F1バーレーンGP フリー走行2回目:キミ・ライコネンがトップタイム
2018年のF1世界選手権 第2戦 バーレーンGPのフリー走行2回目が6日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、キミ・ライコネン(フェラーリ)がトップタイムを記録。セバスチャン・ベッテルも2番手に続いてフェラーリ1-2体制。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが8番手タイムを記録した。
トワイライトレースとして開催されるF1バーレーンGP。フリー走行2回目は予選・決勝と同時刻帯となる現地時間18時からスタート。
サーキットは照明に照らされ、気温28.1℃、路面温度32.9℃とフリー走行1回目よりやや涼しいコンディションでセッションはスタートした。
フリー走行1回目ではダニエル・リカルド(レッドブル)が1分31秒060の最速タイムを記録していたが、開始早々にキミ・ライコネン(フェラーリ)が1分30秒689を記録して塗り替える。
コースレコードは、昨年メルセデスのバルテリ・ボッタスが記録した1分28秒769。ピレリは昨年と同じミディアム、ソフト、スーパーソフトという3種類のコンパウンドを持ち込んでいるが、全てのタイヤは1段階柔らかくなっている。
フリー走行2回目でもセッティングに苦労するドライバーが見られ、マーカス・エリクソン(ザウバー)、セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)がスピン。メルセデス勢も落ち着きがなく、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がターン1でタイヤを激しくロックさせるなど、まだまだマシンが決まっていない様子を伺わせる。
開始30分の時点でキミ・ライコネンがスーパソフトで1分29秒817をマーク。2番手にもセバスチャン・ベッテルが1分29秒台続き、フェラーリが1分30秒台のメルセデスよりもスムーズにセッションを進める。その後ろにはレッドブル勢が1秒以内で続いている展開。
しかし、ここまで順調にセッションを進めていたキミ・ライコネンが、ピットストップ時に右フロントタイヤがうまく装着されないままコースに送り出され、残り13分の時点でコース上でストップ。無線で不満を露わにした。ちなみにフェラーリのホイールナットは、開幕戦で類似したトラブルに見舞われたハースと基本的に同じものが使用されている。キミ・ライコネンとフェラーリはすぐにマシンを止めたが、アンセーフリリースの審議対象となっており、グリッド降格ペナルティを科せられる可能性もある。
フリー走行2回目のトップタイムはそのキミ・ライコネン。2番手にも0.011秒差でセバスチャン・ベッテルが続き、フェラーリが1分29秒台を並べて1-2体制で初日のセッションを終了。
3番手にはバルテリ・ボッタス、4番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢、5番手にはマックス・フェルスタッペン、6番手にはダニエル・リカルドとレッドブル勢が1分30秒台で続いた。
トップ3チームの後ろに続いたのはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が7番手。そして、8番手にはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが続いた。対照的にチームメイトのブレンドン・ハートレーはトップから3.091秒遅れの最下位に沈んでいる。
ピエール・ガスリーの後ろには0.050秒差でフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンのマクラーレン勢が続いており、予選での接戦を予感させるセッションとなった。
F1バーレーンGP フリー走行3回目は明日7日(土)の21時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果
トワイライトレースとして開催されるF1バーレーンGP。フリー走行2回目は予選・決勝と同時刻帯となる現地時間18時からスタート。
サーキットは照明に照らされ、気温28.1℃、路面温度32.9℃とフリー走行1回目よりやや涼しいコンディションでセッションはスタートした。
フリー走行1回目ではダニエル・リカルド(レッドブル)が1分31秒060の最速タイムを記録していたが、開始早々にキミ・ライコネン(フェラーリ)が1分30秒689を記録して塗り替える。
コースレコードは、昨年メルセデスのバルテリ・ボッタスが記録した1分28秒769。ピレリは昨年と同じミディアム、ソフト、スーパーソフトという3種類のコンパウンドを持ち込んでいるが、全てのタイヤは1段階柔らかくなっている。
フリー走行2回目でもセッティングに苦労するドライバーが見られ、マーカス・エリクソン(ザウバー)、セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)がスピン。メルセデス勢も落ち着きがなく、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がターン1でタイヤを激しくロックさせるなど、まだまだマシンが決まっていない様子を伺わせる。
開始30分の時点でキミ・ライコネンがスーパソフトで1分29秒817をマーク。2番手にもセバスチャン・ベッテルが1分29秒台続き、フェラーリが1分30秒台のメルセデスよりもスムーズにセッションを進める。その後ろにはレッドブル勢が1秒以内で続いている展開。
しかし、ここまで順調にセッションを進めていたキミ・ライコネンが、ピットストップ時に右フロントタイヤがうまく装着されないままコースに送り出され、残り13分の時点でコース上でストップ。無線で不満を露わにした。ちなみにフェラーリのホイールナットは、開幕戦で類似したトラブルに見舞われたハースと基本的に同じものが使用されている。キミ・ライコネンとフェラーリはすぐにマシンを止めたが、アンセーフリリースの審議対象となっており、グリッド降格ペナルティを科せられる可能性もある。
フリー走行2回目のトップタイムはそのキミ・ライコネン。2番手にも0.011秒差でセバスチャン・ベッテルが続き、フェラーリが1分29秒台を並べて1-2体制で初日のセッションを終了。
3番手にはバルテリ・ボッタス、4番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢、5番手にはマックス・フェルスタッペン、6番手にはダニエル・リカルドとレッドブル勢が1分30秒台で続いた。
トップ3チームの後ろに続いたのはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が7番手。そして、8番手にはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが続いた。対照的にチームメイトのブレンドン・ハートレーはトップから3.091秒遅れの最下位に沈んでいる。
ピエール・ガスリーの後ろには0.050秒差でフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンのマクラーレン勢が続いており、予選での接戦を予感させるセッションとなった。
F1バーレーンGP フリー走行3回目は明日7日(土)の21時(現地時間15時)から行われる。
2018年 第2戦 F1バーレーングランプリ フリー走行2回目
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分29秒817 | 32 | |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分29秒828 | 0.011 | 37 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分30秒380 | 0.563 | 31 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分30秒472 | 0.655 | 32 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分30秒745 | 0.928 | 32 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分30秒751 | 0.934 | 31 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分31秒220 | 1.403 | 34 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分31秒232 | 1.415 | 38 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン | 1分31秒282 | 1.465 | 29 |
10 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分31秒422 | 1.605 | 35 |
11 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分31秒591 | 1.774 | 33 |
12 | 55 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分31秒601 | 1.784 | 34 |
13 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分31秒809 | 1.992 | 31 |
14 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分31秒868 | 2.051 | 34 |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分31秒969 | 2.152 | 35 |
16 | 16 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分32秒372 | 2.555 | 37 |
17 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分32秒382 | 2.565 | 30 |
18 | 35 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分32秒474 | 2.657 | 37 |
19 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分32秒733 | 2.916 | 32 |
20 | 28 | ブレンドン・ハートレー | トロロッソ・ホンダ | 1分32秒908 | 3.091 | 38 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果