F1
2019年2回目のインシーズンテストが、F1スペインGPの舞台となったカタルニア・サーキットでスタート。バルテリ・ボッタス(メルセデス)が初日のトップタイムを記録した。

F1スペインGPの興奮が冷めやらぬなか、バルセロナで2日間のインシーズンテストがスタート。今回のテストはF1スペインGPで投入したアップグレードを評価するとともにい、若手ドライバーにF1マシンを経験させる機会でもある。

また、フェラーリとレーシングポイントはピレリの2020年型コンパウンドのテストのために2台のマシンを走らせている。

初日のトップタイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。F1スペインGPでは使用されなかったが、次戦モナコGPで使用されるピレリの最も柔らかいC5タイヤを装着して131周を走行して1分15秒511を記録。土曜日にポールポジションを獲得したタイムには0.105秒届かなかった。

2番手タイムはフェラーリのシャルル・ルクレール。131周を走行してトップからC2タイヤで1.422秒差となる1分16秒933をマークした。ピレリのタイヤテストを実施したセバスチャン・ベッテルは132周を走行して9番手だった。


3番手タイムはトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト。121周を走行してトップから2.168秒差となる1分17秒679をマークした。

4番手タイムはルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。68周を走行してC3タイヤで1分18秒051をマークした。

5番手タイムはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。残り70分でギアボックスと見られるトラブルで最終シケインでストップして早めにテストを切り上げた。それでも115周を走行してC3タイヤでトップから2.6629秒差となる1分18秒140を記録した。

6番手タイムはマクラーレンのカルロス・サインツが記録。午後からはランド・ノリスがテストを引き継ぎ、C3タイヤで9番手タイムを記録した。

7番手タイムはハースF1チームのテストドライバーを務めるピエトロ・フィッティパルディ。カルロス・サインツから0.063秒差となる1分18秒326をマークした。

8番手タイムはレーシングポイントのテストを担当したニック・イェロリーが記録。111周を走行して1分18秒361をマークした。ピレリのタイヤテストを担当したセルジオ・ペレスは118周を走行して11番手タイムだった。

12番手タイムはアルファロメオ・レーシングのテストを担当したカラム・アイロット。午後にターン3で大クラッシュ。アイロットに怪我はなかったが、マシンは酷く損傷し、31周の走行でテストを切り上げることになった。

13番手タイムはウィリアムズのリザーブドライバーを務めるニコラス・ラティフィ。この日最多となる133周を走行したが、タイムはトップから5.519秒遅れだった。

2019年 F1バルセロナテスト 1日目 結果/タイム

順位ドライバーチームタイム周回
1バルテリ・ボッタスメルセデス1分15秒511 131
2シャルル・ルクレールフェラーリ1分16秒933 131
3ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分17秒679 121
4ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分18秒051 68
5ピエール・ガスリーレッドブル1分18秒140 118
6カルロス・サインツマクラーレン1分18秒263 64
7ピエトロ・フィッティパルディハース1分18秒326 98
8ニック・イェロリーレーシングポイント1分18秒361 111
9セバスチャン・ベッテルフェラーリ(ピレリ)1分18秒425132
10ランド・ノリスマクラーレン1分18秒567 44
11セルジオ・ペレスレーシングポイント(ピレリ)1分19秒719118
12カラム・アイロットアルファロメオ1分19秒819 31
13ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分20秒670 133
C1 / C2 / C3 / C4 / C5


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カテゴリー: F1 / F1レース結果