2008年オーストラリアGP決勝 ドライバーコメント
2008 FORMULA 1 ING AUSTRALIAN GRAND PRIX (Melbourne)

1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「素晴らしい気分だ。シーズンと僕のチャンピオンシップへの挑戦のスタートとしては夢のようだ。ヘイキ(・コバライネン)と一緒に表彰台に上がれなかったのは残念だ。1-2フィニッシュならチームにとって大きなお返しになっただろうからね。ニコ(・ロズベルグ)とはチームMBM(メルセデス-ベンツ・マクラーレン)のカート時代以来、一緒に表彰台に上ってなかったので嬉しいね。はじめから僕がコントロールしたスーパーレースだった。プレッシャーはなかったし、安定したペースで走ることができた。自分がリードしている状況は常に理想的だった。3度もセ−フティカーの導入して、リラックスする時間はなかったよ。全体の状況は僕が初優勝した去年のカナダのようだった。僕たちは絶えず作戦を変更しなければならなかったが、戦略家はずっと素晴らしかった。チームが素晴らしい仕事をしてくれたので、マシンのドライビングは最高だった。今年は去年より準備ができているし、それは僕自身とチームにとって重要なことだ。これからも激しくプッシュし続けるよ。」

2位 ニック・ハイドフェルド (BMW)
「僕にとって素晴らしいシーズンのスタートとなった。チームは、F1.08が抱えていた問題を解決するために、とても一生懸命に作業した。僕たちは絶えずに進歩しているし、まだマシンのポテンシャルの全てを引き出していない。スタートではホイールスピンしすぎて、後ろにいたニコ・ロズベルグを抑えることができなかった。彼よりも早いピットストップになると予想していたので難しいレースになると思った。しかし、僕たちは同じ周にピットストップし、僕たちのクルーは、僕が彼の前に出れるように本当に素晴らしい仕事をしてくれた。2回目のピットストップでは、幸運にもセーフティカーがすぐに退場しなかったので、計画通りに燃料を補給することができた。最後のスティントでは、オプションタイヤを使い切らないように注意しなければならなかった。全体的に、トラクションコントロールのない最初のレースは。予想していたより難しくはなかったね」

3位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
「本当に、本当に幸せだ。F1の表彰台に上がることは本当に素晴らしい気分だ。ここに来るまでの間、冬にわたってチーム全体の懸命な働きは素晴らしかった。彼らは素晴らしい仕事をしたし、本当に多くの進歩を遂げた。僕は今日、持てる力すべてを出し切ったけど、暑い中でのストリートサーキットでのタフなレースはだったし、簡単にはいかなかった。この素晴らしい結果にチームに感謝しているし、ウィリアムズとともに成長できるという感覚は、僕にとって本当に自信に励みになる。このポジションに来るために僕を支えてくれた父にも感謝したい。僕たちはとてもしっかりしたクルマが持っているし、開発もうまくいっている。しかし、まだ始まったばかりだから、あまり興奮しないようにしたい」

4位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
「たくさんのオーバーテイクや事故、メカニカル・トラブルが多くのドライバーにあって、とても異様なレースだった。僕たちは今日、巡ってきた機会を最大限に活用することができたし、最初のプランプリを良い結果で終えることができた。チームを後押しし、残りのレースのために自信になるだろう。僕たちは予選とレースのパフォーマンスをあげるために改善作業を続けなければならないけど、今日の結果は僕たちにとって、とても重要なものになった」

5位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
「結果が示すものよりも競争力があることは明らかだ。残念ながら、最後のセーフティカーが、僕の2番手フィニッシュを妨げた。それでも、チームとプロフェッショナルで高レベルな作業できたので、週末全体は楽しかったよ。スタートはOKだった。最初のスティントの間、タイヤに大きなグレイニングが出てしまったけど、あまり影響はなかった。セカンドスティントと特にレースの終盤でのマシンは本当に素晴らしく、飛ぶように速かった。キミ(・ライコネン)との最初のバトルは素晴らしかったし、フェルナンド(・アロンソ)とのバトルは本当に楽しかった。僕はフェルナンドを抜いたけど、その後のメインストレートでバイザーを剥がしたとき、偶然ピットレーンのスピードリミッターボタンに当たってしまい、再びフェルナンドに抜かれてしまった。満足しているけど、残念でもあるよ。今日はワン・ツーフィニッシュできる強さがあったと思うからね」

6位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
「今日の終わりに得たものは大きい。完走したことも大きいし、ポイントを獲得したことも大きい。今日は体力的に本当にタフだったけど、その上に多くのことが起こったね。スタートでは、僕の前のクルマがスピンして横向きになり、僕のノーズにダメジを負わせた。それから何度もセーフティーカーが入り、チームは僕の戦略をワン・ストップに変更するという素晴らしい仕事をし、ポイントを獲得することができた。レースの終わりに向かって、クルマが渋滞して、再び事故が起こり、僕のノーズは再びダメージを負ってしまった。でも、自分の体力と一貫性を証明できたことは良かった。よく知っているサーキットであるセパンでのレースすることを楽しみにしているよ。」

7位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
「レースで失望を感じたのは初めてではないし、最後でもないだろう。しかし、重要なのはチームが本当によく作業したことだ。2度目のセーフティカーのライトが消えたとき、素早く反応してくれたので、すぐにピットに入ることができた。素晴らしいコールだったよ。それからは燃料面で有利になった。前のドライバーは、その後にピットストップしなければならなかったからね。背後からのたくさんプレッシャーを受けて、とても大変だったよ。最初はBMWから、そのあとはフェルナンドとコバライネンからだった。ある段階で、僕は少し抑えることに決めたけど、少し誤解していたことに気付いたので懸命にプッシュして、若干ギャップを広げたんだ。レースが終わりに近づいていることはわかっていたけど、ピットボードを見る勇気がなかったね。スタートで僕は順位を下げてしまい、かなり重い状態での走行だったから、少し苦しかった。でもそれからコツを掴んだ。リスタート後は一時無線が使えなくなったので、青信号に困ってしまった。ほぼ最後尾から4位まであがれたことは、素晴らしいスタートだったね。最初のグランプリで2ポイントを獲れるといいけど、悪くないと思うよ」

8位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
「レースを完走できなかったとこには本当にがっかりしている。だが、ポイントが無いよりはマシだ。エンジンに問題があった。原因を解明しなければならない。マシンは良く、前がいないときは良いペースで走れた。前のクルマを抜こうとして2度スピンしたが、最初のグロックのときは、ホイールが芝生に出てしまった。2度目のコバライネンのときは、あまりに楽観的過ぎたね。シーズンのスタートとしては、この結果が良くないことは明らかだ。だが、シーズンは長いし、これまで今回より酷い状況から回復させているから能力があることはよくわかっている。すべてを適切にしなければならない。そうすれば、本当の競争力をみせられるだろう。」

--位 ロバート・クビサ (BMW)
僕のレースは始めはかなり良かった。ニックと僕は同じような戦略だったし、ペースは良かった。そのあと戦略を変更したけど、僕にとっては成果はなかった。ボーデの後ろで動けなくなり、僕は多くのタイムをロスしてしまった。まだ何ポイントか獲得するチャンスはあったけど、3度目のセーフティカー時の終わりに中嶋が僕のマシンの後ろに接触して、ストップしなければならなかったんだ」

--位 ティモ・グロック (トヨタ)
「F1に戻ってくるのは大変な道のりだった。スターティングポジションは、午後のレースを難しいものにしたね。スタートで他の2台の車と接触したけれど、多くの燃料を積んで重い状態だったにもかかわらず、レース序盤ではそれを補いながら、わりといい感じに路面をグリップできていたんだ。それでも、アンダーステアに少し違和感を感じたから、それに関して、改良に取り組む必要があるね。ピットストップの後、車を操るのが難しくなり、私のレースはクラッシュで終わってしまったよ。怪我はしなかったから良かったけれど、ちょっとがっかりしている。だから来週は、幸運に恵まれることを期待しているよ。」

--位 佐藤琢磨 (スーパーアグリ)
「難しいレースだった。うまくスタートを切れなかったが、そこから巻き返してオープニングラップでいくつか順位を上げた。第1スティントの中でも、ここがエキサイティングなバトルだった。最初のピットストップを終えたあと、数周でトラブルが発生して、ストップしなくてはならなかった。ここまでくるためにみんながすばらしい仕事をしてきただけに、とても残念だ。しかし、とても貴重なデータが集められたので、次のマレーシアGPが待ち遠しい」

--位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
「スタートは良かったし、最初のラップでいくつか順位をあげることができた。忙しかったね。残念なことにスタートで僕はぶつかってしまい、僕のクルマはダメージを負ってしまったので、初グランプリでゴールすることができなかった。もちろん落胆がしてるけど、今週末たくさんのことを学んだし、見習い期間を続けるためにマレーシアに行くのが待ちきれないよ。より良い結果を得ることを期待している。セパン・サーキットはすでに知っているから、より楽になるだろう」

--位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「不快なシーズンのスタートだね。僕らのようなチームにとっては珍しくエンジンに問題が起きた。何が起こったのか理解し、すぐに対処しなければならない。レース中はずっとポジションを上げるために戦った。最初のコーナーでコバライネンと争っているときにマシンのコントロールを失い、トラックの外に出てしまった。そのあとは順位をあげ、ポイント圏内でフィニシュできるはずだった。クルサードとの事故?僕が内側にいて、彼がラインを閉めてきたんだ。たぶん、僕を見ていなかったんだろうね。僕たちのチャンピオンシップは、マレーシアで再びスタートさせなければならない。僕たちは良いクルマを持っていることはわかっている。意図されたとおりに使えるように作業しなかればならないね。」

--位 デビッド・クルサード (レッドブル)
「フェリペが速いマシンに乗っていて、オーバーテイクを試みようとしたことは理解できる。でも、抜くためには、クルマが並んでいなければならない。特にターン1のようなコーナーでは、ただ突っ込んではいけないんだ。フェリペははるか後方から突っ込んできた。ターン1は早くに回らなければならないコーナーだ。ヘアピンと長くラインが開いているターン3とは違うんだ。僕は去年アレックス(・ブルツ)を抜こうとして突っ込んでしまったが、僕はその事故の責任をとった。マッサにも、今日同じように責任をとって欲しいね」

--位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
「レース序盤からバッテリーは熱過ぎだった。ピットに入った時には諦めるしかなかったんだ。車はとても調子が良かったし、かなりいいポジションでレースを進めていたから、とても残念だった。ポイント獲得に向けていい感じに進んでいたから、シーズンの始めにポイントを獲得できなかったのは運が悪かったよ。けれど、車は昨年よりも優れているから、ポイント獲得はすぐ出来るはずだ。ここでは、タイヤを完全に扱えてなかったから、我々はとても強くはなかったかもしれないけれど、良い結果を出すことは出来たはずだ。だから、今年は善戦できることを確信しているし、マレーシアではより強くレースが出来ることを望んでいる。」

--位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「とてもがっかりしているよ。特にレースが続いているのを見なくてはならなかったことにね。オープニングラップでは前のドライバーについていき、オーバーテオイクして13位に上がることができた。でも、その後、ハイドロリックに問題が生じてしまった。僕はピットに戻らなくてはならず、その時点でレースは終わってしまったよ。マレーシアではもっとうまくいくこと思ってい。でも、昨年から改善されていることは示せたと思うよ。特にプラクティスのロングランでね。だから、本当にうまくやれる自信があるんだ。」

--位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「本当に残念だし、とても失望している。僕は理にかなったスタートでターン1に入った、僕はキミ(・ライネンエン)の後ろでアウトサイドを回っていた。そのあと誰かがジェンソン(・バトン)のインサイドに接触して、僕は芝生にでなければならなかった。ターン3にうまく戻ったけど、そのあと中嶋がフロントウェングの無い状態で横に並んできた。僕は“これは面白くなる”と思ったんだ。ほんの短時間だったし、彼とデビッドソンは僕の隣でとてもタイトだった。僕は出来る限りラインを開けた。接触した感覚はなかったけど、僕のマシンの左後ろにデビッドソンが当たったと思う。」

--位 ジェンソン・バトン (ホンダ)
「スタートはよく、アロンソ(ルノー)をパスしてベッテルに並んだ。3台か4台のマシンが並んで、狭い高速な1コーナーに向かい、そこでダメージを負ってしまった。残念ながら、レースではよくあることだ。僕はベッテルのサイドポッドに接触し、それで彼はスピンしたようだ。そのまま彼はこちら側に寄ってきて、通り過ぎようとしている僕のリアホイールにぶつかった。ガレージに戻って修正可能か調べようとしたが、左リアのトラックロッドが壊れていて、ダメージが大きすぎた。僕らにとっていいスタートで、パフォーマンスに勇気づけられた。来週のマレーシアでまたマシンをドライブすることを楽しみにしている」

--位 アンソニー・デビッドソン (スーパーアグリ)
「オーストラリアGPを早々にリタイアしてしまい、がっかりだ。今日は期待していた走りができず、しかも僕の一番の目標だった完走ができなくて、本当に残念だ。この週末も、オフシーズンテストと同様にマシンを走らせる時間があまりなかっただけに、今日走ることがとても重要だった。それなのにそれができなかったのが悔しい。僕に落ち度はなかったが、2台のマシンに挟まれてしまった。避けようとしたが、どうしようもなかった。ブレーキをかけて回避しようとしたら、マシンが左右から僕のフロントホイールに乗り上げてきた。僕にはもう行き場がなかった」

--位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
「僕の問題はスタートでストールしたときに始まった。問題は僕の責任ではなかったので、それについて何もすることが出来なかった。それによって順位を下げ、キミの左側、ジェンソンの右側で1コーナーに進入していった。僕はマシンの右側に可能な限り十分なラインをキミに開けようとした。そのあと、コーナーを曲がっているとき、僕の右後方が接触したのを感じた。それは僕をスピンさせて、衝突の中にいたんだ。とてもがっかりしているよ」

--位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
「1コーナーでレースが終了したことには、とてもがっかりしている。他のドライバーが神風のように僕のマシンに入ってきたんだ。とてもイライラしたよ。特に今回のようなレースでは、多くのポイントを獲る可能性があったからね。良い機会だったし、本当にがっかりしている。マレーシアではもっとよくなるよう期待することにしよう」

--位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
「最終結果はとても残念だが、今日のパフォーマンスや、マシンからベストを引き出せたことにはとても満足している。波乱のレース展開で、最初のピットストップのあとにフロントダンパーにダメージを負ってしまい、その後のレースが難しくなった。今日のような日に完走することはとても大変なことだ。この週末の様子から、マシンはすばらしいポテンシャルを持っていると感じた。ファクトリーでは、ここ数週間で最高の仕事をしてくれたと思う。レース距離を走ったことで、よりマシンの理解を深めることができた。今はマレーシアGPを楽しみに、マシンをマレーシア向けに調整していきたい」

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1オーストラリアGP