F1 カナダGP
2017年 フォーミュラ1 第7戦 カナダGPのフリー走行1回目が9日(金)、モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。

現地時間10時。気温20.9℃、路面温度26.2℃のドライコンディションで90分のセッションはスタート。ピレリは、F1カナダGPにウルトラソフト、スーパーソフト、ソフトというレンジのなかで最も軟らかいコンパウンドを持ち込んでいる。

初開催から50周年という節目の年を迎えたF1カナダGP。1周4.361kmの新緑と青い海に囲まれた人工島に位置するサーキットは、普段は使われていないコースのため、路面が非常に誇りっぽく、序盤は何台かのマシンがスピンを喫する場面が見られた。

開始早々、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)のマシンから白煙。エンジン故障でコース上にストップしてイエローフラッグが提示された。

コーナーの少ないストップ&ゴー特性でエンジン、トラクション、ブレーキの性能が試されるサーキット。

トップタイムはメルセデスのルイス・ハミルトン。前戦モナコGPでは苦戦を強いられたハミルトンだが、唯一1分13秒台となる1分13秒809をマーク。2番手には0.198秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、4番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

その後ろにはセルジオ・ペレス、エステバン・オコンとメルセデスエンジンを搭載するフォース・インディア勢が続いた。

マクラーレン・ホンダは、インディ500でF1モナコGPを欠場していたフェルナンド・アロンソが復帰。しかし、13周を走行した時点でマシンにトラブルが発生してストップ(16番手)。ストフェル・バンドーンは11番手タイムで1回目のセッションを終えた。

F1カナダGP フリー走行2回目は、このあと27時(現地時間14時)から行われる。

2017 第7戦 F1カナダGP フリー走行1回目

順位Noドライバーチームベストタイム周回
144ルイス・ハミルトンメルセデス1分13秒80936
25セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分14秒00728
377バルテリ・ボッタスメルセデス1分14秒04621
47キミ・ライコネンフェラーリ1分14秒23028
511セルジオ・ペレスフォース・インディア1分14秒57834
631エステバン・オコンフォース・インディア1分14秒87535
733マックス・フェルスタッペンレッドブル1分14秒86119
819フェリペ・マッサウィリアムズ1分15秒10631
93ダニエル・リカルドレッドブル1分15秒44123
1026ダニール・クビアトトロ・ロッソ1分15秒65826
112ストフェル・バンドーンマクラーレン・ホンダ1分15秒94329
1218ランス・ストロールウィリアムズ1分16秒23325
138ロマン・グロージャンハース1分16秒31336
1420ケビン・マグヌッセンハース1分16秒34518
1527ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分16秒47327
1614フェルナンド・アロンソマクラーレン・ホンダ1分16秒52113
179マーカス・エリクソンザウバー1分16秒80624
1846ジョリオン・パーマールノー1分17秒00426
1994パスカル・ウェーレインザウバー1分17秒60628
2055カルロス・サインツトロ・ロッソ 1
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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1カナダGP