F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスがトップタイム
2019年のF1バルセロナテスト2回目が2月26日(火)に初日を迎え、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録した。
ホンダ勢はピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)が2番手タイム、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)は6番手タイムで初日のセッションを終了。ホンダのF1エンジンは2台合せて239周を走り込んで高い信頼性を発揮した。
2019年シーズン開幕前の最後の公式テストが2月26日(火)からカタロニア・サーキットでスタート。システムチェックが主だった1回目とは異なり、今回のテストでは、各チームが開幕戦に向けてパフォーマンスを重視したセッティング作業により焦点が当てられることになる。
初日のトップタイムを記録したのはマクラーレンのランド・ノリス。午前中にターン3でコースアウトしてこの日最初の赤旗の原因となったランド・ノリスは油圧システムの問題で多くの時間をガレージ過ごすことになった。午後にも同じコーナーでストップして赤旗を出したが、最終的に80周を走行してC4タイヤで1分17秒709をマークした。
2番手タイムはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。ホンダのF1エンジンを搭載するRB15でこの日最多となる136周を走破。トップのランド・ノリスよりも1段階硬いC3タイヤで0.006秒差の1分17秒715を記録。2つのコンパウンド間のパフォーマンス差は0.6秒と想定されており、事実上のトップタイムだ。
3番手タイムはレーシングポイントのランス・ストロール。82周を走行して1分17秒824を記録。タイヤは最も軟らかいC5タイヤでのタイムだ。
4番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。午後から走行を担当したベッテルは81周を走行して1分17秒925を記録。タイヤはピエール・ガスリーと同じC3タイヤで記録しており、事実上の2番手タイムだ。午前中はシャルル・ルクレールが走行を担当。冷却システムのチェックのためガレージ作業を続けたため、午前中で最少の29周の走行に留まり、7番手タイムとなる1分18秒51だった。
5番手タイムはアルファロメオ・ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィ。99周を走行してC4タイヤで1分18秒589を記録した。
6番手タイムはトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン。ホンダのF1エンジンを搭載するSTR14で103周を走行してC4タイヤで1分18秒649を記録。ホンダのF1エンジンは2台合せて239周を走破した。
8番手タイムを記録したのはハースのケビン・マグヌッセン。131周を走行してC4タイヤで1分19秒644を記録した。
9番手タイムはウィリアムズのジョージ・ラッセル。1回目のプレシーズテストでは新車の完成の遅れで合計88周しか走行できなかったウィリアムズだが、この日は119周を走行して最も軟らかいC5タイヤで1分19秒662を記録した。
10番手タイムはルノーのダニエル・リカルドが記録。午後から走行を担当したダニエル・リカルドは77周を走行してC3タイヤで1分20秒107をマーク。午前中はニコ・ヒュルケンベルグが80周を走行して同じC3タイヤで1分20秒348を記録した。
メルセデスはトラブルに見舞われる一日となった。大幅なアップグレードを施して話題となったメルセデスだが、午後のセッション開始直後に油圧のトラブルでパワーユニット交換を強いられえ、残り7分でようやくコースに復帰。午後の走行を担当したバルテリ・ボッタスは残り7分でようやくコース復帰。7周しかできず、11番手タイムとなる1分20秒167で終了。午前中はルイス・ハミルトンが83周を走行して1分20秒232を記録した。
F1バルセロナテストは、明日2月27日(水)も現地時間9時(日本時間17時)から行われる。
ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。
カテゴリー: F1 / F1レース結果
ホンダ勢はピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)が2番手タイム、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)は6番手タイムで初日のセッションを終了。ホンダのF1エンジンは2台合せて239周を走り込んで高い信頼性を発揮した。
2019年シーズン開幕前の最後の公式テストが2月26日(火)からカタロニア・サーキットでスタート。システムチェックが主だった1回目とは異なり、今回のテストでは、各チームが開幕戦に向けてパフォーマンスを重視したセッティング作業により焦点が当てられることになる。
初日のトップタイムを記録したのはマクラーレンのランド・ノリス。午前中にターン3でコースアウトしてこの日最初の赤旗の原因となったランド・ノリスは油圧システムの問題で多くの時間をガレージ過ごすことになった。午後にも同じコーナーでストップして赤旗を出したが、最終的に80周を走行してC4タイヤで1分17秒709をマークした。
2番手タイムはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。ホンダのF1エンジンを搭載するRB15でこの日最多となる136周を走破。トップのランド・ノリスよりも1段階硬いC3タイヤで0.006秒差の1分17秒715を記録。2つのコンパウンド間のパフォーマンス差は0.6秒と想定されており、事実上のトップタイムだ。
3番手タイムはレーシングポイントのランス・ストロール。82周を走行して1分17秒824を記録。タイヤは最も軟らかいC5タイヤでのタイムだ。
4番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。午後から走行を担当したベッテルは81周を走行して1分17秒925を記録。タイヤはピエール・ガスリーと同じC3タイヤで記録しており、事実上の2番手タイムだ。午前中はシャルル・ルクレールが走行を担当。冷却システムのチェックのためガレージ作業を続けたため、午前中で最少の29周の走行に留まり、7番手タイムとなる1分18秒51だった。
5番手タイムはアルファロメオ・ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィ。99周を走行してC4タイヤで1分18秒589を記録した。
6番手タイムはトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン。ホンダのF1エンジンを搭載するSTR14で103周を走行してC4タイヤで1分18秒649を記録。ホンダのF1エンジンは2台合せて239周を走破した。
8番手タイムを記録したのはハースのケビン・マグヌッセン。131周を走行してC4タイヤで1分19秒644を記録した。
9番手タイムはウィリアムズのジョージ・ラッセル。1回目のプレシーズテストでは新車の完成の遅れで合計88周しか走行できなかったウィリアムズだが、この日は119周を走行して最も軟らかいC5タイヤで1分19秒662を記録した。
10番手タイムはルノーのダニエル・リカルドが記録。午後から走行を担当したダニエル・リカルドは77周を走行してC3タイヤで1分20秒107をマーク。午前中はニコ・ヒュルケンベルグが80周を走行して同じC3タイヤで1分20秒348を記録した。
メルセデスはトラブルに見舞われる一日となった。大幅なアップグレードを施して話題となったメルセデスだが、午後のセッション開始直後に油圧のトラブルでパワーユニット交換を強いられえ、残り7分でようやくコースに復帰。午後の走行を担当したバルテリ・ボッタスは残り7分でようやくコース復帰。7周しかできず、11番手タイムとなる1分20秒167で終了。午前中はルイス・ハミルトンが83周を走行して1分20秒232を記録した。
F1バルセロナテストは、明日2月27日(水)も現地時間9時(日本時間17時)から行われる。
2019年 第2回 F1バルセロナテスト 1日目 結果
● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5
Pos | ドライバー | チーム | マシン | タイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ランド・ノリス | マクラーレン | MCL34 | 1分17秒709 ● | 80 | |
2 | ピエール・ガスリー | レッドブル | RB15 | 1分17秒715 ● | +0.006 | 136 |
3 | ランス・ストロール | レーシングポイント | RP19 | 1分17秒824 ○ | +0.115 | 82 |
4 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | SF90 | 1分17秒925 ● | +0.216 | 81 |
5 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | C38 | 1分18秒589 ● | +0.880 | 99 |
6 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ | STR14 | 1分18秒648 ● | +0.940 | 103 |
7 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | SF90 | 1分18秒651 ● | +0.942 | 29 |
8 | ケビン・マグヌッセン | ハース | VF-19 | 1分18秒769 ● | +1.060 | 131 |
9 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | FW42 | 1分19秒662 ○ | +1.953 | 119 |
10 | ダニエル・リカルド | ルノー | R.S.19 | 1分20秒107 ● | +2.398 | 77 |
11 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | W10 | 1分20秒167 ○ | +2.458 | 7 |
12 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | W10 | 1分20秒332 ○ | +2.623 | 83 |
13 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | R.S.19 | 1分20秒348 ● | +2.639 | 80 |
ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。
カテゴリー: F1 / F1レース結果