F1ドイツGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
2018年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPの予選が7月21日(日)にホッケンハイムリンクで行われ、母国レースとなるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。
トロロッソ・ホンダは、2台揃ってQ1で敗退。ピエール・ガスリーが17番手、ブレンドン・ハートレーが18番手で予選を終えた。
2年ぶりのF1ドイツGPの舞台となるのはホッケンハイム。DRSゾーンは1箇所追加されて3箇所となっている。午前中に行われたフリー走行3回目では直前に強い雨が降ったことで、路面は完全なウェットコンディションとなり、半数以上のドライバーがタイムを記録せずに確認走行程度で終えていた。
その後、天候は回復し、開始時には気温22℃、路面温度30℃まで上昇。路面はまだ濡れている部分はほぼドライコンディションとなっており、全車がドライコンパウンドのウルトラソフトでタイムアタックを開始した。その後、気温・路面コンディションが目まぐるしく変化するなかでの予選となった。
ポールポジションを記録したのは母国レースとなるフェラーリのセバスチャン・ベッテル。新コースレコードとなる1分11秒212を記録して、今シーズン5回目、通算55回目のポールポジションを獲得した。
2番手には0.206秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手には0.335秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。
4番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。5番手にはケビン・マグヌッセン、6番手にはロマン・グロージャンが続いてハース勢が“ベスト・オブ・ザ・レスト”のポジション。以下、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、カルロス・サインツ(ルノー)、ザウバーのシャルル・ルクレールは3回目のQ3進出、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)までがトップ10。タイヤを自由に選べる11番手にはフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が続いた。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、予選Q1でハイドロリックの問題でギアボックスがスタック。コース上でマシンを停めて予選を断念。エンジンペナルティで最後尾スタートが決定しているダニエル・リカルド(レッドブル)がアタックを行わなかったため、14番グリッドからスタートすることになった。
トロロッソ・ホンダは2台揃ってQ1で敗退。ピエール・ガスリーは1分13秒749で17番手、ブレンドン・ハートレーは1分14秒045で18番手だった。最下位はストフェル・バンドーン(マクラーレン)だった。
F1ドイツGP 決勝は明日7月22日(日)の22時10分(現地時間15時10分)から行われる。
【Q1】
ピレリは、F1ドイツGP用のタイヤとしてミディアム(白)、ソフト(黄)、ウルトラソフト(紫)の3つのコンパウンドを選択。18分間のQ1。ターン9など濡れている部分はあるものの、セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)が真っ先にウルトラソフトでコースインし、まずは1分15秒771を記録する。
1回目のアタックではフェラーリの2台が早くも1分12秒台に突入。セバスチャン・ベッテルが1分12秒765をマーク。バルテリ・ボッタスも1分12秒台に入れて3番手に続く。路面温度は早くも36℃まで上昇。フリー走行3回目に走れなかったこともあり、上位勢を含めてQ1から各チームが多くの周回を重ねている。
終盤、5番手タイムを記録していたルイス・ハミルトンのギアボックスにトラブルが発生。ハイドロリック系のトラブルで4速でスタック。コース上でストップした後、自力でマシンを押してピットまで戻そうとしたが、途中であきらめてハミルトンの予選はここで終了することになった。
Q1のトップタイムはキミ・ライコネンの1分12秒505。以下、セバスチャン・ベッテル、バルテリ・ボッタス、ロマン・グロージャンまでが1分12秒台のタイムを記録。
Q1敗退となったのは、エステバン・オコン、ピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレー、ランス・ストロール、ストフェル・バンドーンの5台。
【Q2】
15分間のQ2。マックス・フェルスタッペンとフェルナンド・アロンソがソフトタイヤで1回目のアタックを開始。マーカス・エリクソンがグラベルに飛び出すが、なんとか抜け出して続行。しかし、コース上に砂利がまき散らされたことでセッションは赤旗中断となる。路面温度は40℃まで上昇している。
再開後はフェルスタッペンとアロンソもウルトラソフトでアタック。トップ通過はバルテリ・ボッタスの1分12秒152。8番手のシャルル・ルクレールまでが1分12秒台に入れる。ルクレールは3回目のQ3進出。
Q2敗退となったのは、フェルナンド・アロンソ、セルゲイ・シロトキン、マーカス・エリクソン、そして、Q1のトラブルで走れなかったルイス・ハミルトンと最後尾スタートが決定しているため走行を行わなかったダニエル・リカルドの5台。
【Q3】
12分間のQ3。Q3用タイヤはウルトラソフト。1回目のアタックでセバスチャン・ベッテル、バルテリ・ボッタス、キミ・ライコネンの上位3台が1分11秒台に突入。この時点でベッテルとボッタスとのタイム差は0.170秒。4番手のマックス・フェルスタッペンはトップから0.793秒であり、ポールポジションはこの3台でのバトルになりそうだ。
2回目のアタックではバルテリ・ボッタスがトップに立つも、セバスチャン・ベッテルがそれを0.206秒上回ってポールポジションを獲得。キミ・ライコネンが3番手に続いた。
カテゴリー: F1 / F1レース結果
トロロッソ・ホンダは、2台揃ってQ1で敗退。ピエール・ガスリーが17番手、ブレンドン・ハートレーが18番手で予選を終えた。
2年ぶりのF1ドイツGPの舞台となるのはホッケンハイム。DRSゾーンは1箇所追加されて3箇所となっている。午前中に行われたフリー走行3回目では直前に強い雨が降ったことで、路面は完全なウェットコンディションとなり、半数以上のドライバーがタイムを記録せずに確認走行程度で終えていた。
その後、天候は回復し、開始時には気温22℃、路面温度30℃まで上昇。路面はまだ濡れている部分はほぼドライコンディションとなっており、全車がドライコンパウンドのウルトラソフトでタイムアタックを開始した。その後、気温・路面コンディションが目まぐるしく変化するなかでの予選となった。
ポールポジションを記録したのは母国レースとなるフェラーリのセバスチャン・ベッテル。新コースレコードとなる1分11秒212を記録して、今シーズン5回目、通算55回目のポールポジションを獲得した。
2番手には0.206秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手には0.335秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。
4番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。5番手にはケビン・マグヌッセン、6番手にはロマン・グロージャンが続いてハース勢が“ベスト・オブ・ザ・レスト”のポジション。以下、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、カルロス・サインツ(ルノー)、ザウバーのシャルル・ルクレールは3回目のQ3進出、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)までがトップ10。タイヤを自由に選べる11番手にはフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が続いた。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、予選Q1でハイドロリックの問題でギアボックスがスタック。コース上でマシンを停めて予選を断念。エンジンペナルティで最後尾スタートが決定しているダニエル・リカルド(レッドブル)がアタックを行わなかったため、14番グリッドからスタートすることになった。
トロロッソ・ホンダは2台揃ってQ1で敗退。ピエール・ガスリーは1分13秒749で17番手、ブレンドン・ハートレーは1分14秒045で18番手だった。最下位はストフェル・バンドーン(マクラーレン)だった。
F1ドイツGP 決勝は明日7月22日(日)の22時10分(現地時間15時10分)から行われる。
2018年 第11戦 F1ドイツGP 予選 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分12秒538 | 1分12秒505 | 1分11秒212 |
2 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分12秒962 | 1分12秒152 | 1分11秒416 |
3 | 6 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分12秒505 | 1分12秒336 | 1分11秒547 |
4 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分13秒127 | 1分12秒188 | 1分11秒822 |
5 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分13秒105 | 1分12秒523 | 1分12秒200 |
6 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分12秒986 | 1分12秒722 | 1分12秒544 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分13秒479 | 1分12秒946 | 1分12秒560 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分13秒324 | 1分13秒032 | 1分12秒692 |
9 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分13秒077 | 1分12秒955 | 1分12秒717 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分13秒427 | 1分13秒072 | 1分12秒774 |
11 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分13秒614 | 1分13秒657 | |
12 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分13秒708 | 1分13秒702 | |
13 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分13秒562 | 1分13秒736 | |
14 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分13秒012 | NO TIME | |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分13秒318 | NO TIME | |
16 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分13秒720 | ||
17 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分13秒749 | ||
18 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | 1分14秒045 | ||
19 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分14秒206 | ||
20 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分14秒401 |
【Q1】
ピレリは、F1ドイツGP用のタイヤとしてミディアム(白)、ソフト(黄)、ウルトラソフト(紫)の3つのコンパウンドを選択。18分間のQ1。ターン9など濡れている部分はあるものの、セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)が真っ先にウルトラソフトでコースインし、まずは1分15秒771を記録する。
1回目のアタックではフェラーリの2台が早くも1分12秒台に突入。セバスチャン・ベッテルが1分12秒765をマーク。バルテリ・ボッタスも1分12秒台に入れて3番手に続く。路面温度は早くも36℃まで上昇。フリー走行3回目に走れなかったこともあり、上位勢を含めてQ1から各チームが多くの周回を重ねている。
終盤、5番手タイムを記録していたルイス・ハミルトンのギアボックスにトラブルが発生。ハイドロリック系のトラブルで4速でスタック。コース上でストップした後、自力でマシンを押してピットまで戻そうとしたが、途中であきらめてハミルトンの予選はここで終了することになった。
Q1のトップタイムはキミ・ライコネンの1分12秒505。以下、セバスチャン・ベッテル、バルテリ・ボッタス、ロマン・グロージャンまでが1分12秒台のタイムを記録。
Q1敗退となったのは、エステバン・オコン、ピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレー、ランス・ストロール、ストフェル・バンドーンの5台。
【Q2】
15分間のQ2。マックス・フェルスタッペンとフェルナンド・アロンソがソフトタイヤで1回目のアタックを開始。マーカス・エリクソンがグラベルに飛び出すが、なんとか抜け出して続行。しかし、コース上に砂利がまき散らされたことでセッションは赤旗中断となる。路面温度は40℃まで上昇している。
再開後はフェルスタッペンとアロンソもウルトラソフトでアタック。トップ通過はバルテリ・ボッタスの1分12秒152。8番手のシャルル・ルクレールまでが1分12秒台に入れる。ルクレールは3回目のQ3進出。
Q2敗退となったのは、フェルナンド・アロンソ、セルゲイ・シロトキン、マーカス・エリクソン、そして、Q1のトラブルで走れなかったルイス・ハミルトンと最後尾スタートが決定しているため走行を行わなかったダニエル・リカルドの5台。
【Q3】
12分間のQ3。Q3用タイヤはウルトラソフト。1回目のアタックでセバスチャン・ベッテル、バルテリ・ボッタス、キミ・ライコネンの上位3台が1分11秒台に突入。この時点でベッテルとボッタスとのタイム差は0.170秒。4番手のマックス・フェルスタッペンはトップから0.793秒であり、ポールポジションはこの3台でのバトルになりそうだ。
2回目のアタックではバルテリ・ボッタスがトップに立つも、セバスチャン・ベッテルがそれを0.206秒上回ってポールポジションを獲得。キミ・ライコネンが3番手に続いた。
カテゴリー: F1 / F1レース結果