F1バーチャル・スペインGP 結果:ジョージ・ラッセルが初優勝
F1 Esports Virtual Grand Prixの第5戦 F1バーチャル・スペインGPが5月3日(日)に開催され、ウィリアムズのジョージ・ラッセルが初優勝を飾った。

F1は、新型コロナウイルスの世界的な流行によって2020年のF1世界選手権の開幕が遅れていることへの穴埋めとして、新しいeスポーツイベント『F1 Esports Virtual Grand Prix』を開催している。

F1バーチャルGPは、コードマスターズが開発した公式ゲーム『F1 2019』が使用される。第5戦はスペインGPの代替としてカタロニア・サーキットが舞台となった。

現役F1ドライバーは、ランド・ノリス(マクラーレン)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)の6名が参加。

また、今大会には3名のサッカー選手が参加。レッドブル・ホンダはマンチェスターシティのFWセルヒオ・アグエロ、アルファロメオ・レーシングはレアル・マドリードのGKティボー・クルトワ、ハースF1チームはFCバルセロナのMFアルトゥール・メロを起用した。

優勝はジョージ・ラッセル。初ポールポジションを獲得したラッセルだが、オープニングラップで5位に転落。元F1ドライバーのエステバン・グティエレスがリードを奪った。だが、次のラップでフェラーリのシャルル・ルクレールが1コーナーでアウトから抜いてトップに立つ。

一方、ジョージ・ラッセルは、ウィリアムズのチームメイトであるニコラス・ラティフィとエステバン・グティエレスを抜いて3番手まで挽回。アレクサンダー・アルボンが、独自の2ストップ戦略で早期にピットストップを行たったため、ルクレールに次ぐ2位になる。

ジョージ・ラッセルは、ピットストップ後にシャルル・ルクレールとの差を縮めたが、コーナーカットで3秒のペナルティを科せられる。その後、ルクレールとラッセルはリードを入れ替えるバトルを添加。ラッセルはペナルティを補うために3秒を超えるレースリードを築こうとするが、引き離させない。
だが、シャルル・ルクレールは最後から2番目のラップでトラックリミット違反のペナルティを科せられた。これで、ジョージ・ラッセルのペナルティのよるハンデはなくなり、ラッセルはバーチャルGP初勝利を挙げた。

2位にはシャルル・ルクレール、3位にはエステバン・グティエレスが初の表彰台。2ストップ戦略のアレクサンダー・アルボンは4位だった。

PositionDriverNotes
1ジョージ・ラッセルウィリアムズ
2シャルル・ルクレールフェラーリ
3エステバン・グティエレスメルセデス
4アレクサンダー・アルボンレッドブル
5ニコラス・ラティフィウィリアムズ
6アントニー・デビッドソンメルセデス
7アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ
8ピエトロ・フィッティパルディハース
9アントニオ・フォコフェラーリ
10マックス・フュートレルルノー
11ジミー・ブロードベントレーシングポイント
12ティボー・クルトワアルファロメオ
13 デビッド・シューマッハレーシングポイント
14セルヒオ・アグエロレッドブル
15ニコラス・ハミルトンマクラーレン
16ヴィタントニオ・リウッツィアルファタウリ
17アンドレア・ピリロアルファタウリ
18イアン・ポールタールノー
19アルトゥール・メロハース
20ランド・ノリスマクラーレン



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カテゴリー: F1 / F1レース結果