションを終えた。
前戦70周年記念GPではブリスターに悩まされたメルセデスだったが、今週は“ノーマル”なタイヤコンパウンド選択とタイヤ圧により、5~6周でブリスターが発生してタイムが低下するようなこともなく、コンスタントにロングランを重ねた。
3番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。午前中に0.939秒だったトップとの差は0.821秒差とそれほど縮むことはなかった。メルセデスは話題の“予選モード”で大きなタイムアップを果たすため、予選でフロントローを獲得するのは難しいかもしれない。
前戦のようにタイヤ戦略で差をつけられるようなタイヤ状況ではないく。確実に3番グリッドを獲得してメルセデスに食らいつき、何かが起こるのを待つしかない状況だが、4番手にはルノーのダニエル・リカルドが0.164秒差と迫っており、確実な走行が必要になるだろう。
5番手にはハースF1のロマン・グロージャンが続いた。好タイムを記録したグロージャンだが、セッション終盤にエンジン系のトラブルが発生して走行を切り上げており、深刻な問題ではないことを願いたい。
6番手はフェラーリのシャルル・ルクレール。FP1では似通ったタイムにあったセバスチャン・ベッテルは0.257秒差の12番手に沈んだ。ベッテルはブレーキをロックさせるシーズンが目立ち、まだまだマシンはしっくりきていないようだ。
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは13番手。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとは0.787秒の差が開いた。
アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーがアレクサンダー・アルボンを上回る10番手タイムを記録。この2人の因縁(?)のライバル関係は今大会でも注目だ。ダニール・クビアトは15番手だった。
F1スペインGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP
予選および決勝と同じ時間帯となる現地時間15時から行われるフリー走行2回目。気温は30.6度、路面温度は48.2度まで上昇する非常に暑いコンディションのなかで90分間のFP2セッションはスタートした。
全マシンがミディアムもしくはハードタイヤで走行を開始。6~9周を走行した後、ソフトタイヤに切り替えて予選にむけたマシン調整に移行した。
一通りタイムアタックを行った後は決勝を見据えたロングランに移行。バルテリ・ボッタスはハードタイヤで“グリップがない”と無線で伝えるもコンスタントにタイムを出している。
メルセデス勢は前戦70周年記念GPのように5~6周でブリスターが発生することもなく、コンスタントに周回を重ねていく。
F1スペインGP フリー走行2回目のトップタイムはメルセデスのルイス・ハミルトンが記録した1分16秒883。2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが0.287秒差で続き、午前中に続いてメルセデスが1-2体制で初日のセッションを終えた。
前戦70周年記念GPではブリスターに悩まされたメルセデスだったが、今週は“ノーマル”なタイヤコンパウンド選択とタイヤ圧により、5~6周でブリスターが発生してタイムが低下するようなこともなく、コンスタントにロングランを重ねた。
3番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。午前中に0.939秒だったトップとの差は0.821秒差とそれほど縮むことはなかった。メルセデスは話題の“予選モード”で大きなタイムアップを果たすため、予選でフロントローを獲得するのは難しいかもしれない。
前戦のようにタイヤ戦略で差をつけられるようなタイヤ状況ではないく。確実に3番グリッドを獲得してメルセデスに食らいつき、何かが起こるのを待つしかない状況だが、4番手にはルノーのダニエル・リカルドが0.164秒差と迫っており、確実な走行が必要になるだろう。
5番手にはハースF1のロマン・グロージャンが続いた。好タイムを記録したグロージャンだが、セッション終盤にエンジン系のトラブルが発生して走行を切り上げており、深刻な問題ではないことを願いたい。
6番手はフェラーリのシャルル・ルクレール。FP1では似通ったタイムにあったセバスチャン・ベッテルは0.257秒差の12番手に沈んだ。ベッテルはブレーキをロックさせるシーズンが目立ち、まだまだマシンはしっくりきていないようだ。
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは13番手。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとは0.787秒の差が開いた。
アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーがアレクサンダー・アルボンを上回る10番手タイムを記録。この2人の因縁(?)のライバル関係は今大会でも注目だ。ダニール・クビアトは15番手だった。
F1スペインGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。
2020年 第6戦 F1スペイン フリー走行1回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分16秒883 | 37 | |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分17秒170 | 0.287 | 38 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分17秒704 | 0.821 | 33 |
4 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分17秒868 | 0.985 | 34 |
5 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分18秒133 | 1.250 | 29 |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分18秒147 | 1.264 | 35 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分18秒214 | 1.331 | 33 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分18秒293 | 1.410 | 39 |
9 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分18秒303 | 1.420 | 40 |
10 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分18秒312 | 1.429 | 40 |
11 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分18秒357 | 1.474 | 39 |
12 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分18秒404 | 1.521 | 36 |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分18秒491 | 1.608 | 35 |
14 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分18秒506 | 1.623 | 38 |
15 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分18秒642 | 1.759 | 39 |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分18秒761 | 1.878 | 36 |
17 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分18秒900 | 2.017 | 42 |
18 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分18秒964 | 2.081 | 40 |
19 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分19秒155 | 2.272 | 32 |
20 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分19秒391 | 2.508 | 38 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP