F1バルセロナ合同テスト最終日 結果:ルイス・ハミルトンが最速タイム
2018年のF1バルセロナ合同テストが3月1日(木)に最終日を迎え、メルセデスのルイス・ハミルトンが4日間のテストの最速タイムを記録。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは10番手タイムだった。
気温7.2℃、路面温度9.4℃のウェットコンディションでセッションはスタート。前日は降雪とその後の豪雨によって事実上テスト日は一日削られてしまったため、全チームは走行距離を稼ぐために午前中から精力的に走行を行った。
現地時間9時の定刻から開始したセッションでは、まずストフェル・バンドーンがフルウェットタイヤでタイムを計測。2時間後にはインターミディエイトのコンディションとなり、正午にはドライタイヤで走行できるコンディションに回復した。
トップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。午後から走行を行ったハミルトンは69周を走行し、ミディアムタイヤで1分19秒333をマーク。4日間のテストの最速タイムを記録してテストを締めくくった。午前中にはバルテリ・ボッタスが走行して60周を走行。メルセデスは合計で129周を走り込んだ。
2番手タイムはマクラーレンのストフェル・バンドーンが記録。ピレリの最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフトで1分19秒854をマーク。トップとのタイム差は0.521秒だが、タイヤ差を考えればパフォーマンスを測るのは難しい。
マクラーレンはストフェル・バンドーンが110周を走破した時点で昨日、悪天候でわずかなラップしか走れなかったフェルナンド・アロンソに走行機会を与えることを決定。アロンソは51周を走行し、スーパーソフトで5番手タイムを記録している。
3番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。120周を走行し、ソフトタイヤでトップから0.908秒差となる1分20秒241を記録した。
4番手タイムはハースのケビン・マグヌッセン。これまでトラブルによって走行数が制限されていたハースだが、この日は96周を走行。スーパーソフトで1分20秒317を記録した。
6番手タイムはルノーのカルロス・サインツ。ミディアムタイヤで60周を走行し、アロンソから0.11秒差の1分20秒940。ルノーは午前中にニコ・ヒュルケンベルグが走行を担当し、合計で109周を走り込んだ。
7番手タイムはウィリアムズのランス・ストロール。ソフトタイヤで1分21秒142をマーク。午前中にはセルゲイ・シロトキンが走行を担当したが、インターミディエイトでの走行でドライコンパウンドでは走行を行わなかった。
フォース・インディアはセルジオ・ペレスが走行を担当。65周の走行に留まり、ソフトタイヤで8番手タイムとなる1分21秒973を記録した。
9番手タイムはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが記録。午前中は走行を抑えていたと考えられていたレッドブルだが、午後になってもガレージで過ごす時間が長く、この日最少となる35周の走行に留まった。フェルスタッペンはターン12でコースオフを喫して赤旗の原因となっている。
トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが走行を担当。ドライバーとしては最多の147周を走破。タイムはトップから2.801秒差の10番手。スーパーソフトで記録している。
アルファロメオ・ザウバーは、シャルル・ルクレースが午後に59周、マーカス・エリクソンが午前に79周を走行。合計で138周を走り込んだ。
これで1回目の4日間の合同テストは終了。2回目の合同テストは3月6日(火)から9日(金)までの4日間、同じカタロニア・サーキットで行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果
気温7.2℃、路面温度9.4℃のウェットコンディションでセッションはスタート。前日は降雪とその後の豪雨によって事実上テスト日は一日削られてしまったため、全チームは走行距離を稼ぐために午前中から精力的に走行を行った。
現地時間9時の定刻から開始したセッションでは、まずストフェル・バンドーンがフルウェットタイヤでタイムを計測。2時間後にはインターミディエイトのコンディションとなり、正午にはドライタイヤで走行できるコンディションに回復した。
トップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。午後から走行を行ったハミルトンは69周を走行し、ミディアムタイヤで1分19秒333をマーク。4日間のテストの最速タイムを記録してテストを締めくくった。午前中にはバルテリ・ボッタスが走行して60周を走行。メルセデスは合計で129周を走り込んだ。
2番手タイムはマクラーレンのストフェル・バンドーンが記録。ピレリの最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフトで1分19秒854をマーク。トップとのタイム差は0.521秒だが、タイヤ差を考えればパフォーマンスを測るのは難しい。
マクラーレンはストフェル・バンドーンが110周を走破した時点で昨日、悪天候でわずかなラップしか走れなかったフェルナンド・アロンソに走行機会を与えることを決定。アロンソは51周を走行し、スーパーソフトで5番手タイムを記録している。
3番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。120周を走行し、ソフトタイヤでトップから0.908秒差となる1分20秒241を記録した。
4番手タイムはハースのケビン・マグヌッセン。これまでトラブルによって走行数が制限されていたハースだが、この日は96周を走行。スーパーソフトで1分20秒317を記録した。
6番手タイムはルノーのカルロス・サインツ。ミディアムタイヤで60周を走行し、アロンソから0.11秒差の1分20秒940。ルノーは午前中にニコ・ヒュルケンベルグが走行を担当し、合計で109周を走り込んだ。
7番手タイムはウィリアムズのランス・ストロール。ソフトタイヤで1分21秒142をマーク。午前中にはセルゲイ・シロトキンが走行を担当したが、インターミディエイトでの走行でドライコンパウンドでは走行を行わなかった。
フォース・インディアはセルジオ・ペレスが走行を担当。65周の走行に留まり、ソフトタイヤで8番手タイムとなる1分21秒973を記録した。
9番手タイムはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが記録。午前中は走行を抑えていたと考えられていたレッドブルだが、午後になってもガレージで過ごす時間が長く、この日最少となる35周の走行に留まった。フェルスタッペンはターン12でコースオフを喫して赤旗の原因となっている。
トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが走行を担当。ドライバーとしては最多の147周を走破。タイムはトップから2.801秒差の10番手。スーパーソフトで記録している。
アルファロメオ・ザウバーは、シャルル・ルクレースが午後に59周、マーカス・エリクソンが午前に79周を走行。合計で138周を走り込んだ。
これで1回目の4日間の合同テストは終了。2回目の合同テストは3月6日(火)から9日(金)までの4日間、同じカタロニア・サーキットで行われる。
2018年 F1バルセロナテスト 最終日 結果
順位 | ドライバー | チーム | ベストタイム | タイヤ | 周回 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分19秒333 | 69 | |
2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン | 1分19秒854 | +0.521 | 110 |
3 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分20秒241 | +0.908 | 120 |
4 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分20秒317 | +0.984 | 96 |
5 | フェルナンド・アロソ | マクラーレン | 1分20秒929 | +1.596 | 51 |
6 | カルロス・サインツ | ルノー | 1分20秒940 | +1.607 | 60 |
7 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分21秒142 | +1.809 | 54 |
8 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分21秒973 | +2.640 | 65 |
9 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分22秒058 | +2.725 | 35 |
10 | ピエール・ガスリー | トロ・ロッソ | 1分22秒134 | +2.810 | 147 |
11 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分22秒507 | +3.174 | 49 |
12 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分22秒768 | +3.456 | 60 |
13 | シャルル・ルクレール | ザウバー | 1分22秒808 | +3.475 | 59 |
14 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分24秒825 | +4.492 | 79 |
15 | セルゲイ・シロトキン | ウィリアムズ | 1分31秒979 | +12.646 | 47 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果